社外人材による1on1(社外1on1)とは?
まずは1on1とはどういうものなのか、社外1on1は通常の1on1と何が違うのかという点を確認しておきます。
1on1とは?
1on1とは、部下の成長をサポートし、エンゲージメントを高めること等を目的として、主に上司と部下による一対一の面談を指します。頻度としては、隔週に1回から月1回程度のペースで、30-60分程度で実施されます。
最大の特徴として、1on1のテーマは人間関係、ワークライフバランス、キャリア形成など多岐にわたり、また、部下が主体的に話したい/相談・共有したいテーマを選択するという点です。
通常の業務レビューと違い、上司が業務の進捗等を確認や指示する、また部下が業務の共有や相談をするというものではありません。また、人事評価面談とも異なり、パフォーマンスや評価について上司がフィードバックするものでもありません。
上司が主導する時間ではなく、上司は部下の声に耳を傾けながら内省が進むようにしたり、話を引き出したりするといったカウンセリングやコーチング的な関り方をします。
部下の内省や気づきにつなげ、自発的な成長や意欲を促す、上司-部下の相互理解や信頼関係を深めることが1on1の大きな目的です。
社外1on1とは?
1on1は、主には上司-部下で実施されます。場合によっては、斜めの関係で実施したり、上司の上司と実施したり、人事が実施したりすることもありますが、社内のメンバー同士で実施することが一般的です。
これに対して、社外1on1では、従業員と社外の人材で1on1を実施することを指します。社外の人材は、第三者として中立の立場を維持できる人が選ばれます。
上司が担当する場合と同様に業務レビューをすることはなく、キャリア形成や人間関係、ワークライフバランスといったテーマを中心に面談が行われます。話し合われるテーマは社内1on1と大きな違いはありませんが、社内1on1と比べると、実施頻度は少し低くなるケースが多くなります。
1on1代行とは?
1on1代行とは、社外の第三者に従業員との1on1を委託する仕組みです。評価や配置などの利害関係のない社外のプロが関わることで、従業員はキャリア、人間関係、働き方などの本音を相談しやすくなります。
社外人材を活用する1on1は、社外1on1・1on1外注・1on1代行などと呼ばれます。利害関係のない第三者が実施することで、従業員が社内で上司や人事には話しにくいテーマを安心して相談できる点が特徴です。本音を話すことで、自己理解や感情・思考の整理、内省が進み、前向きで理性的な選択につながりやすくなります。
1on1代行は社内1on1を完全に置き換えるものではありません。社内1on1は人事制度やマネジメント等を通じて直接的な解決に強いことが特徴です。そのため、1on1代行は「本音の吐き出しと整理・内省の場」、社内1on1は「直接的な支援の場」として組み合わせて活用することが有効です。







