営業目標設定の効果とメリット
適切な営業目標を設定することには、以下のような効果やメリットがあります。
- 成績の浮き沈みに囚われにくくなる
- モチベーションが保てる
- 的確なフィードバックができる
- コミュニケーションや連携が円滑になる
- 営業スキルが向上する
成績の浮き沈みに囚われにくくなる
具体的な目標数値があれば、その数値の達成に必要な具体的な行動目標が見えてきます。ご存知のとおり、営業でアプローチする顧客のすべてが契約を結んでくれるわけではありません。
スムーズに契約に到達することのほうが珍しく、営業担当は活動上で数々の困難を経験します。
当然、成績が良いときと良くないときがありますが、目標が彼らを支えるのです。目標に向かってすべきことが細分化できていれば、ひとつひとつの行動のハードルも低くなります。
目標が明確であれば、うまくいかなかったことに囚われ過ぎず、行動を継続することができるのです。
モチベーションが保てる
到達地点(ゴール)の存在は、諦めるポイントを遠ざける効果があります。
あと1件だけ訪問してみよう、あと1コールかけてみよう、提案の資料をもう1回見直しておこうなど、アクションのモチベーションを喚起します。
営業活動がうまくいかないときほどモチベーションも下がりがちですが、前述したように、落ち込みではなく、目標に目を向けることを可能にするのです。
的確なフィードバックができる
営業メンバーの個々の目標は、上司の指導やサポートの材料になります。目標があることによって進捗が明確に分かるからです。
大きな目標は、細分化することがポイントになりますが、その細分化した目標があれば、的確で具体的なフィードバックやアドバイスが可能となります。
実践から時間を置かずリアルタイムなフィードバックを受けることで、現場で反映しやすくなり、営業スキルの向上スピードも早くなります。
コミュニケーションや連携が円滑になる
細分化した目標設定を共有できていれば、上司を含めた営業部のメンバー同士が、好調なのか、停滞しているのかを把握できるようになります。
今、どのようなサポートをすればいいのかも見極めやすくなりますし、進んでいる案件についての有効な情報をシェアするといったことも可能になるのです。
個々が目標達成することで、部門全体の目標達成を認識しやすいのが営業職の良いところかもしれません。必要なポイントで協力し合える風土が築かれていくでしょう。
営業スキルが向上する
目標設定は、メンバーの能力に応じて調整します。一人の担当者の目標も、常に一定に設定できるわけではありません。
たとえば、コンスタントに10件の成約を取ってくる部下であれば、月11件、12件を上げるためには毎月の営業活動をどう変えればいいのかを考えさせます。
新規顧客の獲得数が安定しているなら、リピートにつなげるスキルを身につける時期かもしれません。
目標数値に対する結果が残っていくことは、育成やチャレンジの内容やタイミングを測る材料になるのです。必要なことを補強しながら、営業スキルを磨いていくことができます。






