プレゼンテーション研修は、専門性が高く、また、型を身につけることが大切な研修です。社内で効果性の高い研修を実施できないときには、プレゼンテーションのプロである外部の研修会社に依頼することがおすすめです。効果性の高いプレゼンテーション研修を選ぶには、以下の点を大切にするとよいでしょう。
実践的なプログラムの研修
研修内容を身につけるためには、座学でポイントを学んだあとに、研修のなかで“実際にやってみる仕組み”があることが大切です。プレゼンテーションは、とくに座学で学ぶのではなく、座学でポイントだけ学んだら、実践してフィードバックをもらって、修正して再度やる…という繰り返しが大切です。
実践を通じて学びと成長のサイクルとして「コルブの経験学習モデル」をご存じの方もいるかもしれません。
《コルブの経験学習モデル》
- ステップ1(経験):自分で考えて行動する
- ステップ2(内省):経験のプロセスを振り返る
- ステップ3(概念化):振り返りから得られた気付きを、今後も利用できるように整理する
- ステップ4(実践):概念化で得た教訓・ノウハウを実践してみる
プレゼンテーション研修内容をしっかり身につけるためには、研修内でこの経験学習をぐるぐると回すことが大切なのです。
個別フィードバックがもらえる少人数クラス
プレゼンテーション能力を向上させるには、講師などから適切なフィードバックも必要です。練習することは大切なのですが、適切なフィードバックがないと、誤った型が身に付いてしまいます。
フィードバックをもらうことで、自分で練習しただけではわからない気付きも得られます。しかし、プレゼンテーション研修では、参加人数が増えると、フィードバックをもらえる機会が限られてしまいます。また、人数が多くなると、参加者同士のペアワークなどが増えて、的確なフィードバックをもらいにくくなります。
動画撮影などがあるプログラム
動画撮影の仕組みがあると、講師からのフィードバックを自分で確認することが可能となります。また、動画があると、“声が小さい”“早口で焦って話している”などの指摘も視聴することで納得できます。どのように改善すべきかのポイントもつかみやすくなるでしょう。
現状の役割やレベルにあった内容
プレゼンテーションで重視すべきポイントは、以下のような職種・役割・役職によって大きく変わってきます。
- 自社イベントで社外に新商品発表を行なう「経営者」
- メンバーに事業計画を発表する「部門長」
- 住宅や自動車などの高額商品を販売する「営業職」
- 顧客に改善案を提示する「コンサルタント」
- 合同企業説明会や企業セミナーなどを開催する「人事担当者」
- プロの「研修講師」 など
たとえば、「人前で喋ることには慣れているが、社員の気持ちを奮い立たせるようなプレゼンが出来るようになりたい経営者」と「新人営業パーソン」では、プレゼンテーション能力の現状レベルや目指すレベルが変わります。ある程度、プレゼンテーション研修のプログラムなどをしっかりと見て、どれぐらいのレベルの人を対象にしているのかを見極めることが大切です。
成功体験を得られそうな研修
プレゼンテーション研修を選ぶ際には、“成功体験を通じて自信を得られるか?”というのも大切なポイントになります。
たとえば、プレゼン初心者が“1回10分間のプレゼンテーションをハイレベルな参加者の前で発表する”というのは、周囲との比較や緊張から自信を失う可能性も高いでしょう。一方で、たとえば、「説得力・信ぴょう性を高める言い方」にフォーカスした2~3分ぐらいのショートプレゼンテーションを繰り返す研修なら、プレゼンが苦手な人でも小さな成功体験を積み上げやすくなるでしょう。