入社前研修の目的とは?
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入社前研修は内定者や入社予定者に対して行なう研修です。なぜ入社後ではなく、入社前に研修を行なうのでしょうか。大きくは3つの理由があります。
内定辞退を防ぐ
新卒採用では、学生が「この企業に入社しよう」と意思を固めて内定承諾しても、実際に入社するのは半年から1年以上先になります。そのため、入社までの期間に「本当にこの企業で良いのか」という不安が生まれ、内定を辞退してしまう学生も少なくありません。
4月~6月に内定承諾した学生が、10~12月や年明けなどに辞退すると、もう一度同じレベルで採用を実施することは困難です。就職情報サイトのマイナビの調査によると、入社予定先企業を決めたあとに不安になったことがある学生は毎年過半数にのぼります。
入社予定先の企業を決めたあとに、不安になったことがある学生の割合 | |
| 18年卒 | 54.9% |
| 19年卒 | 51.2% |
| 20年卒 | 52.8% |
<不安になった理由 トップ5>
- この企業できちんと務まるかどうか 3%
- 企業の悪い評判・口コミを見て 8%
- 第一志望の業界・企業ではないため 4%
- 就職活動内容に対しての後悔がある 9%
- 就業条件が良くないため 7%
入社前研修は内定者たちの不安を取り除くとともに、再度魅了することで、内定辞退の予防を行ないます。
最低限必要な業務知識・スキルを習得してもらう
新卒学生は社会人経験がゼロですので、「どんな仕事をするのか?」「自分に仕事をこなせるのか?」といった不安は特に大きいといえます。前章での調査でも、1位は「この企業できちんと務まるかどうか」という不安になっています。
そのため、ITツールやビジネスマナーの基礎知識など、入社後に必要となる業務知識・スキルの習得、資格試験等の準備をしてもらうことは、入社後の早期戦力化と同時に、内定者の不安解除や自信をつけさせることにもつながります。
中途採用で入社前研修を実施するケースは少ないですが、新卒のように入社までに間がある場合には、入社前研修の実施が効果的です。
同期入社組との連帯感を感じてもらう
同期との人間的なつながりを作ることも、入社前研修が持つ効果の一つです。新しい環境に飛び込むことになる内定者にとって、一緒に入社する同期の存在は、不安を軽減する大きな支えになります。
以下は、マイナビが実施した内定者研修についての調査結果です。学生は全体の80%以上は内定者研修を受けたいと思っており、過半数の内定者が挙げる理由の一つが「同期との関係構築」です。
Q:今後、内定者フォロー・内定者研修を受けたいか | |
| はい | 80.6% |
| いいえ | 19.4% |
<内定者フォロー・内定者研修を受けたい理由トップ5>
- 入社後の仕事内容について深く知りたい 0%
- 内定者同士の人間関係を深めたい 9%
- 必要な知識やスキル、マナーを身に付けたい 7%
- 入社予定先の職場の雰囲気を知りたい 4%
- 先輩社員や人事担当者との人間関係を深めたい 8%
入社前に同期との関係構築を支援することは、内定者の安心感やモチベーションアップにつながり、内定辞退の防止にも効果的です。






