モチベーションとは何か?
モチベーションとは、心理学で「動機」や「動機づけ」を意味する言葉です。
動機とは、人間が行動を起こすきっかけになるものです。また、動機づけとは、「動機をつける」、つまり行動のきっかけを生み出すアプローチの総称です。
「やる気」との違い
一般的に「モチベーション」と「やる気」は同じ意味で使われることが多い言葉です。
やる気というと、どちらかといえば「プロなのだから、自分でやる気を高めなさい」「やる気を言い訳にする」「やる気がなかなか出ない」といった形で、一種の精神論や根性論的にとらえられてしまう部分もあります。しかし、モチベーション(=動機)は、心理学的に数々の研究がされており、実務やマネジメントに活用できるものも多くあります。
ビジネスパーソンは自分自身のパフォーマンスを高めるために、また、上司やリーダーや組織のパフォーマンスを高めるために、“モチベーション”とは何かを理解して、適切なセルフマネジメントやフォローなどをしていくことが大切です。
モチベーションの4分類
心理学者のデイビッド・マクレランドが提唱する「マクレランドの欲求理論」では、モチベーションを、以下の4つに分類しています。
- <マクレランドの欲求理論におけるモチベーションの4分類>
- 達成動機:成し遂げることへの欲求
- 権力動機:人より優れる、人に影響したり動かしたりすることへの欲求
- 親和動機:人と関係したい、仲良くなりたいという欲求
- 回避動機:失敗・困難を避けたいという欲求
4つの動機それぞれの強さや優先順位は、人によって異なります。
たとえば、Aさんが「達成動機が最も高く、回避動機が著しく低い」一方で、同期のBさんは「達成動機と親和動機が同じぐらいに高く、権力動機が著しく低い」こともあるでしょう。
モチベーションのマネジメントをするときには、各メンバーの動機の強さを把握したうえで、それぞれに合ったアプローチをすることが有効です。欲求理論を使ったマネジメントの具体的な方法は、以下の記事で紹介しています。








