1.採用要件が曖昧
![]()
「どのような人材を採用したいか?」という採用要件(人物像)が曖昧であったり、ズレやブレがあったりする状態だと、採用活動は上手くいかないことが増えるでしょう。
たとえば、営業職の未経験採用だとして「セールスとしてポテンシャルがある人材」という曖昧な要件では、面接官同士の認識も統一できませんし、母集団形成で何を使うか、どんなメッセージを打ち出すかも曖昧になってしまいます。
たとえば、営業職の採用要件を定義する場合、以下のように自社の営業としてパフォーマンスするのに必要なスキルや特性を具体的にすることが大切です。
- 今回の採用では営業経験は問わない
- 初対面の相手とのラポール形成力
- 提案型の商談に必要な理解力、論理的思考力
- 達成動機の強さ(適性検査とエピソードで確認)
- レジリエンスやストレス適応力
ただし、人事担当者などが採用要件を独断で決めてしまうと、採用の決裁者である経営層や現場のニーズとギャップが生じて、ミスマッチを起こしてしまいがちです。
採用要件のすり合わせは、経営層や現場も巻き込んで行なうことが大切です。
また、採用の市場相場を理解していないのも採用がうまくいかない原因になります。特に中途の場合、採用市場に出てくる優秀なキャリア人材の数は限られます。
採用したい人材の要件と自社の採用力が釣り合っていないと、採用の実現性が難しくなります。
採用基準を妥協すると後で後悔することになりますが、自社の採用力と準備できる待遇、また、採用の市場相場も理解したうえで、現実的に実現可能な採用要件を設定する必要があります。









