営業職採用の現状
雇用の動向を示す重要指標に、厚生労働省が毎月算出している“求人倍率”があります。求人倍率とは、求職者に対する求人数の割合のことであり、“新規求人倍率”と“有効求人倍率”の2種類があります。
求人倍率が「“1”を上回っているかどうか?」で、以下のことがわかるようになっています。
- 求人倍率が“1”を上回った場合:求職者よりも求人企業のほうが多い
- 求人倍率が“1”を下回った場合:求人企業よりも求職者のほうが多い
令和5年6月分の「一般職業紹介状況」を見ると、営業職業従事者の新規求人倍率は3.61、有効求人倍率は2.03であり、求職者よりも求人企業のほうが多い“売り手市場”の状況であることが見えてきます。
また、以下の表で営業職業従事者と全職業計(統計表上は「職業計」)と比べてみると、営業職を求めている企業の割合はかなり高く、営業職採用はかなり厳しいことがわかるでしょう。
《全国計》
| 新規求人倍率 | 有効求人倍率 | |
|---|---|---|
| 全職業計(職業計) | 2.17 | 1.12 |
| 営業職業従事者 | 3.61 | 2.03 |
なお、対前年同月比でデータに目を向けてみても、新規・有効どちらの求人倍率においても、以下のように全職業の平均よりかなり高い現状が見えてきます。
《全国計・対前年同月比》
| 新規求人倍率 | 有効求人倍率 | |
|---|---|---|
| 全職業計(職業計) | 0.07 | 0.03 |
| 営業職業従事者 | 0.27 | 0.26 |
なお、令和4年6月や令和3年6月といった過去のデータでも、営業職の求人倍率はどちらも“1”を上回っていました。
こうしたデータから見ても、営業採用の厳しさは“いま高い状況”というだけでなく、“数年に渡って上昇傾向が続いている”と考えてよいでしょう。
出典:一般職業紹介状況(令和5年6月分)について 参考統計表(厚生労働省)
出典:一般職業紹介状況(令和4年6月分)について 参考統計表(厚生労働省)
出典:一般職業紹介状況(令和3年6月分)について 参考統計表(厚生労働省)







