今回の調査結果について、当社執行役員の東宮は、次のように述べています。
「新入社員を育成する上で、多くの企業では配属前に研修を含む初期教育を実施しています。今回の調査では、新人研修について、20代求職者の6割以上が1年に2回以上の研修実施を希望していることがわかり、継続的な学びの場へのニーズの高さが見受けられました。
新入社員の成長を支援するためには、入社直後の基礎的な研修だけでなく、入社後1年をかけて新入社員が課題に直面しやすい時期ごとにフォローアップの研修を提供することが有効です。例えば、配属後数か月が経過した時点は上司や先輩、顧客との人間関係によるストレスや課題が生じやすいタイミングなので『コミュニケーションスキル』に関する研修を取り入れる、1年目の終盤では、2年目にエンゲージメントが高い状態で接続させるためのキャリア研修を取り入れる等があげられます。
継続的に研修を行うことで、同期との交流も保つことができ、モチベーションも向上して離職防止につながる効果も期待できるでしょう。
また、新人研修で学びたいプログラムとして、過半数が『将来のライフプランやキャリア形成の考え方』を選択しています。昨今、『キャリア自律』という言葉でも表現される通り、特に若い世代は自分のキャリアや将来像に強い関心を持っています。
キャリア支援を研修で実施することも有効ですが、より多様なキャリアニーズに対応するため、社内で実施する1on1や、プロのキャリアカウンセリングでキャリア希望をヒアリングし、自社で叶えられるキャリアパスや成長機会に関する情報提供、支援を個別対応で行うことをお勧めします。1on1を人事や直属の上司が担当する場合、不用意な発言がモチベーション低下を招く可能性もあるため、社外のカウンセリングを取り入れることで、相談内容や情報提供の幅を広げ、より満足度の高いキャリア支援を実施できます。」