ウイニングエッジ
お世話になっております。
HRドクターを運営する株式会社ジェイックにて
取締役 教育事業部長を務めます
東宮美樹と申します。
今回は「ウイニングエッジ」について
お話ししようかと思います。
テニスなどの用語で
「ウイニングエッジ」という概念があります。
「ウイニングエッジ」とは
ボールが入ったら得点が入る
ラインぎりぎりの部分のことを指して言います。
ラインを超えたか超えていないか、という差は
極めて僅かな差ではありますが
その僅かな差で得点や勝利が決まったりします。
これは、他のスポーツ等でも
当てはめることができます。
例えば、良く出される例でいうと
競走馬の例があります。
すごく競っていた競走馬がいたとします。
その2匹の差はほとんどなく
ゴールにたどり着いた差も
僅か鼻先程度だけだったとします。
ですが、その僅かな差で
1位になった馬と、そうでない馬が得られる
賞金の差は、とても大きなとなります。
実力はほぼ拮抗しているにもかかわらず、です。
そしてこれは、しばしばビジネスにも
当てはめて使われることがあります。
ビジネスにおいて
10倍の成果を出す人がいたとします。
ですが、その人が他の人よりも
10倍優れているかというと
そういうわけでもありません。
その人たちの違いはなにか、と言われると
ほんのわずかな違いなのです。
例えば営業の世界でいえば
このタイミングで、顧客と接触できているか
といったことかもしれませんし
マネジメントの世界でいえば
ここで、その一言を部下に投げかけられているか
といったことかもしれません。
目に見えることかもしれませんし
目に見えないことかもしれません。
ですが、確実に言えることは
「大きな結果を生み出す小さな違いがある」
ということです。
この違いを見つけられるかどうか。
そして、その違いをアクションに変えて
実行できているかどうか。
それが、成果を出す秘訣なのかもしれません。
貴社における
「ウイニングエッジ」とは
何でしょうか。
今週はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いいたします。