20代・30代の正社員に「キャリア相談状況」について調査 |83%が「上司や人事に、キャリアの本音を相談した経験がない」

更新:2024/07/09

作成:2024/06/14

東宮 美樹

東宮 美樹

株式会社ジェイック 執行役員

HRドクターを運営する株式会社ジェイックの子会社で、日本最大級のキャリア面談プラットフォーム「Kakedas(カケダス)」を運営する株式会社Kakedasは、20代・30代の正社員を対象とした「キャリア形成」に関する意識調査の結果を発表します。(回答者数:400名、調査日:2024年4月25日-4月30日)。

 

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<目次>

これまで上司や人事にキャリアに関する本音を相談した経験:「ない」が83%

「これまで上司や人事にキャリアに関する本音を相談したことはありますか」と質問したところ、「ない」が83%、「ある」が17%となりました。

 

上司や人事にキャリアに関する本音を相談した経験「ない」が83%

 

直近1年間でキャリアに関して本気で誰かに相談した経験:「ない」が76%

「直近1年間でキャリアに関して本気で誰かに相談したことはありますか」についても、「ない」が76%、「ある」が24%なりました。上司や人事以外にも、キャリアの相談はあまりされていない実態が明らかになりました。

 

直近1年間でキャリアに関して、本気で誰かに相談した経験

 

70%が、将来のキャリアについての悩み・不安がある

「将来のキャリアについての悩み・不安」について質問したところ、「少しある」が44%、「強くある」が25%、「あまりない」が20%、「まったくない」が11%となりました。キャリアに関する相談をできていない一方で、多くの人が不安を抱えている状態が明らかになりました。

 

今、将来のキャリアに関する悩みや不安はありますか?

 

本音のキャリア相談において、相談しやすい人: 1位「相談しやすい人はいない」「家族」(33%)、2位「職場外の友人」(28%)

「本音のキャリア相談において、相談しやすい人」について複数回答で質問したところ、「相談しやすい人はいない」「家族」が同率で33%、「職場外の友人」が28%、「上司」が27%、「職場の同僚や同期」が20%、「プロのキャリアコンサルタント」が14%、「プロの転職エージェント(人材紹介会社)」が13%、「人事」が7%となりました。

 

キャリアについて本音で相談する時に、相談しやすい人

 

本音のキャリア相談において、適切だと思う人: 1位「適切だと思う人はいない」(36%)、2位「上司」(27%)

「本音のキャリア相談において、適切だと思う人」について複数回答で質問したところ、「適切だと思う人はいない」が36%、「上司」が27%、「家族」が21%、「プロのキャリアコンサルタント」が19%、「職場外の友人」「プロの転職エージェント(人材紹介会社)」が同率で14%、「職場の同僚や同期」が11%、「人事」が10%となりました。

 

キャリアについて本気で相談する時に、適切だと思う人

 

調査結果へのコメント

調査結果について、株式会社Kakedas取締役 兼 株式会社ジェイック執行役員の東宮は、次のように述べています。

 

「前回発表した本調査の結果(※)からは、20代・30代正社員の70%が将来のキャリアに不安や悩みを抱えているということがわかりましたが、さらに今回の結果から、83%もの人が『上司や人事へ本音でキャリアを相談した経験』がないことや、76%もの人が『直近1年間で、キャリアに関して本気で誰かに相談した経験』がないことがわかりました。

 

また、本音でキャリアについて相談する時に相談しやすい人/適切だと思う人は、ともに1位は『相談しやすい人/適切だと思う人はいない』となり、将来のキャリアに不安や悩みを抱えていても、誰に相談してよいかわからない状況があることが推測できます。2位以下については、相談しやすい人は『家族』や『職場外の友人』などの身近な人、一方で、適切だと思う人は『上司』や『プロのキャリアコンサルタント』と、異なる結果となりました。

 

前回発表した本調査の結果*では、『キャリア形成への不安が強くなるほど、転職活動を行っている、または転職の可能性があると思っている』という結果も出ています。企業は20代・30代社員の離職防止やエンゲージメント向上のために、社員一人ひとりのキャリアに関する本音や悩みを聞き出し、解決に向けたアプローチを行うことが重要です。上司や人事による1on1は、外部の人間が行う面談に比べて、本人の仕事の話を詳しく理解できる、本人の話を踏まえてアクション(人事異動等)を起こしやすい、といったメリットがありますが、一方で、「社内の人ゆえに、話しにくいこともある」といった側面もあります。こうしたデメリットを解消・補完し、社員のキャリア自律をより効果的に支援するために、上司や人事による1on1に加えて、外部のキャリアコンサルタントとの面談機会/社外1on1を実施するなど、社外への相談機会も組み合わせて活用すると良いでしょう。そのうえで、社内公募や資格取得や自己啓発の支援などの制度施策を検討しましょう。」

 

(※)2024年6月11日(火)公表:「20代・30代正社員の7割が「将来のキャリア」に不安」

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調査概要

調査名称:「キャリア形成」に関する意識調査
調査対象:20代・30代の正社員
実施機関:株式会社Kakedas(株式会社アスマークに調査を委託)
調査方法:Webアンケート
調査期間:2024年4月25日-4月30日
回答者数:400名

 

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キャリアクラフトでも、社員へのアンケート調査結果を解説していますので、ご覧ください。

著者情報

東宮 美樹

株式会社ジェイック 執行役員

東宮 美樹

筑波大学第一学群社会学類を卒業後、ハウス食品株式会社に入社。営業職として勤務した後、HR企業に転職。約3,000人の求職者のカウンセリングを体験。2006年にジェイック入社「研修講師」としてのキャリアをスタート。コーチング研修や「7つの習慣®」研修をはじめ、新人・若手研修から管理職のトレーニングまで幅広い研修に登壇。2014年には前例のない「リピート率100%」を達成。2015年に社員教育事業の事業責任者に就任。

著書、登壇セミナー

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