“NASAがUFO調査に乗り出すらしいですよ”
いつも大変お世話になっております。
株式会社ジェイックの梶田です。
本メルマガタイトルの通りなのですが、
先日、NASA(米国航空宇宙局)が、元宇宙飛行士や研究者、
ジャーナリストらを、UFO(未確認飛行物体)調査メンバーに
任命したというニュースがありました。
いよいよUFO探査が公になるのでしょうか。
宇宙のどこかに我々と同じように文明をもった生命体がいて…
という映画のような話が現実になるかも知れません。
みな様は、UFOの存在を信じますか??
「環世界説」という言葉があります。
ヤーコブ・フォン・ユクスキュルという生物学者が提唱した
概念だそうですが、その意味は、
同じ生態系の中にいても、その環境から受け取る感覚情報は、
生物ごとに異なる、ということだそうです。
例えば、マダニは視覚、聴覚がない代わりに、嗅覚、触覚、
温度感覚に優れており、その感覚を頼りに他の動物に寄生します。
コウモリは、視覚ではなく超音波を発して、その反響音を感じて、
我々には見えない真っ暗闇の世界で飛び回ります。
ミツバチや蝶は紫外線を頼りに蜜のある花に飛んでいくそうです。
つまり、同じ世界の中にいても、
何に依存して生きているかも異なるというわけです。
ずいぶん前の映画ですが、
「トゥルーマン・ショー」(1998年 UIP配給)という映画があります。
ジム・キャリー演じる主人公「トゥルーマン」が、
生まれてから、青年となった現在に至るまでの生活のすべてが、
TVプロデューサーが演出する世界の出来事であり、
その様子がドキュメンタリーとして、
毎週全米に放映されているというストーリーです。
この映画の中で、
「なぜ、トゥルーマンは自分を取り囲む世界の真実に、
まったく気づきもしないんですか?」
プロデューサーはこう答えます。
「私たちは皆、自分たちの目の前に提示された世界を
そのまま受け入れているんですよ」
…まさに、「環世界」であり、真理かもしれないなぁと思います。
我々もまた、自分たちが知覚できる「環世界」がすべてであり、
それよりも広い世界のすべてを知覚しているわけではないことは、
間違いない事実でしょう。
UFOは、やはり広い宇宙のどこかを今日も飛び回って、
地球外生命体は我々のことをつぶさに観察しているかもしれません
日々の生活や仕事に置き換えてみると、
やはり我々ひとりひとりが一度に手にできる情報や知識には限りが
ゆえに、勉強したり、
ちなみに、
今回のUFO調査のニュース、
NASAの調査は、UFO(Unidentified Flying Object)に限定せず、
UAP(Unidentified Aerial Phenomenon:未確認空中現象)を、
対象としているそうです。
ニュアンスとしては、国家間の軍事戦略による脅威を除外しよう
という意図が多分に含まれているようです…。
なるほど…現実的ですね。
今回の執筆者:「梶田貴俊」
(株式会社ジェイック 西日本代表講師)