
社員研修に使えるゲームをいくつか紹介します。
チームビルディングを培う際に効果的なゲーム
・ペーパータワー
ペーパータワーはとてもシンプルながら、チーム内でコミュニケーションをとりながら課題を乗り越えていく体験が得られるゲームです。制限時間内で、クラフト紙などでできるだけ高いタワーを作り上げるゲームです。
タワーを作り終えたら、全員で手を離し、倒れなければ計測タイムに移行します。倒れないようバランスも保ちつつ、かつ高いタワーを作るためには、作戦を練ることも大切です。また、うまくいかないときでも互いに気遣い、チームワークの質を保つことも必要となり、チームビルディングの重要性と難しさを学べるゲームです。
リーダーシップの発揮や意思決定には、普段のコミュニケーションスタイルが出ますので、「自分の癖」を振り返ってもらう上でも有効です。
・条件プレゼン
条件プレゼンは、いくつかのグループに分かれて、事前に与えられたキーワードやテーマに沿って、各グループにプレゼンを企画してもらうものです。最終的に、もっとも面白いプレゼン・良いプレゼンを行ったグループが優勝となります。
ペーパータワーと同じようにチーム内でのディスカッションや意思決定などのコミュニケーションを行えることに加えて、“想像力を働かせたり新たなアイデアを構想して最終的には1つに絞り込む”という企画プロセスを一通り含んでいる点を生かすこともできるでしょう。
新人研修に効果的なゲーム
・ビズストーム
「ビズストーム」は、株式会社ビズストームによって開発されたビジネスゲームです。チームをいくつかに分け、メンバーそれぞれが企業の経営者となってゲーム内で業績を競い合います。ゲームでありながら、マーケティング戦略の重要性などが体感できる内容となっています。
専用のキットも必要となりますが、実施するための研修プログラムなども揃っています。「事業/ビジネスとは何か?」を考えるものですので、振り返りのやり方によって、新人だけでなく、さまざまな対象に活用できます。
・バースデイライン
バースデイラインは10分前後で完結し、非常にシンプルで簡単に実施できるゲームです。参加者をいくつかのグループに分けて、各グループ内で、前から誕生日の日付順に並び変わってもらうゲームです。
ゲーム中、参加者は無言でいることがルールです。筆談などもNGであり、参加者には言葉を使わないコミュニケーションが求められます。制限時間が来たら、先頭から順番に、それぞれ誕生日を言っていきます。誕生日順に並び替えられているチームが最終的に優勝となります。
研修の冒頭でアイスブレイクやチームビルディングを行ったり、リーダーシップについて考えさせたり、ノンバーバール(非言語)コミュニケーションの大切さや難しさについて気づきを与えたりすることができます。
・マナーストーリー
マナーストーリーはビジネスマナーを学ぶゲームです。ビジネスマナーは直接的に教えようとすると押し付けがましくなりがちですが、マナーストーリーではクイズ形式で参加者が楽しく習得できるようにデザインされています。
ビジネスマナーを問うクイズに正答し、信頼チップを失わないようにしながら、商談の場にたどり着くことを目指します。実施には専用のキットが必要となりますが、キットはレンタルすることも可能です。
マネジメントのコツを学ぶために効果的なゲーム
・マネジメントゲームMG
マネジメントゲームMGはソニーによって開発されたボードゲームであり、研修に用いられるゲームとして非常に有名です。経営を疑似体験できる作りになっており、決算書の読み書きなどの実務的な経営ノウハウもゲームの中で登場します。今後、経営参画が期待されるマネージャー層に意識の向上を促したり、若手に経営的な目線の獲得を促したり、様々な目的で取り入れられます。
1回の実施に1時間程度の時間がかかり、また専用のキットが必要となることから、実施にはある程度の準備も必要ですが、ゲームを通じて経営に関する学びが得られる作りになっています。
・The 商社
「The 商社」は、株式会社プロジェクトデザインが開発した研修ゲームです。いくつかのグループに分け、それぞれのグループを1つの商社のように見立てます。最終的には、他のグループ(他の商社)との交渉を繰り返しながら、チームの資産最大化を目指します。
交渉のプロセスでは、チームの意見をまとめたり、他チームとの利害を調整したりする必要があります。ゲームの中で複雑な対人折衝の経験を積むことで、人をまとめて規模の大きな仕事をやりとげることの面白さや大変さを体験できます。