25卒理系学生の振り返り
![]()
学生の就活は年度によって少しずつ変化しています。25卒はどのような実態だったのか?アンケート結果をもとに振り返っていきましょう。
仕事選びは大学での所属や専攻の影響を受けている
業界や職種などの仕事選びで重要視したのは、以下の通りです。
大学で学んだ内容を活かしたいと考えている学生が圧倒的多数を占めています。
学位別にみても、修士・博士、学士ともに大学での所属や選考を最重要視しているため、企業としても理系学生が大学で培った専門的なスキルや知識を、自社でどう活かせるかをアピールすると効果的です。
最も重視しているのは社風 / 社員の雰囲気
就職活動は、複数社から内定をもらうケースも多々あります。その中で理系学生が重要視したのは、以下の通りです。
- 社風 / 社員の雰囲気
- 給料・待遇
- 仕事のやりがい
特に社風 / 社員の雰囲気は注目度が高いため、採用サイトやインターンシップ、社員座談会などを通じて、実際の空気感を理系学生に伝えていくと効果的です。
一方、学位別で比較すると、少し異なる結果がみられました。以下を見てみましょう。
学士の場合、仕事へのやりがいをあまり求めておらず、代わりに勤務地を重視する傾向にあります。
入社後の勤務先がどう決定されるのか、どれほど希望が通るのかなど、勤務場所に関する情報発信を積極的にすることが好ましいでしょう。
2番目以降に重視しているものは仕事と生活の両立
理系学生が最も重要視しているのは、社員 / 社風の雰囲気です。しかし、次点で重要視しているものは共通しています。
- 給料や待遇生
- 勤務地生
- 福利厚生
社風 / 社員の雰囲気も含めて、いかにワークライフバランスがとれるかも意識していることがわかります。精神的な充足ではなく、地に足をつけた判断をしていると見て良いでしょう。
理系学生が就職活動で後悔しているポイント
初めての就職活動を経験したケースが多い中、後悔を残した学生は多く、全体の半数以上を占めています。
![]()
![]()
後悔を残す点に関しては、以下の結果が見られました。
就活に関する情報収集など、自身の動き方に関するものばかりです。理系学生はゼミや卒論などで、文系学生と比べて就活に時間を割きにくい傾向にあります。そうした背景が顕著に表れた結果だといえるでしょう。
そのため、企業としては理系学生が比較的時間をとりやすい時期にイベントを開催するなどの工夫をすることで、学生にリーチできる可能性が高まります。
就職活動をきっかけに考えが変化する場合も多い
学生にとって就職活動は初めての経験です。実際に就職活動を進めていった結果、途中で志望する業界や職種が変わるケースは多くあります。
実際、業界・職種が変わったという学生は全体の37%も存在しており、決して少ないとはいえない数値です。変化した理由としては、以下のようなものがありました。
- 自分のやりたいことが変わった
- インターンシップに参加して変わった
- 選考の中で自分に合っていないと気付いた
特にインターンシップ参加をきっかけとする声が多いことから、学生と接点を作り、業界や企業への関心を高めるための施策として有効であるといえます。
また、就活を進める中で志望先が変わる可能性が少なくないことから、インターンシップで接点を持った学生への継続的なアプローチが、今後の選考への参加率を左右するでしょう。
入社前に知りたい情報は仕事選びのポイントと共通している
仕事内容や待遇・給与など、理系学生が入社前に知りたい情報は、冒頭で解説した「仕事選びで重視するポイント」と共通しています。以下を見てみましょう。
実際の仕事内容や会社の雰囲気を伝える手段としては、企業の働き方や社内の空気を体験できるインターンシップが効果的です。
また、待遇や給与への注目も高く、初任給の額を再検討することや福利厚生などの社内制度を改めて整備することも重要です。






