LMS(学習管理システム)とは何か?
LMSは、主にe-ラーニングやオンライン研修で用いられるシステムです。オンライン研修における、動画の管理、視聴状況、レポートの提出、受講管理等の煩雑な研修運営を一元管理すると同時に、研修効果を高めることができます。この章では、LMSの概要やLMSを導入するメリットを解説します。
LMSとは?
LMSは、Learning Management System(学習管理システム)の略称で、e-ラーニングやオンライン研修を実施する際のプラットフォーム(基盤となるシステム)です。
パソコンやスマートフォン等を使って学習がおこなわれるe-ラーニングでは、LMSを使用することで、動画と理解度テストやレポートを組み合わせたり、いくつかの動画を組み合わせて、1つの研修プログラムを作ったりすることができます。また、管理者側で教材管理や受講者の進捗状況、提出物の確認等もできます。
受講者も、動画のあとに理解度テストが入ったり、掲示板等でQ&Aをおこなったり、プログラムの一覧を見たり、自分の学習履歴を管理できたりするため、効率よく受講することができます。
e-ラーニングとオンライン研修
e-ラーニングとオンライン研修の概要を改めて確認しておきましょう。
本記事でいう「e-ラーニング」とは、「あらかじめ準備された動画や教材で組み立てられた研修コンテンツを、受講者がパソコンやスマートフォンを使って好きなときに受講できる研修」のことを指します。
これに対して、記事内での「オンライン研修」は、「インターネットで同時接続してインタラクティブ(双方向性)な環境を作り、対面形式での研修と同じような研修を実施する形式」を指しています。
これまで、LMSはe-ラーニングとセットで使用されてきました。e-ラーニングはコンテンツを準備すれば、受講者が時間や場所の制約を受けず学べるというメリットがある一方で、研修の効果性を生み出すことが難しい側面もあり、限定的な利用に留まってきました。
しかし、コロナ禍の中で、双方向型のオンライン研修が急速に普及したことで、オンラインでも十分な研修効果を生み出すことが理解されました。その結果、アフターコロナでは、社員育成は、e-ラーニングとオンライン研修と対面研修の3つを組み合わせて運用することが主流になると考えられています。その中で、LMSは研修効果を高めるために欠かせないツールとして、注目が集まっています。






