オンライン研修には、以下のような特徴とメリット、注意ポイントがあります。
オンライン研修の特徴
オンライン研修の特徴は、参加者を複数グループに分ける機能があるツールを使えば、グループワークなども可能となることです。
最もスムーズなのは、Zoom Meetingのブレイクアウトルームと呼ばれるものを使うことです。
また、オンライン研修だからこそ実現できることも、いくつかあります。オンライン研修ならではの利点やメリット、一方で注意点を紹介します。
オンライン研修の利点
オンライン研修には、大きく分けて以下2つのメリットがあります。
①チャットやドキュメントの活用
オンライン研修ならではの利点は、以下のことができるところです。
- 研修への意見やコメントを、チャットやドキュメントに一斉に書き込んでもらえる
- グループワークの議事録を、一斉にドキュメントに記入してもらえる
- チャットで質問を一気に出してもらえる など
こうした「オンラインならではの双方向性」をうまく生かすと、場合によっては対面研修以上にインタラクティブに研修を進行することができます。
なお、オンライン上で資料を配布すれば、当然のことながら、印刷の手間や費用はなくなります。
また、研修内で記載した内容もそのまま保存や配布をすることも可能となります。
②場所と時間を自由に選べる
一般的にオンライン研修の利点としてあげられる場所の時間の自由さは大きなメリットです。
オンライン研修なら、講師と受講者の両方がリモートワークを行なっている自宅から研修に参加することも可能です。
双方が自宅から参加すれば、移動の工数がなくなります。
また、たとえは、複数の拠点があったり店舗展開していたりする企業や、直行直帰が多い企業などでも、すべてのメンバーに学びの機会を平等に提供できるでしょう。
また、自宅から研修を実施・参加すれば、参加者を集める会場も必要ありません。会場のレンタル料や、椅子・テーブルなどを並べる工数も不要です。
また、対面研修で拠点などから人を集める場合、移動の時間や費用などを考えると、どうしてもまとめて半日や1日の研修を実施することになってしまいがちです。
一方で、移動が発生しないオンライン研修であれば、フォローアップ研修を高頻度で実施したり、研修を小分けにして1回あたりの時間を短縮したりする……などの方法で、研修の効果性を高めることも可能になります。
こうした方法はオンライン研修ならでの研修スタイルといえます。
オンライン研修の注意点
オンライン研修には上記のように研修の効果性を高められる利点がある一方で、実施するときには以下の点には注意する必要があります。
①集中力が低下しやすい
オンライン研修は、画面越しに研修を受けるため、リアル研修よりも集中力が低くなりがちです。
特に、講師の説明が長く続く一方的な研修になると、集中力の低下が著しくなります。
また、講師の側も、参加者の目線や表情などの細かな情報を拾いにくくなるため、参加者の集中力の状況や理解度を把握しにくくなります。
したがって、オンライン研修では、受講者の集中力や理解度を上げるために、研修プログラムの設計や進行を工夫する必要があります。
②実践が難しいことがある
オンライン研修の場合、たとえば、新人研修でよく行なわれる「名刺の渡し方」や「お辞儀の仕方」のロールプレイングのように、身体や機材を使った実践などは難しくなります。
また、当然のことながら、「現地で機材を操作する」といったこともできません。当たり前の話ですが、オンライン研修には「画面越し」という限界があります。