| ステレオタイプバイアス | 人の属性や傾向に対して偏見や固定観念を持つ |
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| 正常性バイアス | 危機的状況を過小評価し、正常の範囲であると思い込む |
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| 集団同調性バイアス | 集団内の人の言動に同調し、流される |
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| 権威性バイアス | 権威のある人の言動は全て正しいと思いこむ |
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| 確証バイアス | 自分の考えを肯定する情報だけを注視する |
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アンコンシャスバイアスには、さまざまな種類があります。ここでは、日常で出やすい主要なアンコンシャスバイアス5つを紹介します。
ステレオタイプバイアス
ステレオタイプバイアスは、人の属性や傾向に対して、無意識に偏見や固定観念を持つことです。多くの人が、性別、国籍、年齢、職種など、さまざまな属性に対する抽象的な知識やイメージを持っていることから生じます。
例えば、「男性は論理的で、女性は感情的だ」「最近の若者は根性がない」といった発言も、ステレオタイプバイアスから生じます。「○○大学の出身だから(前職が○○だから)優秀だろう」「○○さんはどうせこうだ」などはステレオタイプバイアスの一種です。
ステレオタイプバイアスが作用すると、相手の属性で無意識に「こうだろう」と決めつけてしまい、“相手”そのものを見ないことになり、判断を誤りやすくなります。
正常性バイアス
正常性バイアスは、異常事態や危機的状況の際に、これまで経験から「そんなことはありえない」「一時的な話ですぐに戻る」などと偏った判断をして、“これは正常の範囲である”と思いこんでしまうバイアスのことです。
正常性バイアスが働くと自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまいます。正常性バイアスとは本来は心の平穏を守るために備わっている脳の機能です。
ただし、異常事態や危機的状況の際には、「この程度なら大丈夫だろう」「自分なら大丈夫」と問題をないものとしてしまうことで対応が遅れ、被害拡大してしまう危険性もあります。
集団同調性バイアス
集団同調性バイアスは、集団のなかにいると集団内のメンバーとつい同じ行動をとってしまうバイアスのことです。
日常生活では協調性につながる機能である一方で、問題が起こったときには判断が遅れたり、「多くの人がそう考えるのであれば、それが正しいのだろう」と偏った判断をしてしまったりします。
日本人が前例や慣習に流れてしまいがちなのは、集団同調性バイアスが強い傾向があると表現することも出来ます。
権威性バイアス
権威性バイアスは、権威のある人の言動はすべて正しいと思いこんでしまうバイアスのことです。上司の指示に従えば間違いないと思ったり、専門家の意見をうのみにしたり、「○○が言うのなら……」と、内容をよく吟味しないままに受け入れてしまいます。
上司や経営陣、また、外部のメディアや見識者のコメントを事実確認せずに、正しいと思い込んでしまのは、権威性バイアスが作用しています。もちろん権威者や経験者の言葉は参考になる場面も多いでしょう。
しかし、どういった文脈で言っているのか、どんな根拠で言っているのかなどを一切確認しないまま、「あの人が言っているから」と鵜呑みにしてしまうことは非常に危険です。
確証バイアス
確証バイアスは、無意識的に自分に都合の良い情報のみを集めてバしまうイアスのことです。確証バイアスが働くと、多様な情報があるなかで、自分の考えを肯定する情報だけが目に入りやすくなり、反証する意見は集めようとしなかったり、無視したりします。
自分なりの仮説や意見を持つことは大切です。しかし、確証バイアスにはまってしまうと、無意識に自分の仮説や意見と反する事象を無視してしまい、間違った意思決定につながります。