
組織に貢献する部下を育成するためには、いくつかのコツがあります。働くだけの部下から組織に貢献する部下を育てるために、必要なポイントをみていきましょう。
①指示待ちではなく、自ら考える部下を育成する
仕事には必ずしも明確な答えがありません。上司も完璧ではありませんから、部下の方が良いアイデアを持っているという場合もあります。
このため組織が発展するためには、部下の能力を引き出すことが重要です。そのためには、できるだけ部下に考えさせるようにしましょう。
部下がわからなければ、ヒントを与えることも有効といえます。
②部下が成長できる仕事を与える
部下を育てるためには、仕事の仕分けも重要です。上司には部下の成長に資する仕事を与えることが求められます。
仕事を与える際には、部下に任せる理由と、達成すべき基準を示しましょう。部下ができる仕事が増えるたびに、上司の仕事は楽になり、より上位の仕事にチャレンジできるようになります。
③失敗事例は組織知として共有する
最短距離で部下を育成するためには、無駄な失敗はさせないことが大切です。
そのために、失敗事例を組織知として共有しておきましょう。組織知として共有することで、部下は自らが失敗することなくして失敗から学ぶことができ、能力向上につながります。
また、組織として同じ失敗を繰り返さなくて済むこともメリットといえます。
④チェックやフォローアップは万全に
ここまで説明した通り、部下に任せた仕事は部下が主体となって行うようにすることで、成長を促すことができます。上司が気を付けるべきことは、放置しないことです。
定期的に報告させることによって、間違った方向に進んでいないかチェックする必要ができます。もし失敗に向かっているような場合は、上司が介入しなければなりません。
そのためにも、チェックは万全に行いましょう。
⑤失敗した時こそ、部下が伸びるチャンス
部下が失敗した時は、部下が伸びるチャンスです。部下の失敗に上司がどう対応するかにより、部下は伸びることも委縮することもあります。
ポイントは失敗理由を考えさせ、次に同じことを起こさないようにすることです。何がいけなかったのか、また失敗した理由を部下が理解できるまで説明することが大切です。
部下が失敗の理由を理解していないと同じ失敗を繰り返しますから、このプロセスをおざなりにしてはいけません。
そして、どのようにしたら成功できるのか、その方法を部下に考えさせると良いでしょう。このようにすると、次のチャンスではきっと成功を収めることができるはずです。
POINT!
- 組織の発展のためにも。自ら考える部下を育成することが必要です
- できるだけ部下が成長できる仕事を割り当てましょう
- 無駄な失敗体験は不要です。かわりに組織知として蓄積されている失敗事例から学ばせることが必要です
- 部下が間違った方向に進まないよう、定期的にチェックすることが大切です
- 失敗した時は、次に同じ失敗をしないよう、理解できるまで説明しましょう