信頼関係を築くのが上手い人には、共通の特徴があります。そのため、信頼関係を築くことに苦手意識を持っている人は、上手い人がやっている行動を取り入れることがおすすめです。
信頼関係を築く行動①小さな約束を守る
端から見て些細と思えるような小さな約束もきちんと守る人は、信頼される傾向にあります。
小さな約束とは、例えば「時間を守る」「決められたことを必ずやる」など、ひとつひとつは誰でも出来ることであることが大半です。
逆に、小さな約束すら守れないような人は「こんなこともできないのか」と思われてしまい、信頼を失いかねません。
小さなことすらできない人に大きな仕事は任されないので、成長やキャリアアップの機会も得にくくなるでしょう。
組織の中には「大きな仕事を任せてもらえない」と不満に思っている人がいるものです。
ただ、意外とそうした人ほど、通常業務での成果、小さな約束を守ることを積み重ねられていなかったりするものです。
信頼関係を築く行動②行動と発言が一致している
言っていることとやっていることが一致している人は、「自分の発言に責任を持てる人」とみなされ、信頼されるようになります。
逆に、「口だけの人」は周囲から信頼されなくなるものです。自分が口にしたことは、必ずやり遂げる意識を持つようにしましょう。
信頼関係を築く行動③できないことは素直に断る
先ほどから「約束を守る」「口にしたことは必ずやり遂げる」といった内容を記載しましたが、これらが大事だからこそ、頼まれたことは何でも引き受けるのではなく、できないときは素直に断ることも大切です。
「信頼される」ためには言われたことをすべて引き受けるべき、と考えている人もいるかもしれません。
確かに、引き受けることで相手からの信頼が積みあがる側面もあるでしょう。同時に、何でもかんでも引き受けていると、自分のリソースの限界を超えてしまい、できないことが出てきます。
自分ができないことを引き受けてしまえば、結果的に約束を守れなくなり、却って信頼を損ねることにも繋がりかねません。信頼を落とさないためにも、できないと思ったら素直に断りましょう。
ただし、できないことでもできるようになるための努力は必要です。
引き受ける時点でリスクも共有したうえで、できるように精いっぱい取り組む、きちんと進捗を報告すれば、結果的にできなかったとしても信頼を落とさずに済むでしょう。
信頼関係を築く行動④間違いがあったときに素直に謝れる
信頼される人は、自分の判断や行動に誤りがあったとき、素直に謝るものです。人間、誤りやミスゼロにすることはほぼ不可能です。
しかし、間違いがあったときに素直に謝れないと、信頼を大きく落としてしまいます。
間違いが発覚した時、保身のために素直に認められない人、言い訳してしまうひともいます。そうした行為は逆に信頼関係を損ねるものです。自分の誤りは素直に認め、謝罪しましょう。
信頼関係を築く行動⑤周囲への感謝を口にしている
周囲の人から何かをしてもらうことが当たり前だと思っておらず、常に感謝の言葉を口にしている人も、信頼されやすい傾向にあります。
また、感謝の言葉を言ってもらえた相手の気分はよくなるので、チーム全体の雰囲気が上向くことにも繋がります。
チームで仕事に取り組む以上は、助け合う場面が必ず生じます。
普段から「やってもらえる、助けてもらえることは当たり前ではない」という意識を植え付け、感謝の言葉を口にできる環境を整えることが大切です。
信頼関係を築く行動⑥他人の気持ちや感情に配慮できる
信頼関係を構築できている人は相手の状況や感情に配慮して、話したり行動したりしています。もちろん仕事においては、相手の状況や感情を最優先にできるわけではないでしょう。
一方で、人は感情の生き物です。適切に配慮することで信頼関係が維持できますし、仕事もスムーズに進むものです。
逆に、自分の都合だけを中心に進めるような人は「自己中心的」とみなされてしまい、信頼を築くことは難しいです。
配慮するというのは大げさなことだけではなく、たとえば、忙しい部下に仕事をお願いするときに、ただ単に「これよろしく」というのと、「忙しいところ悪いけどこれお願いしていい?」と言うのでは、圧倒的に後者のほうがいい印象を受けるはずです。
立場が上がってくるほど、それだけ仕事の進行が重要なものになってきて、指示や命令をする権限をあたられることになります。
だからこそ、立場や権限だけで人を動かすことがないように注意が必要です。
信頼関係を築く行為⑦言い訳をしない
「素直に謝る」という行動とも関係してきますが、間違えたとき、上手くいかなかったとき、何かのせいにして言い訳をする人は信頼を失っていきます。
言い訳することが習慣化している人には、どこかのタイミングできちんとフィードバックしてあげることも大切です。
言い訳が習慣化すると信頼も失ううえに、自分の非を顧みる機会を失ってしまうので、自己成長も見込めなくなります。
信頼関係を築く行為⑧他人の悪口や文句を言わない
納得いかないことがあったときに、悪口や文句を言わないことも大切です。悪口や文句を口にしてしまうと場の空気が悪くなってしまい、生産性の低下にも繋がります。
また、自分の前で誰かの悪口や文句を言っている人は、「別の誰かの前では自分の悪口や文句を言っているかもしれない。人の陰口をたたく人だ」と思われて信頼を失うものです。
周囲から悪口や文句が出てきたときは「どうすればいいと思う?」と、代案を求めてみるのがおすすめです。
改善点やできる方法を提案してくれるだけでも、悪口や文句から建設的な議論に生まれ変わることがあります。
信頼関係を築く行為⑨嘘や隠し事をしない
信頼関係の構築が上手い人は、嘘や隠し事をしません。
嘘や隠し事が発覚してしまうと「他にも何か隠しているのではないか」と勘繰られてしまうものですし、「あの人は嘘をつく人」だと思われてしまうものです。
もちろん仕事の中では、周囲にオープンにできないことも生じます。
周囲から「隠し事をしている」と思われないためには、普段から共有できるものはきちんと共有したうえで、「こういう条件に該当するものは共有できない」と伝えることが大切です。