女性活躍プロジェクトのよくある失敗事例①目標はあるけど方針がない?
一つ目の失敗事例は「女性管理職比率を◯%まで増やす!」と目標設定まではするが、方針がないというケースです。
A社では事務職の女性社員が多く、経営層は総合職への転換を進め、また、女性管理職の比率を上げることを目指していました。
しかし、「女性管理職比率20%を目指す!」という目標が経営方針として発表された時、現場の女性社員からは、「何を言っているのか分からない」、「自分は管理職になりたくない」「ロールモデルがいない」という声が多く上がってきました。
じつは、これまで女性に管理職になる期待をかけていなかった場合、上記は当たり前の反応だということです。ここで一喜一憂したり失望したりする必要はありません。
「ロールモデルがいない」と言われた時、「実際いないしなぁ」と諦めるのではなく、「管理職になりたくない」本音の理由を探る必要があります。
そうやって探っていくと実は、「なりたいけど、この点やあの点で無理だと思っている」とか、責任感の強い方だと「責任を全うできない」という感覚になっているということを紐解いてあげるだけでも変わってくることもあります。
また、経営トップから女性活躍に関する発信をすることは重要ですが、トップと現場、そして目標と現状のギャップを解消する教育や様々な施策に一貫性がないと、懐疑心は払拭できません。
とくに今までが女性を管理職にするような風土がなかった会社であれば、女性活躍の目標だけを発表しても「どうせ嘘でしょう」という疑念を持つ女性社員は多いと思った方がよいでしょう。









