アクティブラーニングとは
![]()
アクティブラーニングは受講者が能動的に参加する学習形式を指します。講師が受講者に対して一方的に発信するのではなく、受講者と講師、また受講者間で双方向のコミュニケーションを実施しながら学習が進行していくのが一般的なアクティブラーニングの特徴です。
アクティブラーニングへの対比として、一方的に講師が話すタイプの座学などをパッシブラーニング(受身の学習)と言うこともあります。アクティブラーニング形式の講義・研修はディスカッションやゲーム、グループワークなどさまざまな形で取り入れられます。
文部科学省によるアクティブラーニングの定義
文部科学省による定義では、アクティブラーニングは、
とされています。つまり、これはイメージされている通りだと思いますが「一方的な講義ではなく能動的な参加」が、アクティブラーニングのポイントになります。
アクティブラーニングが注目・必要とされるようになった背景
アクティブラーニングが注目されるようになった背景には、日本を取りまく社会情勢の変化があります。
昭和の高度経済成長期は大量生産・大量消費の時代とも呼ばれ、同じものを大量に作るため「標準化」が求められていました。
一方で、現代はインターネットの普及やグローバル化が進んで物事の移り変わりが急激に進み、また、国内ではある程度ものが普及した中で付加価値や体験価値が問われるようになっています。
その結果として、自ら情報収集して課題を定義して解決に導く人材が必要とされるようになっているのです。いわゆる問題解決型の人材、また、正解がない中で意思決定できる、更にはイノベーションを起こせる人材ということです。
このような状況を背景に、主体性や自律的思考を育むことのできるアクティブラーニングに注目が集まっています。
アクティブラーニングの3つの分類
| アクティブラーニング3つの分類 | |
| レベル1 知識の共有と反すう | 学習者同士で学んだ知識の共有(反すう)を行う |
| レベル2 葛藤と知識創出 | 学習者同士で意見のぶつかり合いが起き、新たな知識が生まれる |
| レベル3 問題の設定と解決 | 学習者同士で問題を設定し、解決する |
アクティブラーニングと一言でいっても、その種類は数多くあります。そのままでは実態を捉えにくいアクティブラーニングを「レベル」という概念で分類しているのが上記の表です。
数多くあるアクティブラーニングの取り組みは、「知識の共有と反芻」「葛藤と知識創出」「問題の設定と解決」の3段階に分けることができます。研修の目的や対象に応じて、より高いレベルのアクティブラーニングを取り入れていくと良いでしょう。







