上司の影響力【ザ・現場ギャップvol.13】

更新:2021/07/20

作成:2018/08/29

東宮 美樹

東宮 美樹

株式会社ジェイック 取締役

上司の影響力

お世話になっております。

HRドクターを運営する株式会社ジェイックにて

取締役 兼 教育事業部長を務めます

東宮美樹と申します。

 

 

今回は「上司の影響力」について、

お話させていただければと思います。

 

 

以前もお伝えしたかもしれませんが、

弊社の公開型新人セミナーは

 

4月の本研修(2日間)+7月のフォロー研修(1日)

=計3日程

 

という構成で開催されています。

 

この7月のフォロー研修の講義中に

「上司からのメッセージ」

というパートがあります。

 

内容としては、

参加者本人には内緒で

上司から「激励のコメント」を頂戴し、

それを研修中にサプライズで渡し、読み込む。

というシンプルなものなのですが、、、

 

この効果が非常に高いのです。

 

実際にどのようなコメントを頂くのか、

上司コメントの一部をご紹介すると、、、

 

=========================

 

 

~IT業界 配属先上司から新入社員Tさんへ~

 

「約3ヶ月、大変なこともあったかと思いますが、

よく頑張っていると思います。

 

これから、一緒に現場に出る事が多くなると思います。

辛いこともあるかもしれませんが…、

一緒に成長していきましょう。

 

1年かけて素敵な社会人に成長してほしいです。

頑張ってください」

 

 

 

 

~広告業界 配属先上司から新入社員Iさんへ~

 

「とても明るく行動力がある反面、

自ら考え、工夫改善する部分は

レベルアップできるのではないかと感じます。

 

正解を求めて先輩に質問する傾向が強いように思います。

質問する際も、自身のプランを持って確認し、

アドバイスをもらう姿勢を持ってほしいと思います。

 

もう1点は、言葉遣いや立ち振る舞いに、幼さを感じます。

現段階では顧客から可愛がれると思いますが、

今の内から、「頼りにされるビジネスウーマン」

というイメージも、意識していってもらいたいと思います」

 

 

 

 

~建設業界 社長から新入社員Nさんへ~

 

「入社4ヶ月。新しい環境で叱られてばかりで、

自分や周囲への悔しさでいっぱいだろうが、

今は大きく見える上司や先輩であっても

全員が必ず通ってきた道。

 

いずれやってくる後輩に、

自分が見聞き・体験して得た様々な事を、

次は自分が教える立場になる事を

イメージして仕事に臨めば、

悔しさは必ず自分のキャリアに繋がる。

 

縁あって入社した我が社で、着実に成長してほしい。

『あなたに頼めば…』『あなたに依頼したい』

と言われるような社員を目指してほしい」

 

 

=========================

 

 

実際に研修の中では、

それを各自で読み込む時間を取るので、

読み進めていく内に、感動して泣き出す参加者も

いるほどです。

 

 

もちろん、会社にもよるかと思いますが、

入社して3ヶ月が経つと、

多くの新人は、研修や仕事が本格的に始まり、

その業務量や、「出来ない」という経験で、

落ち込み始める時期です。

 

そのタイミングで、

上司からの “アツい” メッセージを受け取ることで、

改めて上司(及び、会社・周囲)への感謝、

仕事への熱意が、グンッと高まります。

 

 

実際に、毎年取っている研修アンケートでも、

「一番印象に残ったもの」として

感想に数多く挙がるコンテンツであり、

上司の影響力は大きいなぁと、

感じずにはいられません。

 

 

そして講義は、熱量が高い状態で、

「目標設定」のパートへと移っていきます。

 

その為、目標の設定の仕方も、

前向きな内容かつ「期待に応えよう」という

気持ちがこもった目標設定がされていく、、、

という流れになっているのです。

 

もし、あなたがこの時期の新入社員に対して、

「激励のコメント」を贈るとしたら、

どんな言葉を贈りますか。

 

もし、貴社の新入社員の上司に、

「激励のコメント」を依頼するとしたら、

どのような内容を書いていただけそうでしょうか。

 

そして、新入社員はそれらを見て、

どのように感じそうでしょうか。

 

 

普段のコミュニケーションの中では、

「小っ恥ずかしくて褒めるのが苦手」という上司や、

「気まずくなるのを恐れ、叱れない」という上司。

あるいは、

「怒鳴り付ける様に怒ってしまう」という上司。

 

もし、そのような方々がいらっしゃれば、

一度、普段の環境を離れ、改めて新人に対して

メッセージを送る機会を作ってみるのも

良いかもしれません。

 

 

今週はここまでとさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

来週もよろしくお願いいたします。

著者情報

東宮 美樹

株式会社ジェイック 取締役

東宮 美樹

1974年生まれ 鹿児島県種子島出身。1997年筑波大学第一学群社会学類を卒業。新卒でハウス食品株式会社に入社。営業職として勤務した後、HR企業に転職。約3,000人の求職者のカウンセリングを体験。2006年にジェイック入社「研修講師」としてのキャリアをスタート。コーチング研修や「7つの習慣®」研修をはじめ、新人・若手研修から管理職のトレーニングまで幅広い研修に登壇。2014年には前例のない「リピート率100%」を達成。2015年に社員教育事業の事業責任者に就任。専門分野は新人と若手育成、モチベーション・エンゲージメント改善、女性活躍等

【著書、登壇セミナー】
・新入社員の特徴と育成ポイント
・ニューノーマルで迎える21卒に備える! 明暗分かれた20卒育成の成功/失敗談~
・コロナ禍で就職を決めた21卒の受け入れ&育成ポイント
・ゆとり世代の特徴と育成ポイント
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