カクテルパーティ効果【ザ・現場ギャップvol.117】

2020/09/16

カクテルパーティ効果

 

お世話になっております。
HRドクターを運営する株式会社ジェイックにて
取締役 教育事業部長を務めます
東宮美樹と申します。

 

今回は「カクテルパーティー効果」について

お話しさせていただければと思います。

 

これは、パーティー会場のような

様々な音が入り混じる騒がしい環境の中でも

自分の名前を呼ばれたら気づくことが出来る

という例えを基にして名付けられた

脳の働きに関する名前です。

 

「選択的聴取」とも言うそうです。

 

 

これは、脳が自然と、情報を

取捨選択しているために起こる現象らしく

 

自分の名前に限らずとも

自分にとって重要なものに関する情報であったり

自分が関心の高い情報なども

選択され、気づきやすくなるそうです。

 

また、音に限らず

情報全般についても同じような効果が

起こるらしく、その効果については

「カラーバス効果」というそうです。

 

 

 

例えば、何か仕事で悩み事があったときに

ネットを見ていると、やけに

それに関する情報が目に入ってくる、、、

といったことを感じたことはありませんか。

 

純粋に広告の数が増えているわけでもなく

本当にそう感じるようになっただけであれば

まさにこの「カラーバス効果」が

発揮されている、といえるでしょう。

 

例えばこれを、普段のコミュニケーションに

活用しようとすれば、会話の話題を

相手の関心のあるテーマにすれば

相手は関心を持って会話をしてくれるでしょう。

 

あるいはこれを、セルフコントロールとして

活用しようとすれば、一日の終わりに

「今日自分に起きた良いこと」を記録する習慣を作ると

一日、色々な場面で沢山の「良いこと」が

起きたように感じられるかもしれません。

 

そのように、活用することも可能なのです。

 

 

そして、このような心理効果は

社員育成にも活用できそうだなと

個人的には思いました。

 

常日頃、一貫したメッセージを

伝え続けていれば、自然とそのメッセージが

社員の意識の中に刻まれます。

 

 

そうすると、普段生活をしていても

その伝えたメッセージに関連する情報が

自然と選択されて目を引くようになったりし

その情報が自然と蓄積されていく、、、

といった具合です。

 

 

もちろん、それだけでは

何の育成効果もないかと思いますが

社員が成長する瞬間は

常に研修の中とは限りません。

 

むしろ、現場で実際に働いているときの方が

気づきや学びは多いかもしれません。

 

ですが、その“気づき”を生み出すための

素地づくりとして“気づき”を与える研修を行ったり

このような普段の関わりを工夫していくのも

一つの手になるのではないかと思います。

 

少しでも参考になりましたら幸いです。

 

 

 

 

今週はここまでとさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

来週もよろしくお願いいたします。

 

著者情報

株式会社ジェイック 取締役

東宮 美樹

1974年生まれ 鹿児島県種子島出身。1997年筑波大学第一学群社会学類を卒業。新卒でハウス食品株式会社に入社。営業職として勤務した後、HR企業に転職。約3,000人の求職者のカウンセリングを体験。2006年にジェイック入社「研修講師」としてのキャリアをスタート。コーチング研修や「7つの習慣®」研修をはじめ、新人・若手研修から管理職のトレーニングまで幅広い研修に登壇。2014年には前例のない「リピート率100%」を達成。2015年に社員教育事業の事業責任者に就任。 認定産業カウンセラー​ /生涯学習開発財団認定コーチ/7つの習慣®インストラクター​/原田メソッドパートナー​/ドリームマネージメント認定ファシリテーター/ Gallup認定ストレングスコーチ​

関連記事

企業の採用・教育に役立つノウハウ

採用・教育にお困りでしたら
ご相談ください

一人でも多くの人生を輝かせ、一社でも多くの企業を元気にする。
そのために、私たちジェイックは存在します。

pagetop