ティーチングとコーチングの違いと役割
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ティーチングとコーチングはよく比較して紹介されます。最近では、“コーチングが優れたもの”として取り上げられることも多いですが、決して優劣があるわけではなく、状況によって適切に使い分けることが重要です。
ティーチングは「外から答えを教える」
ティーチングとは「具体的なアドバイスや答えを相手に提示する」指導方法です。ティーチングは「Teacher(ティーチャー)」という単語を思い浮かべるとイメージしやすいでしょう。“教師が生徒に教える”という光景です。
ビジネスシーンでいえば、新入社員に業務の進め方を教えたり、中途社員に自社サービスの魅力やメリット・デメリット、販売方法などを教えたりするのがティーチングです。
研修などでまとまって教えることもあるでしょうし、OJTやマネジメントなどでも「上司やOJT指導者が“答えを教える”」のがティーチングです。
- 「今回の目標達成に向けては、新規商談の件数を確保することがポイントになるね。」
- 「新規商談をきっちり達成できれば、目標達成できる確率がグッと上がるよ。」
- 「新規商談の件数を確保するためには、○○と□□、△△のやり方がある。」
- 「自分の過去半年の実績を振り返って、どのような形で新規商談の件数を確保するか、来週の火曜日までに一度計画を作って提出してもらえるかな。」
コーチングは「相手から答えを引き出す」
コーチングは「適切な質問によって相手から答えを引き出す」ことを重視する指導方法です。具体的にアドバイスしたり、答えを教えたりすることはせず、相手が自分で考えて答えを導き出せるように促します。
「自分で答えを出す」ことで答えへの納得感が増したり、実行に動機付けされたりして、意思決定したあとの行動力が高まることがコーチングのポイントです。
研修だからティーチングということはなく、コーチングの技法を取り入れた研修進行もありますし、OJTやマネジメントにおいてもコーチングの技法を取り入れて実施できます。
- 「今回の目標達成に対する意気込みは100点満点に対して何点かな?」
- 「100点に届かない〇点分はどんな気持ちがあるだろう?」
- 「いまの時点で目標達成できる自信は100点満点で何点かな?」
- 「点数を高めるための一番大事なポイントは何だと思う?」
- 「時間や費用の制限がないとしたら、絶対達成するために何をする?」
- 「××を達成するために、支援してもらえる、使えそうなリソースは何があるかな?」
- 「出てきたアイデアのうち、実際に実施するのはどれになるかな?」
- 「いつまでに何を実施する?」
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