デールカーネギーの研修の評判とは?受講者の声まとめ

更新:2023/07/28

作成:2023/04/25

古庄 拓

古庄 拓

株式会社ジェイック取締役

【公式】デール・カーネギー研修とは?|研修の特徴や受講者の声を紹介

デール・カーネギー研修は、リーダーシップやコミュニケーションに関するスキルを磨くトレーニングプログラムであり、書籍『人を動かす』で有名なデール・カーネギーが提唱する人間関係の原則やコミュニケーション技術を身に付けるプログラムです。

 
デールカーネギーの研修を受けたいと思っている方は、どのような評判や口コミがあるか気になるのではないでしょうか。
 

本記事では、米国デール・カーネギー本部と提携して、日本で正式にデール・カーネギー研修を提供する研修会社としての知見を踏まえて、デール・カーネギー研修の概要や研修受講者の声・評判、研修の特徴などを紹介します。

<目次>

デール・カーネギー研修(デール・カーネギー・トレーニング)とは?

デール・カーネギー研修(デール・カーネギー・トレーニング)は、ニューヨークで1912年に開校したデール・カーネギー・トレーニングが提供するビジネス研修の総称です。

 

デール・カーネギーは、ベストセラー『人を動かす』『道は開ける』の著者であり、人間関係やコミュニケーション、プレゼンテーションの専門家として知られています。

 

デール・カーネギー・トレーニングでは、カーネギーが長年の研修現場での経験を踏まえて確立した「人間関係の30原則」を軸に、コミュニケーションやリーダーシップ、プレゼンテーションなどのスキルを学ぶことができます。

 

デール・カーネギー研修の目的は、個人や企業の業績を向上させることです。

 

デール・カーネギー研修では、実践的なトレーニングを通して、ビジネスリーダー、政治家、管理職、営業パーソンなどにとって不可欠なコミュニケーションやリーダーシップ能力を確実にレベルアップさせます。

 

現在、デール・カーネギー研修は世界90各国以上で展開されており、900万人以上の卒業生を送りだしており、卒業生のなかには米国大統領や著名経営者なども含まれています。

 
デールカーネギートレーニングの歴史や目的、詳しい内容、導入事例などは以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

デール・カーネギー研修受講者の声・評判

本章では、ジェイックが提供するデール・カーネギー研修を実際に受講した方の声・評判を紹介します。

株式会社アーシャルデザイン専務取締役 久野様

株式会社アーシャルデザインは、IT/DXコンサルティングや人材紹介の事業を営む会社です。同社専務取締役の久野様は「人を動かす」プレゼンテーション・トレーニングを受講されました。

 

久野様は、日ごろからプレゼンする機会も多く、プレゼンテーションを苦手とするわけではありませんでした。

 

しかし、組織や事業をけん引する専務取締役という立場を意識することで、「ちゃんとしないといけない」という意識に囚われて、社員や顧客向けにプレゼンする際に“素の自分”を出せていない感覚がありました。

 

また、結果として、周囲に“堅そう”“冷たい感じの人”といった誤解ももたらしてしまっているのではないかという課題を感じられていました。

 

久野様は、プレゼン研修を受講する中で、たとえば、「講師の方のフィードバックを通じて、自分では分からなかった話し方の癖に気づいた」などの多くの発見があったそうです。

 

久野様は、会社や事業でセミナーの司会や登壇、社員向けの発信など、プレゼンする機会は毎週のようにあったため、デールカーネギー研修で学んだことをどんどん実践した結果、確かな手ごたえ、効果を実感されたとのことです。

 

たとえば、「社内では、以前よりもメンバーにメッセージが伝わるようになり、社外に対しては人間性を見せることで、同社のサービスを前向きに検討してもらえる機会が増えた」そうです。

株式会社グロウ 福祉事業部 人事総務部部長 樋口様

株式会社グロウ様は、老人ホームの紹介事業を営む企業です。同社の福祉事業部 人事総務部部長 樋口様に「人を動かす」プレゼンテーション・トレーニングを受講されています。

 

樋口様は当初、人とコミュニケーションをするうえで、自分は「どこか尖った部分があるのではないか」と感じていたそうで、「部下に狭い視野で接してしまっている、猪突猛進なところや人との折衝を改善したい」と考えていたそうです。

 

樋口様は、もともと『人を動かす』などの愛読者で、カーネギーの言葉には深い感銘を抱いていたそうです。

 

そして、ご自身の課題克服のため、デール・カーネギーに関連する研修を探すなかで、ジェイックの「人を動かす」プレゼンテーション・トレーニングに出会われました。

 

受講前は「不安もかなりあった」という樋口様。しかし、実際に受講してみると「発言に対して肯定的なスタイルでフィードバックをくれるトレーナーの石原講師の指導法もあり、デールカーネギー研修の空気にすぐ馴染むことができ、とても受講しやすかった」と仰っています。

 

様々な会社の方と一緒に受講するなかで、「自分では“そんな小さなこと?”と思うようなことでも相手には重大で、逆に自分の重大事項が他人にとっては小さなことにもなり得るといった、人それぞれの課題の違いの大きさに気づく発見がありました。また、さまざまな立場の受講者それぞれの課題を俯瞰したことで、自分のあり方や強み、課題を見つめることができるようになった」ということです。

 

業務では、老人ホームに入居される方、またご家族に対するコミュニケーションなどのなかで、学んだ事を活かし、研修成果を実感できているといます。

 

職場でも「以前は周囲からは怖がられやすい存在であったのに対し、徐々に現場でもいじられる機会が増え、今では気さくに話しかけられる、“いじられキャラ”が定着してきた」とのこと。

 

「自分一人では、なかなか殻を破れなかった」と話す樋口様ですが、デール・カーネギー研修のおかげで無理をせず「なりたかった自分になれた」と仰っていました。

日進化学株式会社 代表取締役 渡邉様

日進化学株式会社様は、ポリエチレンフィルム製品の製造・販売を手掛ける製品製造販売会社です。

 

同社代表表取締役の渡邉様も「人を動かす」プレゼンテーション・トレーニングコースを受講されています。

 

社長という人を動かす、組織を動かさないといけない立場のなかで、「自分を客観的に見る機会がなく、“人にどう見られているか?”“意図が伝わっているのか?”と自身のコミュニケーションに疑問を感じていた」といいます。

 

社員などに、何かを伝える際にも、「情報はしっかり伝えられていても、聞き手の“納得”には至っていないのではないか、話の組み立て方や伝え方に課題があるのではないか」感じていたそうです。

 

同社でもプレゼンテーションのトレーニングをすることはあったのですが、営業研修の一環で実施するため、相手はお客様を想定したものでした。

 

一方で、今回のデールカーネギー研修の目的は「私(渡邊様)が社内でいかに社員に伝えるか」を学ぶことにあり、講座の中に「同じような立場の人がいたのも勉強になった」そうです。

 

デールカーネギー研修は、「プレッシャーを一切かけずに後押ししてくれたり、柔らかく明るい雰囲気を作ってくれたりするなど、講師の方の関わり方が非常に良かった」と言います。

 

「そのおかげで、安心して自分を出して話すことができ、また、他の受講生の話し方を見て、“ああすれば伝わりやすいんだな“と自分のプレゼン力向上の参考にするなど、たくさんの学びが自分のものになった」との評価をいただきました。

 

研修では、1度の研修と研修の間が1週間ずつ空いており、各回で学んだことを職場で実践するようになっています。

 

渡邊様は実際に、ある日の朝礼で、研修で体得した事を実践してみたところ、「それまでどこか上の空で、興味がない態度を取っていた社員も少なくなかった中、こちらを見たり、うなずいたりといった反応してくれる人が明らかに増えた」と研修の効果を実感したそうです。

丸浜舗道株式会社 代表取締役 小林様、工事部部長 平澤 様

丸浜舗道株式会社様は、舗装及びそれに付帯する工事の監理及び施工を行っている会社です。
 
今回、工事部部長である平澤様に「人を動かす」プレゼンテーション・トレーニングコースを受講いただきました。
 
小林様はデールカーネギーの研修があることを知り、社内でリーダーシップについて学べる体制やノウハウがなかったことから、「ぜひ社内に浸透させたい」と参加希望を出されました。
 
平澤様は、これまで自分の思うことがあってもあまり相手に話すことなく一人でやってしまうようなことが多かったり、部下を指導するときに叱って怒って終わりというところが多かったりしたそうです。小林社長としても、平澤様が比較的大きな部署である工事部の部長となったこともあり、会社のキーマンとしてリーダーシップを身につけてもらいたいとのことで派遣を決定されました。
 
デールカーネギー研修を受けたことで、きちんとビジョンから順序立てて発信できるようになり、皆に納得してもらい、協力を得ることが上手くなったとのことです。
 
小林様も、「平澤様が人の気持ちを考え、相手のことを汲んで話をするようになった」ことが、研修途中から既に感じられるようになったとのことです。”伝える”ことの大変さを自覚し、伝わる・納得するように相手に配慮するようになったと感じるそうです。
 
平澤様も、さまざまな研修に参加された中で、「他の研修では大抵は聞いているだけですが、デールカーネギー研修では自分で発言することが中心」なのでコミュニケーションスキルが格段に養われていくのを感じたそうです。
 
「部下に対しても、怒る・叱るだけでは逆効果で、相手の話を聞き、自分の想いをきちんと伝えることが重要だ」と学び、コミュニケーションも大きく変わったとのことです。たとえば、「自分も同じようなことをやって、役所からこんな風に怒られた」というような自分の失敗談を話し、そのうえで「こうしないとダメだよ」というように指摘や叱責のアプローチも変えたそうです。伝え方を変えたことで、相手もすんなり聞くことができ、修正などの対応も早くなったとののこと。

 
平澤様は、「自分のビジョンや想いを、自分だけでなく、周囲にどんどん共有していくつもりです。自分が変わることで皆が変わっていくことが分かり、どれだけ変化を生み出せるかは自分の頑張り次第だと感じています」と仰り、今後はデール・カーネギーの研修を他の部門長のみならず若手リーダーなどにも受講させていきたいと思っているそうです。

株式会社ここみケア T様

株式会社ここみケア様は、介護事業、障害支援・家事代行業、コンサルティング事業を行っている会社です。
 
介護事業で営業部を立ち上げることになり、T様が事業責任者として抜擢されることになりました。事業責任者となったからには学ばなくてはならないと思い、『7つの習』『人を動かす』などの本を読んでいたなかで、デール・カーネギーの研修があることを知り参加いただきました。
 
T様は、今までは自分を他人に認めさせるため、理詰めでガンガンものを言っていたといいます。成果をあげてきた一方で、部下を「やらなきゃ」と追い詰めたり、言い過ぎて「やりたくない」という反発を生んだり、また「怒られるから…」と守りに入らせてしまったりうこともあったそうです。
 
さらに、マネジメントでも、T様がやることを提案したり評価したりスタイルで、部下が自分たちで何か新しいことを提案することがなかったそうです。
 
T様は、こうしたスタイルを変えることに挑戦し、研修で学んだことを実践したそうです。たとえば、やってきた成果に対して達成うんぬんではなく、目標のためにやってきた行動自体を褒めるようにしたそうです。また、達成できなかった時にも、「伝えにくいことも教えてくれてありがとう」と感謝するようにしたそうです。
 
結果として、部下が自分たちで「新しい営業ルートをこう開拓したい」「このように資料を改善したい」というように提案してくれるようになったとのことです。
 
また、これまで年上の部下がいて相手に考えをうまく伝えることができず。そのいら立ちもあり、部下に対する言葉も更にきつくなってしまうような悪循環が起こってしまっていたとのこと。しかし、今回デール・カーネギー研修を受講して、相手のいいところを見つけるようにしていったことで、自分の心にもゆとりが出てきて、同じ意味でもより伝わるような言葉を選ぶことで、自分の考えがスムーズに相手に伝わりやすくなっていったそうです。
 
このように、自分だけでなく周囲にもストレスを感じさせてしまっていたところが、相手を認め、褒めるアプローチを身に付けたことで、「力みが抜け、お互いが楽になれた」「部下とも距離感がぐっと近づいた」そうです。
 
元々『人を動かす』の書籍を読まれていたT様でしたが、「本だけを読んで勉強すると、良いことを書いているなと感じることはできますが、読んだ内容をどう実践するかなど、研修でその環境に身を置いてみなければわからないことばかりで、学ぶことが多くあった」とのことです。
 
今は「自分が管理者となり、より充実した姿を見せていきたいと思っている」とのこと。「部下が私を見てやりがいを感じられ、仕事に対してやりがいが持てるようなマネジメントをしていきたい」とお話いただきました。

株式会社ライフプラザNEO 営業統括部 部長 沼田様、営業統括部 営業推進課マネージャー 淺沼様

株式会社ライフプラザNEO様は保険代理業を行っている会社です。
 
社内コミュニケーションの課題やマネジメント不足などの課題があり、その解決を目指していました。代表取締役社長兼CEOの齋藤様が、以前セミナーに参加されたことがあり、行動変容がすぐに見られるところ等がポイントとなり、淺沼様にジェイックのデール・カーネギー研修を受講いただくことになりました。
 
淺沼様は、これまで相手に対して「これくらいはできるだろう」といった価値観の押しつけのようなものがあったそうです。自分が発した言葉や指示なども、これで伝わって動いてもらえるはずと感じており、スムーズにいかないと、「なぜ分からない?」「分かってくれない…」と課題・悩みが膨らんでいたといいます。
 
それまでは部下をはじめ、人と話すときに、言葉の使い方やタイミングなど「伝える」ということを全然考えられておらず、自分の考えを自分の言葉で一方的に伝えており、話し合いを重ねても、なかなか良い形をつくれなかったと仰います。
 
今回、デール・カーネギー研修では「人と戦わないようにする」ことを決意。戦って人の面子を潰すことに意味はないことを肝に銘じ、何かを説明する際も「(自分が)この伝え方ができていなかった」「こう伝えれば違う反応が出るかもしれない」など、研修の内容を思い出しながら相手に話せるようになったとのことです。
 
伝え方を変える中で、同僚との関わり方という点でも大きな変化を感じているそうです。今までは、例えば社員間で何か意見の違いやもめごとのようなものがあった時、すぐに率先して参加してしまい、自分の思う正論ばかりを浴びせかけてしまうようなところがあったのですが、今は一歩引いた立場をとるようになったとのことです。
 
俯瞰した目線を持ち、意見のぶつかり合いにならないように、「双方にとって何がベストなのか?」を見出す姿勢を持ち、自分の考えを発言する前にどう動くべきかを考えるようになったそうです。
 
沼田様も「意識の変化を感じます。今回、デール・カーネギー研修に参加したことで、淺沼の中身の変化を感じることができ、会社としても期待通りの成果だった」と感じられているそうです。
 
淺沼様からは、今後は、「”戦わない” という目標を、”人にも戦わせない” としたいので、自分で十分実践できるようになったら、デール・カーネギー研修の考え方を人に与えられるように努力し、自分だけでなく組織に根付かせていきたい」と語っていただきました。
 
 


デールカーネギー研修、セミナーの詳しい情報やお申込みは以下を参照してください。

デール・カーネギー研修の特徴

ここまで、デール・カーネギー研修の評判を紹介してきましたが、これらの評判は研修の特徴によってもたらされているでしょう。

本章では、デール・カーネギー研修の主な特徴を4つ紹介します。

特徴①:実践的なトレーニング

デール・カーネギー研修の最大の特徴は、実践的なトレーニングであるという事です。

 

デール・カーネギー研修は、デール・カーネギー「トレーニング」と言われることも多く、知識を得るような机上の研修とは一線を画します。

 

研修は、講義やテキストを学ぶのではなく、ロールプレイングやデモ、ワーク、そして、講師からのフィードバックなどを中心に進行します。

 

参加者はトレーニングプログラム内で自分の殻を破る、そして、次のトレーニング日程までに自分の日常生活の中で実践するというプロセスを繰り返して、レベルアップを実現します。

特徴②:世界的な実績

特徴の2つ目は、世界的に実績のある内容であるということです。デール・カーネギー研修は、100年以上の歴史を持ち、世界90カ国、900万人以上の卒業生を輩出してきました。

 

企業研修としても、全米の売上ランキングであるフォーチュン500社のうち90%以上に導入され、日本でも外資系企業やグローバル企業を中心に、半世紀以上にわたってプログラムが提供されています。

 

「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェット氏もデール・カーネギー研修を受講した1人です。

 

人前で話すのが苦手だったバフェット氏は、デール・カーネギー研修のPRなどにはまったく関係ないテレビ番組の取材で「自宅の中で、あなたが最も大切にしているものを紹介してください」という質問に、家に飾ってあるデール・カーネギー研修の修了証書を示し、「デール・カーネギー・トレーニングが自分の人生を変えた」と話しています。

特徴③:高品質なプログラムと熱意あふれるプロフェッショナルな公認トレーナー

デール・カーネギー研修のトレーナーは、研修の目的や内容に応じて、最適な方法で参加者をサポートします。

 

参加者の自己発見や自己成長を促すために、質問やフィードバックを積極的に行い、参加者の成功体験を称賛し、参加者同士の交流や協力を促進します。

 

そして、自らも熱意と信頼感を持って研修に臨み、参加者に感動とインパクトを与えることがトレーナーの役割です。

 

デール・カーネギー研修は、厳しい基準をクリアして、プログラムを提供する承認を経た公式トレーナーのみが実施できます。

 

講師養成のプロセスはISOによって管理され、1人の講師をデビューするまでに250時間のトレーニングを経ています。

 

我々が知る限り、講師養成のプロセスをISOで管理している研修会社は他にありません。

 

コミュニケーションやプレゼンテーションのトレーニングだからこそ、講師の品質を担保するために最大限の注意が払われています。

特徴④:人間関係30の原則を軸にしたプログラム

デール・カーネギー研修は、人々が自信を持ってコミュニケーションを行い、リーダーシップを発揮するためのトレーニングプログラムです。

 

プログラムはカーネギーの著書『人を動かす』に紹介されている30の原則を基盤として設計されています。

 

「人間関係30原則」とは、デール・カーネギーが提唱した、人々がより良い人間関係を築く、また人に影響力を行使するための原則です。

 

原則は、人間心理への深い洞察をもとに整理されており、デール・カーネギー研修はこの「人間関係の30原則」を実践的に身に付けるコース内容となっています。

 

ただし、各原則を知識として学ぶわけではなく、原則をコミュニケーションの中で実践して、成果をあげることがデール・カーネギー・トレーニングのゴールです。

 

受講中に自分の殻を破り、成功体験を得ることで、受講後には自信を持ってコミュニケーションを行い、リーダーシップを発揮し、ストレスや対人関係の問題を克服することができるようになります。

 

HRドクターでは、カーネギーの人間関係30の原則を一覧で解説した記事を用意しています。ご興味をお持ちの方は、以下のリンクよりご覧ください。

デール・カーネギー研修内容と日本での受講

こういった評判あるデール・カーネギー・トレーニングですが、その研修内容と日本で受講できるデール・カーネギー研修のコースを紹介します。

デール・カーネギー・トレーニングが提供するスキル分野

デール・カーネギー・トレーニングでは、カーネギーの長年の研究と講義での体験をベースにして、いくつかのプログラムを提供しています。

 

①デール・カーネギー・コース(DCC)
デール・カーネギー・コースは、デール・カーネギー研修のプログラムで最も基盤となるプログラムです。

 

30の原則を身に付け、人間関係においてリーダーシップを発揮し、影響力を行使できるようになります。日本では『【人を動かす】リーダーシップ&コミュニケーション研修』として提供されています。

②ハイ・インパクト・プレゼンテーション(HIP)
ハイ・インパクト・プレゼンテーションでは、相手の注意を引き、説得力のあるプレゼンテーションを行うために必要なスキルを学びます。

 

自信と熱意を持って話す方法、メッセージに納得感を生むやり方、ストーリーテリングなどを身に付け、相手に行動を起こさせるプレゼンテーションができるようになります。

 

「プレゼンテーションをする機会はそんなにない…」と思われるかもしれませんが、研修が役立つのは投影資料を使ったプレゼンテーションだけに限りません。

 

経営方針や施策の発表、ミッションやビジョンの浸透、実行して欲しい依頼事項など、“相手を動かす伝え方”を身に付けられる研修として、経営者やビジネスリーダーに絶大な人気があります。

 

こちらは日本では『【人を動かす】プレゼンテーション・トレーニング』として提供されています。

 

上記2つの他にも、デール・カーネギー研修では、

  • セールス・トレーニング
  • マネジメントトレーニング

などのプログラムが用意されています。

 

なお、デール・カーネギー研修は「モデュール」と呼ばれる2~3時間のプログラムを組み合わせる形で設計されており、研修対象やゴール、期間などに応じて、最適なプログラムを設計できるという特徴があります。

日本でのデール・カーネギー研修

日本では、HRドクターを運営する研修会社ジェイックが、デール・カーネギー研修を公式提供しています。

 

ジェイックは、就職支援・採用支援・社員教育の事業を展開する上場企業であり、『人を動かす』と並んで有名な『7つの習慣』に基づく「7つの習慣®」研修なども提供しています。

 

ジェイックは、2022年に米国デール・カーネギー本部と提携し、日本全国でデール・カーネギー・トレーニングを提供しています。

 

ジェイックが提供するデール・カーネギー研修は、大きく以下2つのコースとなります。

 

1.『人を動かす』リーダーシップ&コミュニケーション研修
前述の通り、デール・カーネギー研修のコアとなるプログラムで、アメリカではデール・カーネギー・コースと呼ばされています。

 

あらゆる環境(ビジネス・個人生活)で成功するための人間関係スキルを体系立てて学べるプログラムです。

 

ワークセッション中心のクラスで、他者の動機付けや行動を起こさせるポイント、誰もが持っている「強い欲求」に働きかける方法など、「人を動かす」を実践するために必要なことなどを学びます。

2.『人を動かす』プレゼンテーション・トレーニング
「人を動かす」プレゼンテーションの技術を、実践形式で徹底的に高めるプログラムです。

 

実践&フィードバック形式で開催される少人数のクラスで、聴衆からの信頼を一瞬にして得る方法や人の行動を呼び起こすためのフォーマットなどを身に付けます。

上記の2コースは、対象や課題に応じて自社の社員向けに最適な形でプログラムをカスタマイズする講師派遣(企業向けインハウス研修)の他、1名から参加できる公開コースも用意しています。

まとめ

記事では、デール・カーネギー研修の概要や特徴、コースや受講者の声、評判を紹介しました。

 

デール・カーネギー研修は、人間関係やコミュニケーション、リーダーシップなどのスキルを高めるための実践的な研修で、各クラスを受講するたびに自分の成長や変化を実感できます。

 

「管理職のマネジメント力を高めたい」「営業職の営業力をあげたい」とお考えの人は、以下のデールカーネギー研修、セミナーの情報を参照してください。

著者情報

古庄 拓

株式会社ジェイック取締役

古庄 拓

WEB業界・経営コンサルティング業界の採用支援からキャリアを開始。その後、マーケティング、自社採用、経営企画、社員研修の商品企画、採用後のオンボーディング支援、大学キャリアセンターとの連携、リーダー研修事業、新卒採用事業など、複数のサービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。専門は新卒および中途採用、マーケティング、学習理論

著書、登壇セミナー

・Inside Sales Conference「オンライン時代に売上を伸ばす。新規開拓を加速する体制づくり」など

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