エビングハウスの忘却曲線【ザ・現場ギャップvol.115】

2020/09/02

エビングハウスの忘却曲線

お世話になっております。

HRドクターを運営する株式会社ジェイックにて

取締役 教育事業部長を務めます

東宮美樹と申します。

 

 

今回は「エビングハウスの忘却曲線」について

お話しさせていただければと思います。

 

これは、ドイツの心理学者、

ヘルマン・エビングハウス氏が発見した

記憶保持率(どれだけ覚えていられるか)と、

時間の関係を解き明かしたものです。

 

 

この研究によると、まったく意味も繋がりもない

初めて知る音節を記憶した後

時間経過とともにどれだけ覚えていられるかを

調査したところ、

 

20分後には 58%

1時間後には 44%

1日経つと 33%

 

しか覚えていない、という

実験結果が出たそうです。

 

1日経ったら、約7割は忘れてしまう

というのは驚きですよね。

 

 

ですが、これはあくまで

「無意味な音節」を記憶した場合の話です。

 

意味のある言葉や、前後の文脈がついていれば

この通りの結果にはなりません。

 

そのため、このような性質を利用して

社員の学びをより定着させるために

以下のようなことを押さえておくと

よいかもしれません。

 

 

まず上述した通り、その情報が

相手にとって意味のあるものであると

意味づけをしてあげたり

その前後のつながりを意識して伝えてあげると

相手は記憶をしやすくなります。

 

なので例えば、

 

「今度行う研修は、〇〇さんに

△△という風になってもらうために

ぜひ学んでほしい内容なんだ。

 

だから、今行っている仕事と

照らし合わせながら受けてほしい」

 

という風に、さらに期待などと併せて伝えるだけで

受講者の取り組み姿勢や

記憶のしやすさは変わります。

 

 

 

また、継続した学習機会を設けるのも

大事な環境づくりです。

 

一度で吸収できる情報量には

限りがあるので

継続して学習・復習できるよう

学びの機会を止めないというのも

上司・人事としては大事な役割の一つと

いえるかもしれません。

 

 

新型コロナの影響で

大人数で集合しての研修実施なども

難しくなってきているかもしれませんが

 

今や、オンラインを使った

研修や学びの機会など

このコロナの影響で

様々なサービスが増えています。

 

そういったものを活用して

ぜひ継続した学習機会を

設けてあげられることを

お勧めいたします。

 

 

 

今週はここまでとさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

来週もよろしくお願いいたします。

 

著者情報

東宮 美樹

株式会社ジェイック 取締役

東宮 美樹

1974年生まれ 鹿児島県種子島出身。1997年筑波大学第一学群社会学類を卒業。新卒でハウス食品株式会社に入社。営業職として勤務した後、HR企業に転職。約3,000人の求職者のカウンセリングを体験。2006年にジェイック入社「研修講師」としてのキャリアをスタート。コーチング研修や「7つの習慣®」研修をはじめ、新人・若手研修から管理職のトレーニングまで幅広い研修に登壇。2014年には前例のない「リピート率100%」を達成。2015年に社員教育事業の事業責任者に就任。 認定産業カウンセラー​ /生涯学習開発財団認定コーチ/7つの習慣®インストラクター​/原田メソッドパートナー​/ドリームマネージメント認定ファシリテーター/ Gallup認定ストレングスコーチ​

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