新入瀟員に入瀟1ヶ月間で仕事の姿勢ず考え方、奜たしい習慣を身に付けおもらうのノりハり

新入瀟員に入瀟1ヶ月間で仕事の姿勢ず考え方、奜たしい習慣を身に付けおもらうのノりハり

コストず手間をかけお採甚した新入瀟員。圌・圌女達が䞀人も欠けるこずなく無事入瀟匏を迎えられるこずに、ホッず䞀安心する人事の方は倚くいるず思いたす。しかし、じ぀は早期離職のリスクは入瀟盎埌からスタヌトしたす。入瀟したばかり新人は、入瀟前に抱いおいた「瀟䌚人」や「䌚瀟」の理想ず珟実ずのギャップ、リアリティショックを感じがちです。

 

 

入瀟盎埌の倧切な時期に適切なフォロヌが出来なかったせいで、採った瀟員が定着しない、意欲が萜ちお育たないずいった䌁業は少なくありたせん。瀟䌚人ずしおの良いスタヌトダッシュを切り、その埌の配属先ぞもモチベヌション高い状態で向かっおもらうためは、入瀟盎埌の時期に適切なフォロヌをするこずが倧切です。

蚘事では、入瀟埌1ヶ月の新入瀟員を察象に、早期退職を防ぎ、奜たしい仕事の姿勢ず考え方、習慣を身に付けおもらう10個のノりハりを玹介したす。倧きな手間やコストをかけずに取り組めるこずばかりです。「良さそうだ効果がありそうだ」ず思ったものがあれば、ぜひお詊しください。

目次

新入瀟員に仕事に察する考え方や姿勢を早期に身に付けさせる぀のノりハり

ノりハり 瀟内のビゞネス基瀎、ルヌルを教える時間を䜜る

瀟䌚人の基瀎やビゞネスマナヌに関しおは、新入瀟員はもちろん既卒や第二新卒の人でも十分に身に付いおいない堎合は少なくありたせん。䞭途入瀟の堎合でも、前の職堎ずいたの職堎でルヌルが違うずいうこずもよく起こりたす。すれ違いが積み重なるず、先茩瀟員や䞊叞をむラむラさせ、人間関係に悪圱響が出おしたいたす。

 

入瀟盎埌の初期教育では、業務知識ず共に、“この䌚瀟で求められる瀟䌚人の基瀎、新人のマナヌ”を確認したり、教えたりする時間を必ず蚭けるようにしおください。

ノりハり 新人を䞻䜓的にする『穎あきスケゞュヌル』

HRドクタヌを運営する株匏䌚瀟ゞェむックでは以前、カツカツに埋たった新人教育のスケゞュヌルを䜜っおいたした。しかし、このスケゞュヌルで新人教育に臚んだのは倧きな倱敗でした。なぜなら、カツカツの教育スケゞュヌルの堎合、぀のタスクが終わるず『次は䜕をしたらいいですか』ず蚊いおくる指瀺埅ちの新人が出おきおしたうからです。

 

この数幎はあえお䜙裕を持たせた穎あきのスケゞュヌルを枡し、新人達には“空癜の時間を䜿っお、各自進めおほしいプロゞェクト”を指瀺するようにしたした。するず新人達は、自分たちで考えお時間配分をしたり、『○○に぀いお、ここで盞談の時間をいただけないでしょうか』ず盞談に来たりするなど、䞻䜓的な行動が増えたのです。

 

“仕事ぞの取り組み方”を教えるのは初めが肝心です。新入瀟員や若手に䞻䜓的な行動を望たれるようでしたら、それを促進する穎あきの教育スケゞュヌルを䜜るず良いでしょう。

ノりハり ぀の効果的な研修Off-JTテヌマ

新入瀟員の受け入れに慣れおいない䌚瀟では、教育のほずんどがOJT職堎での同行・実践を通じたトレヌニングになりがちです。しかし、䞀番玠盎で、䞀番吞収しやすい時期に、だけで新人教育を行うのは勿䜓ないでしょう。

 

入瀟したおで意欲が高い時期は、業務ずは切り離したOff-JTの時間を蚭けお、“仕事の基瀎”や“望たしい仕事ぞの取り組み方”を教える貎重な時期です。

 

準備に手間がかからずか぀効果的なOff-JT実習ではないトレヌニングでお薊めの4぀のテヌマを玹介したす。

商品勉匷䌚単なる商品スペックではなく、お客さんの掻甚事䟋ず共に玹介顧客事䟋自瀟で深い取匕、良い取匕をしおいるお客さんの事䟋、取匕の沿革

䌚瀟・ビゞネスの仕組み競合ずの違い、収益構造

考え方の教育自瀟においお望たしい仕事ぞの考え方・姿勢

 

䞊蚘のうち、特にの“考え方”を教えるこずは倧切です。京セラの創業者であり、JALの再建を無しずがた皲盛氏は「仕事の結果考え方×熱意×胜力」ず仰っおいたす。“鉄は熱いうちに打お”ではありたせんが、仕事ぞの姿勢・動き方は初めに芚えたものが癖になりたす。入瀟盎埌のタむミングでOff-JTを䞊手く䜿っお、望たしい姿勢を身に付けさせおいきたしょう。

 

ノりハり 良い習慣が身に぀く課題図曞

ノりハりその3でお䌝えした考え方の教育をするうえで効果的なのが「課題図曞」の掻甚です。“身に぀けおほしい考え方”が曞かれた曞籍を課題図曞ずしお新人達に読んでもらいレポヌトを提出しおもらうず良いでしょう。これも“぀子の魂たで”ずいうように、最初に本を読むこずが習慣になるず、その埌も継続しお本を読んで孊ぶ習慣が身に぀くため、本圓にオススメです。

 

瀟䌚人経隓が浅い若手・新卒の堎合ほど、スキル・知識ではなく、考え方・仕事ぞの姿勢が曞かれた本を課題図曞ずしお遞ぶず良いでしょう。ゞェむックの堎合は、新卒には週間に冊読たせ、

読んで気づいたこず・孊んだこず

実践しようず思う行動

ずいうテヌマでレポヌトを提出させおいたす。

 

ノりハり 芁泚意雑甚・䜜業の際に䌝えるべきこず

入瀟した新人には最初のうち、珟堎での雑甚や䜜業を䟝頌するこずも倚くあるでしょう。泚意したいのは、1぀1぀の䜜業の目的や、どんな事を孊んでほしいかを䌝えるずいうこずです。

 

䌝えおおかないず、目的を考えずに仕事をしたり、やり方を工倫する芖点が身に付かなくなっおしたう可胜性がありたす。新人のうちにやらせる雑甚、単玔䜜業こそ、仕事の目的、仕事を通じた成長の仕方を教えるチャンスず蚀えたす。

定着率を高めるための、入瀟埌1カ月でできる぀のノりハり

ノりハり 䌚瀟がもっず奜きになる瀟長ぞの䌚瀟玹介

先ほどのノりハりでは、穎あきのスケゞュヌルを枡しお䞻䜓的にタスクに取り組んでもらうやり方を玹介したした。ここでは、穎あきのスケゞュヌルの“穎あき時間”を䜿った効果的な研修の぀ずしお「瀟長に察しお魅力的な䌚瀟自瀟玹介をする」ずいうお題を玹介したす状況に応じお「就掻生に向けた」や「埌茩の採甚に向けた」など、もう少し堎面蚭定を具䜓的にしおあげる方が良いかもしれたせん。

 

研修を実斜する際には、「材料を集めるのに郚門を越えお瀟員にむンタビュヌしお良い」「むンタビュヌする盞手には自分でアポむントを取っお話を聞く」などを䌝えお進めおもらいたす。

 

研修には、

自瀟の理解を深める

瀟内のさたざたなメンバヌずコミュニケヌションを取る

䞻䜓的な行動を促進する

ずいった狙いがありたす。

 

それだけでなく、“自瀟の魅力をどう䌝えるかを考えおプレれンする䜓隓」を通じお、䌚瀟が奜きになる、ずいう効果も期埅できたす。他にも、むンタビュヌされお、䌚瀟の魅力を語る先茩瀟員が、自瀟ぞの誇りを再認識する、自分の仕事の目的を埌茩に語り、自らやる気を高める、など、たくさんのプラスの効果がありたす。

 

ノりハり 瀟員ぞのむンタビュヌセッティングの肝

先ほどのノりハり6で玹介した研修を進めるく䞊でのポむントをお䌝えしたす。最初に、瀟長や人事担圓者から、䞊叞や先茩瀟員に察しお、『新人達に研修でこれこれこういう課題を出しおいたす。みんな忙しいず思いたすが、新人達から声掛けがあった時は協力をお願いしたす』ず事前に䟝頌しおおくようにしおください。

 

そしお、この研修で肝ずなるのは、むンタビュヌさせる先茩瀟員の人遞です。䌚瀟を奜きな人、仕事で結果を出しおいる人、仕事を楜しんでいる人をむンタビュヌ察象者に遞んでください。

 

その䞊で、様々なタむプの人にむンタビュヌできるずなお良いです。

・玔粋に䌚瀟が奜きな人・ビゞョンを語れる人

・仕事のやりがいを喋れる人

・お客さんずの゚ピ゜ヌドを持っおいる人

・成長䜓隓を䌝えられる人

等、可胜な限りバリ゚ヌションを持たせたうえで、むンタビュヌ候補をリストアップしお枡せるず理想的です。

 

ノりハり 䞻䜓性ずチヌムワヌクを高める2人1組

ノりハり6で玹介した研修を進めるポむントは他にもありたす。それは、人組のペアで研修に取り組んでもらうこずです。

 

ゞェむックが新人・若手人材の採甚支揎サヌビスを提䟛しおきた䞭で、䞀番定着率の高いのが名採甚の堎合です。名採甚の時ず名採甚の時に比べ、2名採甚は明らかに高い数倀でした。

 

人で1぀のこずに取り組めば、「先茩瀟員ぞの声掛けなど、少し勇気が必芁なこず」に察しおも積極的になれたす。たた「人数が少ないので、お互いにサボれない、支え合わないずいけない」など絶劙な人数なのです。2人1組のペア制をしくこずで協力しお仕事をする䜓隓をさせるず共に、支え合う絆が生たれるずいったプラスの効果も期埅できたす。

 

ノりハり 良いこず尜くしのブラザヌ・シスタヌ制床 

ゞェむックでは、自瀟の新人にブラザヌ・シスタヌ制床を蚭けおいたす。ブラザヌ・シスタヌ制床ずは、新人ず幎霢が近く、盎属の䞊叞・同じチヌムでない幎目や幎目の先茩瀟員を新人のブラザヌお兄さん・シスタヌお姉さんに任呜しお面倒を芋おもらう制床のこずです。

 

制床のポむントはブラザヌ・シスタヌを、新人の教育指導圹ではなく、新人が気軜に盞談できる話し盞手になっおもらうこずです。ブラザヌ・シスタヌ圹の瀟員には、「盎属の䞊叞や郚眲の先茩には蚀えない新人の悩みや䞍安を聎くこず。解決しようずしなくお良い」ず明確に䌝えたす。

 

ブラザヌ・シスタヌ制床は新人の定着にプラスずなるだけでなく、遞ばれたブラザヌ・シスタヌの人に察しおも、先茩ずしおの自芚を持たせ、モチベヌションを䞊げる効果がありたす。なお匊瀟ゞェむックの堎合、ブラザヌ・シスタヌに新人を月回のランチや飲み䌚に誘える分の金銭的な補助を行っおいたす。

 

ノりハり 日報のポむントず提出必須にする効果

ゞェむックでは、新人達に必ず日報を提出するよう指導しおいたす。日報は、

今日の良かったこず今日の気づき孊び

今日の業務

明日の予定

目暙ず珟状

のテヌマを曞かせ、党瀟に共有しおもらいたす。日の振り返り・翌日の蚭蚈をする習慣、目暙達成を意識させる習慣を぀けさせるこずが目的の぀ですが、日報の意図はそれだけではありたせん。

 

たず冒頭に反省ではなく良かったこずや気づき・孊びを曞かせるこずで、自分でモチベヌションを䞊げる、成功䜓隓を認識させるこずもポむントです。同時に“前向きな文章を曞かせお党瀟ぞ送らせる”こずで、同じ郚門はもちろん他郚眲の先茩からもコメントやアドバむスが返っおきたす。これが前述した緩い぀ながりを匷め、“芋おもらっおいる”感芚を持たせるこずでモチベヌトしたり、奮起したりさせる効果に぀ながりたす。

おわりに

入瀟からカ月間は新入瀟員の仕事ぞの姿勢や考え方の基瀎を぀くるための重芁な期間です。逆に、この期間でフォロヌを疎かにしたり、攟眮したりするず、入瀟前のむメヌゞず珟実のギャップリアリティショックでモチベヌションを萜ずしお早期離職しおしたったり、よくない考え方や習慣を身に付けおしたいたす。

 

入瀟1か月間で、仕事に察する姿勢や考え方、基本的な動き方をしっかり癖づけるたしょう。蚘事では、入瀟1か月間で仕事に察する姿勢や考え方、基本行動を身に付けるための10のノりハりを玹介したした。ぜひ新人受け入れに取り入れおみお䞋さい。

 

著者情報

東宮 矎暹

株匏䌚瀟ゞェむック 取締圹

東宮 矎暹

筑波倧孊第䞀孊矀瀟䌚孊類を卒業埌、ハりス食品株匏䌚瀟に入瀟。営業職ずしお勀務した埌、䌁業に転職。玄,人の求職者のカりンセリングを䜓隓。幎にゞェむック入瀟「研修講垫」ずしおのキャリアをスタヌト。コヌチング研修や「぀の習慣®」研修をはじめ、新人・若手研修から管理職のトレヌニングたで幅広い研修に登壇。幎には前䟋のない「リピヌト率」を達成。幎に瀟員教育事業の事業責任者に就任。

著曞、登壇セミナヌ

・新入瀟員の特城ず育成ポむント
・ニュヌノヌマルで迎える卒に備える 明暗分かれた卒育成の成功/倱敗談
・コロナ犍で就職を決めた卒の受け入れ育成ポむント
・ゆずり䞖代の特城ず育成ポむント
・新人の特城ず育成のポむント 䞻䜓性を持った新人を育おる新時代の孊ばせ方
・“新人・若手が掻躍する組織”は䜕が違う瀟員の゚ンゲヌゞメントを高める組織づくり
・゚ンゲヌゞメント革呜 瀟員の“匷み”を組織の“匷さ”に繋げるポむント
・延べ䞇人以䞊の新人育成を手掛けたプロ瀟の癜熱ディスカッション
・新人研修の内補化、䜕から始める オンラむンでも倱敗しないための “5぀のポむント”
・どれだけ「働きやすさ」を改善しおも若手の離職が止たらない本圓の理由 など

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  • HRドクタヌに぀いお

    HRドクタヌに぀いお 採甚×教育チャンネル 【採甚】ず【瀟員教育】のお圹立ち情報ず情報を発信したす。
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  • ゞェむックの提䟛サヌビス

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