話すのが苦手な人がやってしまいがちなNGな話し方とは?
話すのが苦手だという人には、共通してよく見られるNGな話し方というのがあります。上手な話し方について学ぶ前に、自分の話し方に問題がないかをチェックしてみましょう。
早口になってしまう
人前で緊張してしまいやすい人によくありがちなのが、早口になってしまうことです。早口で話してしまうと、相手は話を聞き取りにくくなってしまいます。
また、相手の頭の中での情報の整理が追いつかなくなってしまい、話が伝わらない、誤解が生まれる、相手が聞くのが面倒くさくなってしまうといったことが起こりかねません。
普段は緊張しないという人でも、気持ちが高まった時や、大事なことを必死に伝えようとする時に早口になってしまいやすいので、注意が必要です。
意図的にゆっくり喋る、緩急を意識することが大切です。
表情や話し方が固い
早口と同じく、緊張しやすい人がやってしまいやすいのが、表情が固まってしまうことです。
無表情になってしまうと、相手から見た時に、こちらが何をどう感じているのかという感情が読み取れません。そうなると、相手も話の進め方に困ってしまい、会話がやりづらくなります。
コミュニケーションにおいて、「言葉」はもちろん大切ですが、ノンバーバルと呼ばれる声の大きさや早さ、そして、口調、表情、身振り手振りなどの「言葉以外の要素」もとても大切です。
むしろ「言葉の内容と表情や声などに矛盾があると、人は言葉の内容よりも表情や声などを重視する」という有名なメラビアの法則もあります。
たとえば、「あなたと仲良くなりたい」と言っているのに表情が硬かったり、「これは絶対にあなたにお勧めです」と言っているのに棒読みの熱意が感じられない声だったりすれば、伝えたい内容は伝わらないのです。
緊張のあまり話す際の抑揚が無くなり、ぎこちない話し方になってしまうこともあります。こうなってしまうと、会話のテンポが合わず、会話が弾みにくくなります。
他にも、真剣になるあまり話の内容が堅苦しくなりすぎてしまい、お互いに打ち解けて話すのが難しいという状態になることもあります。
ビジネスのやり取りにおいて、ふざけた話し方をするのはNGですが、逆に堅苦しくなり過ぎる、言葉と声や表情が一致しないというのはよくありません。
相手や状況、話の内容に合わせることが大事です。
一方的に話してしまう
よく「話し上手は、聞き上手」と言われます。“コミュニケーション能力が高い=話し上手”と思われがちですが、むしろ、まず相手の話をちゃんと聞くことが重要です。
どんなに話がうまくても、相手の話をきちんと聞かない、相手が話している最中に話の腰を折って一方的に話してしまうようでは、相手はこちらの話を聞く気になってくれません。
営業や販売においても、ヒアリングをちゃんとやらないまま一方的に提案してしまっては、「こちらのことをちゃんと分かっていないのに、どうしてそんな提案ができるのか?」と相手に不快感を持たれてしまうことになりがちです。
“話し上手=一生懸命話さないといけない”というのは大きな勘違いです。一方的な押し付けのような形になってしまわないように、注意しましょう。
沈黙を怖がり過ぎる
会話の中において、相手が何か考え事をしている時などに沈黙が生まれることがあります。そんな時に、沈黙した状態を怖がって無理にしゃべってしまうというのもよくありません。
たとえば、商談の場面で、お客様が資料を読み込んでいる際に話しかけてしまうと、お客様が考えているのを邪魔することになってしまいます。
また、こちらが少し何かを説明したり話した後であれば、相手は聞いた内容を整理したり、自分にとってどういう意味があるかを考えたりする時間が必要になります。
会話においては、沈黙というのはネガティブなものではなく、むしろ沈黙をつくることが必要な場合も多々あります。
「沈黙した状態は気まずい…」と感じて、沈黙を埋めるかのように話しかけてしまい、かえって相手の邪魔になってしまうことのないように気をつけましょう。







