自分の天気を持つ
お世話になっております。
HRドクターを運営する株式会社ジェイックにて
取締役 兼 教育事業部長を務めます
東宮美樹と申します。
最近、天気が崩れがちですね。
天気が崩れると、交通の足に影響が出て、
お客様とのお約束に影響が出てしまう方も
いらっしゃることかと思います。
また、天気が崩れると、
そのような実質的な被害とは別に、
気分が少し暗くなったり、
どことなく憂鬱な気分になったりします。
私達が一番得意な研修である、
「7つの習慣(R)」研修の中では、
「自分の天気を持つ」
というお話をします。
例えば土砂降りの日。
どんよりとした気持ちのまま出社して、
どんよりとした気持ちのまま働き始めたとしたら、
良い1日が過ごせそうでしょうか?
これは天気だけに限りません。
例えば仕事でミスをしてしまった時。
ミスをしてしまったからといって、
いつまでも落ち込んだ気持ちのまま、
業務に取り掛かり続けたとしたら、
また別のミスを起こしそうではありませんか?
雨が降っているなら
雨の雰囲気を楽しんだり、
仕事でミスをしてしまったなら、
「仕切り直して頑張ろう!」と、
気持ちを入れ替えたり、
自分自身のセルフコントロールも
社会人にとっては大切な仕事の一つです。
例え、実際の天気が土砂降りだったとしても、
心の中にまで雨を降らせるのではなく、
外とは別に、心の中に「自分の天気」を持つことで、
いつでも高いパフォーマンスを発揮する。
そのようなことを研修中にお伝えしています。
「7つの習慣(R)」の著書である
スティーブン・R・コヴィー博士は、
以下の様なことを仰っています。
「他人の行動が私達を傷付けるのではない。
それに対してどう反応するかが
私達を傷付けるのである」
難しい言葉ですよね。
分かってはいても、実際には
ミスをしたら凹んでしまいますし、
嫌な事をされたら、相手に対してカーッと
なってしまうこともあります。
大事なのは、
自分の気持ちを知り、
「自分の天気」を持とうとする姿勢です。
気持ちの整理が、まだ少し苦手な新人達にこそ、
持ってほしい考え方ですね。
今週はここまでとさせていただきます。
来週もよろしくお願いいたします。