良いコミュニケーションと悪いコミュニケーションの違いとは?
人間関係の始まりは全てにおいて、コミュニケーションからスタートします。挨拶、会話、雑談等、さまざまなコミュニケーションから人間関係が生まれていきます。コミュニケーションの取り方一つで、人間関係が非常に良くなることもあれば、ダメにしてしまうこともあります。違いは何でしょうか。
悪いコミュニケーションは「プレゼンテーション」
良いコミュニケーションと悪いコミュニケーションの違いを考えるうえで、「プレゼンテーション」と「会話」の違いについて考えてみます。プレゼンテーションは、発表者と聞き手がいて、基本は一方的に発表者が話します。しかし、会話においては、話し手と聞き手は変幻自在に入れ変わり、お互いにやり取りをしながら成立します。
実は、このプレゼンテーションと会話の違いが、「良いコミュニケーション」を考えるヒントになります。ずばり、人間関係をダメしてしまう「悪いコミュニケーション」と、人間関係を良好にする「良いコミュニケーション」の違いは、「相手との会話」を考えておこなっているかなのです。
もし、「若手社員の人間関係がうまくいってない」と感じるケースが多いのならば、コミュニケーションが一人よがりになっていないかを確認するといいでしょう。人間関係を構築しながら、何かを伝えるためには、相手の言い分や相手が伝えたいことも意識することが大切です。さもないと、一方的な会話となり、相手はあなたと関係を築こうとは思えません。少し例で説明しましょう。
Aさん『この〇〇については、なかなかうまくできていると思うんだよね』
Bさん『私はそこまでだとは思わないですね』
このやり取りがもし何度か続いたとしたら、Aさんは「Bさんに自分の意見を否定され続けた」感覚になるでしょう。自分が正しいという事を周囲の人に認めてもらいたいという気持ちが強い人は、自分とは違う意見の人をなんとか納得させようと躍起になりがちです。これでは、最終的に相手がもし納得したとしても、気持ちの良い会話になることはないでしょう。
良いコミュニケーションは「相手」への意識から生まれる
先ほどの会話を違うやり方で展開してみましょう。
Aさん『この〇〇については、なかなかうまくできていると思うんだよね』
Bさん『Aさんは、うまくできていると感じているんですね。確かに、ここの部分とかはうまくできていますよね。私もそう思うのですが、△△という点がちょっと問題ありと思っているんですよね』
上記の例ですと、先ほどとは違い、Aさんの意見を受け入れつつ自分の意見を言っているので、Aさんから見た印象は変わってくるでしょう。こういうコミュニケーションができるようになると、人間関係が悪くなることは少ないでしょう。
つまり、「相手」を意識していないコミュニケーションをとってしまうと、人間関係がダメになってしまうということなのです。これを聞いて、「そんなのは当たり前だ」と思った方もいるでしょう。しかし、実際には、「相手の事を考えていないな」と思うコミュニケーションは多くのシーンで見かけます。関係がうまくいっていない上司と部下などはその典型例です。







