面接の基本を知ろう
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面接官になって日が浅い人は、採用のフローに慣れていない場合もあるはずです。まずは一般的な組織で行なわれる面接について、基礎的な知識を解説します。スキルの習得時の参考にしてください。
面接の流れ・回数
採用面接では、採用フローにしたがって面接が行なわれます。『募集活動』からスタートし、『書類選考』や『筆記試験』を経て、書類選考と筆記試験の合格者が『一次面接』に進む流れが一般的です。
面接形式は、選考の段階やその組織が応募者に何を求めるかによって、取り入れる種類が変わってきます。一般的に実施される面接は大きく4つです。
集団面接は、複数の応募者を集めて同時に面接を行なう形式です。選考序盤の一次面接で実施されるケースが大半となります。
集団面接は、『応募者の絞り込み』を目的に行なわれます。集団面接でふるい落として、合格者のみが二次面接に進めるシステムです。
グループディスカッションは、特定のテーマを応募者同士で議論するタイプの面接です。応募者の性格や個性・協調性といった資質を評価します。
集団面接と同様に、応募者の絞り込みが目的です。選考の序盤、場合によっては書類選考や筆記試験と並行して実施されます。
個人面接は、面接官(1名または複数)と応募者1名によって行なわれるタイプの面接です。さまざまな角度から掘り下げた質問を通じて、人材が自社に適しているかを見極めるのが目的となります。
個人面接には、見極めと同時に魅了付けという大事な役割もあります。自社で内定を出す人材は、他社でも内定を獲得することが一般的です。
したがって、個人面接では、見極めと同時に志望度の向上を図る必要があります。なお、面接は1回のみの場合もあれば、二次面接のあとに三次面接、四次面接などまで行なうケースも珍しくありません。
一般的には、応募者が多い、見極めの基準が厳しい企業ほど面接回数は増える傾向があります。
一般でイメージされる面接とは少し異なり、実際に入社後にしてもらう仕事のロールプレイングをしてもらったり、模擬的に作業や課題に取り組んでもらったりする選考です。
言葉のみでやり取りする面接とは異なり、模擬的に仕事をしてもらうことで、面接では見抜けない資質を見極められます。
ただし、ロールプレイングなどは、応募者にも負荷がかかります。そのため、ロールプレイングやワークサンプリングを選考に取り入れている企業は限定的です。
面接にかける時間
面接にかける時間は、面接形式によって異なります。集団面接は時間が比較的短く、全体では30分~60分、1人あたりの応答時間は5~10分程度です。
面接官は限られた時間で、絞り込みの最低基準を満たしているかを判断しなければなりません。
一方、応募者1名で行なう個人面接は1人あたり30分~60分が一般的で、集団面接よりも時間が長くなります。
面接官はエントリーシートや履歴書の内容、また事前の評価情報なども確認したうえで、応募者に質問していきます。
個人面接では応募者からの質問に対応したり、魅了付けするために情報提供も行なうため、きちんと時間内で終わるように時間配分を考えましょう。
評価シートの役割
採用に使う『評価シート(面接評価シート)』とは、面接の評価基準や項目を定めたシートです。
シートを使って面接を進めることで、面接官ごとに判断がズレることを最小限に抑えるともに、企業として一貫性のある評価ができるようになります。
評価シートを使わないと、面接官の個人的な感情や主観が入り公平な評価ができない可能性が高まります。
注意しましょう。評価シートを作成する際は、企業や部署が求める人物像を明確にしたうえで評価項目を設定します。
具体的には、人事部門が各部署と連携しながら、点数の比重や合格ライン・NGラインなどを設定していきましょう。






