一本の木【ザ・現場ギャップvol.27】

2018/12/05

一本の木

お世話になっております。

HRドクターを運営する株式会社ジェイックにて

取締役 兼 教育事業部長を務めます

東宮美樹と申します。

 

 

弊社ではよく、教育サービスをご案内する際に、

一人の人間を「一本の木」に例えてお話します。

 

 

皆様も、「一本の木」を想像しながら

読み進めていただきたいのですが、、、

例えば紅葉。

 

紅く立派に染まった葉を見て、

人は「あぁ、美しいなぁ」と感じます。

 

一方で、土の中に埋まっている根っこを

わざわざ掘り起こして見ようとはしません。

 

 

これは、紅く染まった葉が

「表面に見えていて、

すぐに評価・判断できるもの」

であり、

 

土の中に埋まっている根っこが

「表面には見えておらず、

すぐに評価や判断ができないもの」

だからです。

 

 

これらを人に例えると、、、

 

葉や花、実といった

「表面に見えているもの」は

技術やスキルといった「能力」に当たりますし、

 

根っこなどの

「目に見えていないもの」は

考え方や意識といった「人格」に当たります。

 

 

 

人は良くも悪くも、

表面に見えている部分に、注視しがちです。

 

ですが、表面に見えている

葉や花、実ばかりが立派である一方、

根っこへの栄養が不十分で、

か細いものだとしたら、いかがでしょうか。

 

しっかりと大地に根を張っていなければ、

少し風が吹いてしまっただけで、

パタンと倒れてしまうのではないでしょうか。

 

 

 

人もこの木と同じで、

技術やスキルといった能力がいくら高くても、

人格を疑われるようなことをしてしまうと、

その人に対する信用や信頼は、

一気に崩れ落ちてしまいます。

 

そのため、私たちは

能力と人格の両方を磨く必要がありますし、

教育を考えるときには、

両方へのアプローチを考える必要があります。

 

 

どのようなアプローチが適切なのかは、

企業や人によってそれぞれです。

 

本やセミナーの時もありますし、

上司や顧客の言葉が効く時もあります。

普段の仕事上で影響を受けることもあれば、

自身の内省で変わるときもあります。

 

どの教育が、どのタイミングで、

どのように作用するか、掴みづらい。

人格教育は、そのような不確定さがあるのです。

 

 

更に、能力の教育は明確に

「出来るようになった」

「まだ出来ない」

と見分けることができますが、

 

人格の教育は

その「出来る / 出来ない」の見分け方が

難しいところがあります。

 

それどころか、出来るようになったと思っても、

また元に戻ってしまうことさえあります。

それ故に人格教育には、

継続した教育が求められるのです。

 

一見、手間や工夫が必要で大変そうな人格教育ですが、

だからこそ、「人として成長した姿」を

見れたときの喜びを味わえるのも、

人格教育の醍醐味の一つと言えるでしょう。

 

 

 

今週はここまでとさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

来週もよろしくお願いいたします。

 

 

著者情報

株式会社ジェイック 取締役

東宮 美樹

1974年生まれ 鹿児島県種子島出身。1997年筑波大学第一学群社会学類を卒業。新卒でハウス食品株式会社に入社。営業職として勤務した後、HR企業に転職。約3,000人の求職者のカウンセリングを体験。2006年にジェイック入社「研修講師」としてのキャリアをスタート。コーチング研修や「7つの習慣®」研修をはじめ、新人・若手研修から管理職のトレーニングまで幅広い研修に登壇。2014年には前例のない「リピート率100%」を達成。2015年に社員教育事業の事業責任者に就任。 認定産業カウンセラー​ /生涯学習開発財団認定コーチ/7つの習慣®インストラクター​/原田メソッドパートナー​/ドリームマネージメント認定ファシリテーター/ Gallup認定ストレングスコーチ​ twitterもぜひご覧ください 東宮美樹@ワーキングマザーなジェイック取締役 https://twitter.com/tomiya_jaic

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