営業研修のおすすめ6選|実績が豊富な研修会社を目的別に紹介

営業研修のおすすめ6選|実績が豊富な研修会社を目的別に紹介

近年、Webマーケティングの発達とECが普及するなかで、営業職に求められる能力はより高度化しつつあります。単なる「御用聞き」や「商品紹介」は、WebサイトとECで代替されつつあります。

 

したがって、いまの時代の営業には、いわゆるソリューション営業や提案営業など、相手のニーズを的確に把握して、ニーズに合わせた提案や見せ方をする力が求められています。

 

営業パーソンがこうした能力を身に付けるには、営業研修を利用することが有効です。

 

ただ、いままで外部の営業研修を利用したことがない場合、どういう選択肢があるかわからないこともあるでしょう。

 

また、いくつかの研修会社を知っていても、どこが自社に合っているかで悩んでいる人もいるかもしれません。

 

記事では、営業研修の選び方とおすすめ研修会社を6つ紹介します。営業研修の選び方を確認したうえで、ぜひ問い合わせてみてください。

<目次>

営業研修の選び方

パソコンを使って仕事する若いビジネスマン

 

営業研修は、さまざまな研修のなかでも「事業成果に直結する」という特徴があります。こうした営業研修の投資対効果を最大にするには、自社に合う研修会社やプログラムを選ぶことが大切です。

 

本章では、効果性の高い営業研修の選び方を紹介します。

自社の営業課題を特定する

営業研修のプログラムは、自社の営業課題の解消につながるものでなければなりません。そのため、まずは、自社の営業(組織・個人)に、どのような課題があるかを特定することが大切です。

 

たとえば、営業組織のよくある課題としては以下のようなものがあります。

  • 新規開拓力が低い……
  • 既存顧客の深掘りが進まない……
  • 「値下げ」で受注しようとする……
  • 「商品説明」の営業しかできていない……
  • 若手の戦力化が進まない…… など

課題の特定で重要となるのは、なるべく深掘りすることです。

たとえば、「若手の戦力化が進まない」という課題があった場合、「戦力化が進まないとは具体的にどういう状態か?」「なぜ戦力化が進まないのか?」「どういうスキルが足りないのか?」などまで以下のように言語化できると、自社に合う営業研修を見つけやすくなります。

  • ラポール形成が苦手……
  • お客様の不要感を解除できないまま商品案内している……
  • ヒアリングが浅いので、説明が刺さっていない
  • 相手の心に響くプレゼンテーションができていない…… など

上記のように具体的な課題を特定するには、営業同行などを通じて現場で起きていることを知ることも大切です。

研修の目的・ゴールを明確にする

営業課題が明確になったら、次は、研修を通じて「どういう状態にしたいか?(なりたいか?)」という目的・ゴールを設定しましょう。

 

ゴールは、営業研修の効果を測定するためにも、具体的で計測できるものにすることが大切です。

 

たとえば、自社に「若手の戦力化が進まない」という課題があった場合、「入社3年目までの若手には、全員の年間売上を3000万円に到達させる」などの具体的なものにすれば、成果があったかどうかの評価もしやすくなります。また、具体的であるほうが、研修プログラムのゴールも研修会社と共有しやすいでしょう。

 

こうした具体的な目的・ゴールを設定するうえでは、目標設定のフレームワーク・SMARTの法則を使うことがおすすめとなります。SMARTの法則の詳細は、以下の記事をチェックしてください。

自社にあった研修を選ぶ

次に、設定した目的・ゴールを達成できる研修を探しましょう。

 

ただ、似たような研修会社のどちらにすべきか判断できないときには、自社の営業課題をさらに深く言語化してみるのも一つの方法です。

 

また、次に紹介するような実績や自社の課題に合わせてアレンジしてくれるかといった点も大切になります。

実績を確認する

営業研修の効果性は、講師によって左右されます。

 

また、営業メンバーは日頃から売上数字を前線で追いかけているからこそ、「営業研修の講師に力があるか?」「講師の言うことは役に立つか?」を細かく見る傾向があります。

 

だからこそ、講師の経歴、営業研修の成功事例などは必ずチェックすべきです。

 

営業演習の場合、発注前には必ず講師と会わせてもらうことがおすすめです。

自社向けにアレンジしてもらう

研修で学んだことを現場での実践や業績にすぐつなげるには、自社の業界や営業スタイル、商談の特徴などを踏まえた事例やプログラムにしてもらうことが大切です。

 

たとえば、「経営層向けのSaaS営業」と「購買担当向けの新規開拓」では商談の組立てやポイントは大きく変わってきます。

 

営業研修の内容を、自社の商材サービス、そして、顧客層や営業スタイルに合わせて、アレンジしてもらうことで、参加者の理解も進みます。

 

また、研修後も実践にも入りやすくなるでしょう。したがって、研修を発注するうえでは、「事例などをきちんとアレンジしてくれるか?」の確認も非常に大切です。

営業研修のおすすめ6選

名刺交換する女性

 

営業研修で実績が豊富な研修会社を6つ紹介しましょう。

株式会社セレブリックス

営業代行支援や営業コンサルティングを行なう企業です。「セールストレーニング」は、12,000サービスの営業支援で得た生きたノウハウを提供する研修になっており、以下の層に実施可能です。

  • 新入社員・若手向け
  • 若手・中間層向け
  • 営業マネジメント層向け

「セールストレーニング」の目的は、「売れる営業」の再現性と習慣化を追い求めることになります。5種類のプランをベースとしたセミオーダー型の研修です。

 

研修では、講師陣がトークスクリプトを用意し、リアルな顧客を演じるロープレを実践していきます。そして、研修後は、営業パーソン一人ひとりに、具体的なフィードバックも行ないます。

アチーブメントHRソリューションズ株式会社

法人向け人材コンサルティング会社です。

 

アチーブメントHRソリューションズ株式会社では、購買心理に基づいた提案営業の秘訣を学び、顧客満足と成果創造を両立させる「営業力強化研修」を提供しています。

 

営業力強化研修の特徴は、購買プロセスの段階ごとに営業スキルを極められることです。

 

また、営業職の意義・価値をあらためて認識し、自信・誇りを持って行動できるようになることも、特徴の一つになります。営業スキルだけでなくモチベーション強化にもつながる内容でしょう。

株式会社ラーニングエージェンシー

旧 トーマツ イノベーション株式会社です。13,000社の人材育成・社員研修を支援しています。具体的には、以下のような12種類の営業スキル研修を提供中です。

  • 【法人営業向け】新規開拓営業のコツ〈案件フォロー・クロージング編〉
  • 【法人営業向け】新規開拓営業のコツ〈商談準備編〉
  • 【法人営業向け】新規開拓営業のコツ〈管理職のための営業管理編〉
  • クレーム電話対応
  • クライアントコミュニケーション研修
  • キーアカウントマネジメント研修 など

なお、ラーニングエージェンシーでは、以下のようにさまざまな受講形式を提供しています。

  • オンライン企業内研修
  • 講師派遣型研修
  • 定額制オンライン研修
  • 定額制集合研修
  • チケット制ビジネス研修

ソフトブレーン・サービス株式会社

「営業を科学する」をコンセプトに、営業コンサルティングや営業研修などを実施する企業です。以下のようなプログラムを提供しています。

  • ソリューション営業コアスキル習得講座
  • 若手トップガン養成講座
  • アレキサンダー
  • アトランティス

アレキサンダーは、ビジネスゲームを通じて企業経営を学ぶ営業マネージャー養成プログラムです。アトランティスは、受動的な社員の心に火を付ける行動変革プログラムになります。

 

ソフトブレーン・サービス株式会社では、公開講座やセミナーなども提供しています。

株式会社セールスアカデミー

以下のように、営業職向けの研修メニューが特に豊富な研修会社です。

  • 新入社員営業研修
  • 営業基礎力醸成プログラム
  • 営業力徹底強化プログラム
  • 短期集中・マンツーマン営業力強化プログラム など

上記のほかにも、定額制の研修受け放題や、インターネット配信/オンデマンドといった多彩な形式の研修を提供しています。「営業模試」を使えば、新入社員や営業パーソンの営業力も診断可能です。

株式会社ジェイック

HRドクターを運営する研修会社ジェイックでも、営業部隊の能力不足を解決する営業トレーニングを提供しています。

 

営業研修を受講すると、顧客が買わない原因でもある「4つの不」の解消を基本スキームとしたグローバルのトップ企業でも導入されている体系化された商談プロセスを身に付けられます。

 

また、ジェイックの営業研修の大きな特徴は、ロールプレイングと現場実践を通じて、研修の学びを成果創出につなげていくことです。

 

営業トレーニングを担当するのは、営業経験32年の経験を持つ大ベテランになります。営業職時代の彼には、わずか1年で135社もの新規企業の開拓を実現した経験があります。

 

なお、ジェイックでは、企業の要望や状況に応じて、専用の「営業強化プラン」を提案可能です。

 

「既存顧客から見放される」「新規契約を獲得できない」などの営業課題に悩む経営層の方は、以下のページからぜひ営業研修の資料をダウンロードしてみてください。

まとめ

営業研修の効果を最大化するには、以下の点を大切にしながら自社に合うサービス選定をする必要があります。

  • 自社の営業課題を特定する
  • 研修の目的・ゴールを明確にする
  • 自社にあった研修を選ぶ
  • 実績を確認する
  • 自社向けにアレンジしてもらう

HRドクターを運営する研修会社ジェイックでは、営業部隊のスキルを大幅に高めるとともに、提案型のソリューション営業を実現する営業トレーニングを提供しています。

 

御用聞き営業やお願い営業、価格勝負にならざるを得ない営業などから自社のメンバーを脱却させたい人は、ぜひ以下のページから営業トレーニングの資料をダウンロードしてみてください。

著者情報

宮本 靖之

株式会社ジェイック シニアマネージャー

宮本 靖之

大手生命保険会社にて、営業スタッフの採用・教育担当、営業拠点長職に従事。ジェイック入社後、研修講師として、新入社員から管理職層に至るまで幅広い階層の研修に登壇している。また、大学での就活生の就職対策講座も担当。

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