アンコンシャスバイアス研修は、誰もが無意識的に持ってしまっている偏見に自ら気づけるようにする、また無意識の偏見に基づく行動や発言が出てしまいそうになった際に適切に対処できるようにするための研修です。近年は、ダイバーシティが強化され、また、ハラスメントに対する社会的な位置づけが変わった中で、アンコンシャスバイアス研修に力を入れる企業が増えています。
本記事では、アンコンシャスバイアス研修を導入する企業が増える背景や研修の必要性、メリット、さらに効果的な研修実施のポイントについてご紹介していきます。
<目次>
- アンコンシャスバイアス研修の導入企業が増える背景
- アンコンシャスバイアス研修の必要性
- アンコンシャスバイアス研修を実施するメリット
- アンコンシャスバイアス研修を効果的にするためのポイント
- アンコンシャスバイアス研修に役立つサービス
アンコンシャスバイアス研修の導入企業が増える背景
まずはアンコンシャスバイアスに対処しようとしている企業が増えている背景を確認します。
ダイバーシティ経営への対応とハラスメント防止
現在は、個人の価値観が多様化したことに加え、ダイバーシティ経営の推進により女性、障害者、外国人材といった多様な人材を抱える組織も増えてきています。似たような価値観を持った人同士で集まっていた昔の組織と比べると、「暗黙の了解」や「説明しなくても分かる常識」をベースに仕事を進めていくということは難しいという状況です。
多様性が増し、価値観や常識の共有度が減少すると、無意識の偏見によるコミュニケーションのトラブルが起きやすくなります。トラブルが深刻なものとなれば、ハラスメント等として取り上げられることもあるでしょう。
また、アンコンシャスバイアスは、自分は相手に対して配慮したつもりでも、相手にとっては差別的な扱いだと受け止められてしまうケースもあります。例えば、「積極的に仕事をしたい」という子育て中の女性従業員に対して、「子育て中は無理をさせてはいけない」と本人の意向に反して簡単な仕事しかさせない慈悲的差別もアンコンシャスバイアスの一つです。
そうしたネガティブなものはもちろん、ある種の善意によるものも含めて偏見を取り除き、多様な人材が活躍できる組織にしていくためには、アンコンシャスバイアスに対応できるようにしていく必要があります。
価値観の多様化と世代間ギャップ
現在は、性別や国籍といった属性の多様化に加え、内面における価値観の多様性も許容される方向で社会が変わっています。また、この2,30年は終身雇用、雇用関係、働き方などが大きく変わり、個々人の仕事や雇用に関する価値観も変化・多様化しています。
とくに上記の変化を受けて、雇用や仕事に関しては世代間で考え方に大きな隔たりが生まれやすい傾向にあります。とりわけ昭和世代と令和世代には価値観に大きなギャップがあり、摩擦が生まれやすくなっています。
とくに職場で管理職になっていたり、先輩であったりする昭和世代のアンコンシャスバイアスは、令和世代に対するコミュニケーションのすれ違いや若手のエンゲージメント低下等にも発展しやすくなります。
たとえば、ある専門商社では、昭和世代の経営者や幹部の旧態依然とした価値観に若手が反発した結果、社内評価が高い若手ばかりが一気に離職して大きな問題となりました。優秀層ほど今の時代に適用した価値観を持ち、かつ、行動力があるため、「この会社の上層部とは相いれない」と思うと一気に転職を決める傾向がありますので注意が必要です。
もちろん過度に個人にすり寄るようなマネジメントは必要ないでしょう。組織として守るべき規律や価値観はあって然るべきです。ただし、一方的な押し付けや思い込みによって若手人材を離職させてしまわないようにするためにも、自社や自分たちどんなバイアスを持っているかに気づき自覚する。そして、必要あれば修正する、自制すること不可欠です。
イノベーションの促進
女性活躍やダイバーシティ経営などの動きは、少子化やグローバル化に伴うものでもあり、同時にイノベーションの創出等を意図するものでもあります。多様な価値観や意見を掛け合わせる、また、常識を疑うことが、イノベーションにつながります。
しかし、その中で意思決定を担う経営幹部や管理職が、前例主義やアンコンシャスバイアスにとらわれてしまっていたのでは、イノベーションの芽も潰されてしまいます。
イノベーションによって新たな価値を生み出し、企業の競争力を高めていくためにも、アンコンシャスバイアスに気づけるようにするというのは重要になってきます。
アンコンシャスバイアス研修の必要性
アンコンシャスバイアスは日常の中で自覚することは難しい側面もあり、適切に対応できるようにするためにはアンコンシャスバイアス研修の実施が有効です。その理由を解説します。
無意識下に働くバイアスを意識できるようにする
バイアスの概念が広く世に知られるようになったのは、行動経済学の研究が進み、行動経済学でノーベル経済学賞を受賞する人も出てきたことです。
それまでの経済学においては、「人間は常に合理的に物事を考え判断を下す」という前提がありました。しかし実際の人間は、不合理な判断を下してしまうことが多くあります。なぜそのような意思決定をしてしまうのかを解明し、注目されるようになったのが行動経済学です。
行動経済学によると、人間の思考の大部分は、無意識下で処理されているとされています。人間の無意識に存在しているもののひとつがバイアスです。バイアスは、少ない時間と労力で決断が下せるように存在するものであり、人間の進化と共に生み出され、太古の昔から残っているものです。バイアスには様々なものが存在しています。
バイアスは、人類の、そして自分の過去の知識や経験等に基づいて少ない労力で素早い決断ができる反面、ある種「決断を精査する過程」を飛ばすものです。従って、目の前の現実をちゃんと精査した意思決定ではないため、間違った判断につながってしまうケースが出てきてしまいます。
バイアスは、人類の進化の歴史において変化や競争の激しい自然界において生き残っていくために身についたものであり、誰にでも存在するものです。バイアスに素早い意思決定が可能になった一方で、時代変化や状況に合わない決めつけや思い込みによって判断ミスも生じます。
こうした間違いを防ぐためには、自身のバイアスを自覚して、意識的に考えることが必要になります。
人類が自然界における生存競争を乗り越えるのに役に立ったバイアスですが、いまの時代に即した判断の正確さにおいては問題が出てきます。組織の上層部や管理職になるほど、誤った意思決定が周囲に与えるネガティブな影響は大きいものです。バイアスによって歪められた判断によって問題を引き起こしてしまわないようにするために対策が必要になります。
しかし、上述してきたようにバイアスは無意識下で動くものだからこそ、日常生活では意外と気づきにくいものです。だからこそ、Off-JTでの研修を通じて、知識を身に付けて「気づく」ことが大切になります。
判断の合理性をメタ認知できるようにする
無意識下での感情や思考は、私たちの意思決定に大きな影響を与えます。
人間は、脳への負荷の大きい理性的な思考よりも、脳への負荷の小さい感情的な思考に流されやすいということが知られています。そのため、感情的に決めつけてしまうということが起こりやすいのです。じっくり考えて検討することを避けて、なんとなく雰囲気や好き・嫌いで決めてしまったりするのが感情的な思考で決めてしまう一例です。
感情に飲み込まれてしまうと、理性的な思考が働かなくなっていってしまい、合理的な判断は困難になります。
感情や無意識の思考に飲み込まれないようにするためには、自分の感情や思考をメタ認知できるようにすることがポイントです。これも研修を通じて、メタ認知の概念と感覚をつかんだうえで、トレーニングしていくことが有効です。
学びを実践できるようになるまでサポートが必要
アンコンシャスバイアスは、無意識下で反射的に働くのです。だからこそ、日常から離れた研修でまず気づく必要があります。そして、研修を通して気づいたとして、一回学んだ程度では行動のすべてを是正することは難しいものです。
これまで無意識的にやってしまっていた思考や意思決定のクセを直すには、何度も繰り返しトレーニングして定着させる必要があります。
トレーニングしては、まずは「必ず気づける」レベルまで到達することが大切です。気づくことが出来るようになれば、不適切な行動や発言が出そうになった時に、うまくブレーキをかけることができるようになるでしょう。
アンコンシャスバイアス研修を実施するメリット
アンコンシャスバイアス研修を通して、自身が無意識下でどのようなバイアスを持っているかに気づき、意思決定や思考の歪みを意識的に修正できるようになります。アンコンシャスバイアス研修を実施することが、どんなメリットにつながるかを確認します。
人材の定着率が高まる
離職が生まれる大きな要因の一つが、人間関係のトラブルです。
アンコンシャスバイアスに適切に対処できるようになることで、思い込みによってコミュニケーションの行き違いが生じてしまうのを防げるようになり、人間関係のトラブルを減らせるようになります。
「上司は、私のことをちゃんと理解してくれていない」「この上司の下では働き続けられない」となると、エンゲージメントは下がり、自分を理解してくれる人を求めて転職してしまうことにもなりかねません。
とくに管理職の無意識におけるバイアスは、部下に大きな影響を与えます。最近はこんな偏見は減ってきていますが、たとえば「子育て中の女性には重要な仕事は任せられない」「愛社精神があればサービス残業はするものだ」「プライベートよりも仕事を優先するのが当たり前」といった無意識の偏見を持っている管理職がいれば、いまの若手はかなりの確率でエンゲージメントが低下する、離職するのではないでしょうか。
偏見に囚われず、フラットに物事を見られる管理職が増えれば、人間関係のトラブルが減ることはもちろん、チームの心理的安全性も高まるでしょう。
エンゲージメントや生産性の向上
人間関係が良くなる、また、心理的安全性が高まると、周囲を信頼して自分の意見や懸念を素直に言えるようになります。自分の意見を忌憚なく発言する、また、それが取り入れられると、エンゲージメントも高まっていきます。
また、バイアスの存在は意思決定の負荷を減らし、効率を高めるものです。たとえば、良く知られるバイアスに「自分と共通点が多い人には親近感を感じやすい」「人は機会の可能性よりも損するリスクに敏感である」といったものがあります。
これらは、太古の時代に敵味方を識別したりリスクを回避したりするためには効率的な意思決定基準でした。しかし、ビジネス上の意思決定、たとえば、パートナー選定や採用、人事評価、施策の判断などがこうしたバイアスに左右されていたらどうなるでしょうか。
メンバーが忌憚なく意見を発言できる、管理職がバイアスに左右されずに意思決定をできれば、意思決定の質は高まり、生産性は高まっていくでしょう。
採用力の向上
ここでの採用力向上は、母集団形成などだけでなく、「採ってはいけない人を落とす」「採るべき人を合格させる」「優先順位を誤らない」といった見極め精度の向上です。
たとえば、人材を採用する際、「自社に馴染む人材か?」を意識するあまり、どうしても似通った人材ばかりを採用してしまうということになりやすいものです。そうなると異なる考え方をもった人材を入社させてイノベーションを創出していくことは難しくなってきてしまいます。
また、先ほど少し紹介した「自分と共通点が多い人には親近感を感じやすい」などのバイアスも採用の合否判断を誤るもとになります。採用においてバイアスが与えるネガティブな影響や存在するバイアスの種類は下記の記事で紹介しています。
アンコンシャスバイアス研修を通して、自分が持っているバイアスに気づけるようになることで、面接等の合否精度が高まり、採用力の向上につながるでしょう。
サービス改善やイノベーションの促進
無意識下での思い込みに気づけるようになることで、今まで考えつかなかった新しいアイデアを生み出せるようになります。
常識や前例、慣習といったものは、生まれた当初はビジネスを円滑に進めるうえで役にたったものですが、時代が変わると、適切ではない部分が必ず出てきます。そうした「従来の当たり前」に囚われなくなることは、サービス改善やイノベーションにつながっていくことが期待できます。
アンコンシャスバイアス研修を効果的にするためのポイント
アンコンシャスバイアスは無意識下で働くため、単に知識を教え込むだけの研修では効果が出にくい側面もあります。効果的な研修とするためにはどういった点を意識していけばいいのかを紹介します。
自社の課題を事前に整理する
まずアンコンシャスバイアス研修を実施する前に、「自社はどんなバイアスの課題を抱えているか?」ということを明確にしておくことが大事です。
研修を企画する側がある程度把握しているものもあるかもしれませんが、現場のコミュニケーション、また受け取り手の感覚は意外とブラックボックスです。
たとえば、経営層や管理職のコミュニケーションでどこに課題があるか?は、発信側に聞いても分かりません。受け取り手に丁寧にヒアリングしてみないと分かりません。
事例を交えた実践的な内容のものとする
内容があまりにも一般的なものだと抽象度が高いため、実践する上で「実際にどう対応したらいいのかわからない」という場面が出てきてしまいます。また、自社で研修するのであれば、前述した通り、自社で起こっている課題に基づいた研修をすることが効果性を高めるためには大切です。
HRドクターを運営する研修会社ジェイックが、ある大手企業でアンコンシャスバイアス研修を実施した際には、事前に対象者の部下に「キャリア面談」という形で外部1on1を実施。
そこで見えてきた管理職のコミュニケーション、アンコンシャスバイアスの課題を踏まえて、ケーススタディを作成。そのうえで、ケーススタディとディスカッション、レクチャーを実施することで研修の効果性を高めました。
経営層や管理職から受講を進めていく
アンコンシャスバイアスによる意思決定やコミュニケーションの影響が大きいのは、まず組織の上層部、そして、現場の意思決定やコミュニケーションを担う管理職です。
組織の上に行くほど、組織に与える意思決定の影響は大きくなり、判断には正確さが求められるようになってきます。また、メンバーのエンゲージメントを左右する要素の70%は管理職(上司)が担っているとも言われます。
そうした点を踏まえて、バイアスによるネガティブ影響を最小限にするためには、経営層や管理職から優先的に研修を実施していくことが重要です。
上の人が変わっていくことで下の人もそれに影響されて変わっていくようになり、組織全体の意識を変えていくことにつながります。まずは上層部や管理職にアンコンシャスバイアス研修を実施したうえで、中堅社員や若手に展開していくとよいでしょう。
アンコンシャスバイアス研修に役立つサービス
HRドクターを運営する研修会社ジェイックでは、アンコンシャスバイアス研修も提供していますし、また、以下のようなアンコンシャスバイアス研修に役立つサービスを提供しています。
感情への洞察力やマネジメント力を高めるEQ研修
感情に流されてしまうとアンコンシャスバイアスの影響を大きく受けてしまいます。自分、そして相手の感情に振り回されず、自分はバイアスにかかっていないかを客観的に認識できるようにするには、感情をマネジメントする力を身につけることが重要になります。
また、相手の感情に対する洞察力を高めることも、自分のバイアスにとらわれずに相手を理解できるようになる上で大事になってきます。
感情をマネジメントする力を身につけ、また相手の立場に立って相手の感情を理解できるようになるために役立つのが、EQ研修です。
EQ研修では、EQが生まれた歴史的背景から基本的な部分から学ぶことができ、EQについての理解を基礎から固めることができます。また、EQPI®というEQの発揮状況を測定する診断によって自分のEQマネジメント力を可視化し、どこに課題があるのかを明確にすることで行動変化や成長を促します。
自分に合わせた行動計画を策定し、2ヶ月間にわたって実践していくことで確実にEQを向上させていくことができます。
関連サービス資料を
ダウンロードする
...
デール・カーネギー・トレーニング(リーダーシップ&コミュニケーション研修)
バイアスにしばられて一方的な決めつけをしてしまうと、部下と上司の信頼関係は崩れ、自分の言うことを全く聞いてもらえなくなったり、距離を取られたりしてしまうといった状態になりかねません。
そのような状態に陥ってしまうのを防ぎ、相手をポジティブな感情にして動かすことができるようになるのがデール・カーネギーのリーダーシップ&コミュニケーション研修です。
研修では、デール・カーネギーが長年教育の現場で培ってきた「人間関係の30原則」をワークと実践を中心に学びます。人間関係の30原則の中にある「人を動かす原則」には、「盗人にも五分の理を認める」「人の立場に身を置く」というものがあります。
こうした原則を身につけることで、相手の事情も考慮せずに一方的な押しつけになってしまうのを防ぐことができます。
相手に寄り添えるようになることで良好な信頼関係を構築でき、コミュニケーションも円滑になります。
この他にも、「議論を避ける」「誤りを指摘しない」という「人を説得する原則」を身につけることで、バイアスにしばられて自分は絶対的に正しいと思い込んでしまい、相手を傷つけてトラブルになってしまうのを防ぐことができます。
今までの一方的な命令や圧に頼ったマネジメントから脱却し、相手をポジティブな感情にしていくことで、エンゲージメントを高めていくことができます。
関連サービス資料を
ダウンロードする
...
異なる価値観や意見を受け入れ相乗効果を生み出す「7つの習慣®」研修
アンコンシャスバイアスを克服した先にあるものが、多様な人材が互いに協力し合いながら成果をあげ、異なる考えを掛け合わせることでイノベーションを創出していくことです。意図的な相乗効果の発揮が可能な組織にしていくために役立つのが、「7つの習慣®」研修です。
7つの習慣®研修では、まず「パラダイム」という自分のバイアス、フィルターに気づくトレーニングを行います。アンコンシャスバイアス研修と掛け合わせることで、アンコンシャスバイアス研修の効果が高まります。
また、7つの習慣®の中にある「第4の習慣 Win-Winを考える」「第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される」という習慣を身につけると、相手の立場や要望を理解するコミュニケーションが徹底されるでしょう。
さらに、「第6の習慣 シナジーを創り出す」を学ぶことで、互いの違いを受け入れて、相乗効果を発揮するためのスキルが身に付きます。
関連サービス資料を
ダウンロードする
...
「イクボス」教育プログラム
女性に対する差別や偏見が根強く残っている組織では、女性人材が活躍していくのが難しくなってしまいます。女性人材が活躍していけるようにするためには、ワークライフバランスに配慮し、女性のキャリアを応援してくれる上司である「イクボス」の存在が欠かせません。
また少子化などの流れもあるなかで、女性活躍できる組織を作ることは従業員の介護対応などにも通じます。
「週5日×8時間プラス残業を、プライベートよりも仕事優先でこなす人が偉い」といった画一的な価値観から離れ、多様な部下のプライベート状況や個性を尊重したうえで、組織をパフォーマンスさせられるイクボスを育成するのが、「イクボス」教育プログラムです。
カウンセリングによる実態調査に基づいて対応すべき課題を明確にし、研修で課題に基づいたケーススタディやロールプレイングなどを通して、イクボスとしての考え方やコミュニケーションの取り方を学んでいきます。
関連サービス資料を
ダウンロードする
...
外部1on1とキャリア相談プラットフォームKakedas(カケダス)
アンコンシャスバイアスは無意識下で働くため、本人は気がつきにくいものです。周囲の人が気づいて指摘しようとしても、気を遣ってしまって言い出しづらいということも多くあります。そんな時にお勧めなのが、キャリア相談プラットフォームのKakedas(カケダス)です。
Kakedasでは、守秘義務のある外部のキャリアコンサルタントとの1on1を通して、相談者は仕事での悩みについて本音で話すことができます。モヤモヤした気持ちをキャリアコンサルタントにサポートしてもらいながら言語化することができ、メンタル面でのフォローも受けることができます。
面談で得られた相談者の本音は、本人を特定されない形でレポートとしてまとめられ、上司や組織にフィードバックされます。そのレポートをもとに、自社のアンコンシャスバイアスの課題や状況を把握して、効果的な研修の実施へとつなげていくことができます。
関連サービス資料を
ダウンロードする
...