女性リーダーが活躍する組織づくり3つのポイント①「時間」の観点~両立可能性の問題
まずは「時間」の観点です。仕事と家庭の両立、ライフスタイルの維持など、一番初めに出てきやすい視点です。
女性活躍を進めようとしている会社で「管理職って大変そう」「土日出勤や残業も多くしんどそう…」という声を聞くことがありますが、社内でこうした声があがる状態は女性活躍の推進にとって非常に大きなハードルとなります。
たとえば、私が2006年に入社したころのジェイックはまだかなりの残業体質で、時短勤務だった私は定時であがることに対してものすごく申し訳ない気持ちでしたし、「この働き方を求められるのであれば両立は厳しいな…」とも思っていました。
ジェイックでは、働き方改革に取り込み、残業体質を解消したことで、一気に女性の管理職が増えました。
パーソル総合研究所の調査で、「組織開発的残業施策が女性の管理職意向のUPにつながる」というデータがあります。
組織開発的残業施策というのは聞きなれない言葉です。
組織開発的残業施策と対比されるのは「ノー残業デーを設定する」「勤怠管理を厳格にする」など、とにかく勤怠管理をきっちりして残業時間を減らすという、管理的残業施策です。
これに対して、「残業の原因を解消する」「時短にして生産性も高める」「きちんと時間当たりの成果で評価する」というのが組織開発的残業施策です。
やはりこちらの施策のほうが時短で働く女性にとっては嬉しいですし、時短で働いて成果も出せるイメージが湧くようになります。
ジェイックも残業体質だった時は、無駄な作業がとても多かったですし、間伸びしたような会議も見受けられました。その中で、残業削減に向けたトレーニングを上層部、管理職層から実施しました。
上層部や管理職層がうまく時間を活用できるようにならないと、「こんな風にはなりたくない」「あんな風には働けない」と思われてしまいます。









