第二新卒の定義や採用のメリット・デメリットとは?おすすめ採用サービスも紹介

更新:2023/01/23

作成:2022/12/13

古庄 拓

古庄 拓

株式会社ジェイック取締役

第二新卒の定義や採用のメリット・デメリットとは?おすすめ採用サービスも紹介

日本でも転職・中途採用が当たり前となったなかで、1990年代に登場したのが「第二新卒」という言葉です。「第二新卒」は、現在では中途採用のターゲット層のひとつとして多くの人が認識するものになっています。

 

特に2000年代からは、これまで新卒採用と中途のキャリア採用が大半だった大手企業なども第二新卒の採用をはじめるようになり、近年ではかなり採用競合も多い市場となっています。

 

本記事では、まず、第二新卒の定義と概要、第二新卒を採用するメリット・デメリット(注意点)を確認します。そのうえで、HRドクターの運営会社である株式会社ジェイックが提供する第二新卒の採用サービス「就職カレッジ」と「女子カレッジ」を紹介します。

<目次>

第二新卒とは?

若手女性のイメージ
第二新卒とは、正社員として就職して1~3年で離職した若者を指し、典型的なイメージは、「大卒で就職した23~25歳程度の層」です。

 

第二新卒は、1990年代にリクルートが生み出して広めた言葉であり、法的な定義はありません。第二新卒の特徴は、ほかのカテゴリと比較することでイメージしやすくなります。

 

 

新卒との違い

新卒は、過去に就業経験のない在学中の学生を対象とするものです。政府の主導により「卒業3年以内は新卒扱いとする」という制度も定着しましたが、実態としては、在学中の学生が新卒採用の対象です。

 

一方で、第二新卒の場合、先述のとおり、正社員での就職経験がある層であることが、新卒との大きな違いです。

 

 

既卒との違い

既卒は、第二新卒と近い概念であり、どちらも中途採用におけるポテンシャル採用の対象となるカテゴリです。既卒と第二新卒の違いは、一般的に正社員での就職経験があるかどうかになります。

 

既卒者は、一般的に、大学・短大・専門学校などを卒業後、正社員での就職経験がない若手層を指す言葉です。既卒には、アルバイトで働いてきたフリーター、また、公務員や資格試験からの転向者、ワーキングホリデーからの帰国者などが含まれます。

 

 

中途採用(キャリア層)との違い

第二新卒も、就職経験があり、中途採用の対象です。ただし、第二新卒の場合、入社後に即戦力としてパフォーマンスを期待されるキャリア採用とは少し感覚が異なります。

 

定義は企業によって異なりますが、第二新卒採用は、中途採用における完全なポテンシャル採用(既卒)と即戦力採用(キャリア採用)の中間ぐらいの位置づけです。即戦力度への期待値としては、「キャリア層>第二新卒>既卒」というイメージです。


第二新卒を採用するメリット

パソコンで仕事をするビジネスパーソン
日本で第二新卒の採用が定着したのは、以下のような効果やメリットがあるからです。

 

 

すぐ入社してくれる

第二新卒は、内定からすぐに入社してくれる可能性が高いです。在職中の場合は多少の時間がかかりますが、それでも内定から1~3ヵ月程度での入社が一般的です。

 

この入社スピードの速さは、内定から入社までに1年前後の期間を要する新卒と比べて、大きなメリットになるでしょう。

 

 

初期教育の手間を省ける

第二新卒は1~3年程度の正社員経験があることが前提となるため、新卒入社した企業で新入社員研修を受講して、その企業での実務経験もある程度持っているのが一般的です。業界経験・職種経験はないとしても、基本的なビジネスマナーや社会人スキルは身についていることが期待できます。

 

したがって、第二新卒を採用した場合、新卒や既卒ほどの手厚い初期教育を行なわずに、現場でのOJTに入れる可能性が高いです。ビジネスマナーなどが身についている第二新卒を獲得すれば、新卒や既卒よりも教育コストを削減できます。

 

 

新卒よりも見極めしやすい

新卒・既卒は、正社員としての就職経験がないため、活躍可能性の見極めにつながるコンピテンシー面接などの実施も難しい側面があります。

 

一方で第二新卒の場合、正社員として実際に働いた経験があるため、構造化面接のフレームワークであるSTAR面接の手法を使ったり、コンピテンシー面接の手法を使ったりして見極めやすくなります。

<STAR面接>
  • Situation(状況):時期、組織・環境の状況、背景 など
  • Task(課題):直面した課題、目標、目標設定の経緯 など
  • Action(行動):具体的な進め方、意思決定のプロセス など
  • Result(結果):行動から得られた結果、気付き、学び など

 

特に営業採用などで多い「異業界同職種の経験(違う業界で営業経験がある)」などであれば、見極めも比較的実施しやすいでしょう。

 

 

社風に馴染みやすい

キャリア採用組の場合、経験値があるからこそ、仕事のやり方や仕事への価値観などに自分なりの感覚や常識を持っていて、社風に馴染むことが難しいケースもあります。

 

一方で、第二新卒の場合、キャリア採用組ほどの強い価値観がなく、自社の価値観のマインドセットや組織に馴染みやすい傾向があります。

 

 

熱意や意欲が高い

前職からポジティブに転職した層の場合、「次の企業でこう頑張りたい!」「こういう働き方をしたい!」という強い意欲や熱意を持っている可能性が高いでしょう。

 

こうした熱意・意欲は、以下のような質問を通じて離職理由(転職理由)を掘り下げることで、見極めやすくなるでしょう。

  • 前の企業を離職した理由を教えてください。
  • もし、その理由が解消されたら、前の企業で仕事を続けていましたか?理由も含めて教えてください。
  • 今回の転職で実現したいことは何ですか? など

第二新卒を採用するデメリット(注意点)

第二新卒を採用する場合、以下3つのポイントで注意が必要となります。採用時に考慮して取り組むことが必要です。

 

 

離職への抵抗が薄い可能性がある

第二新卒のなかには、いわゆる“辞め癖”がついてしまっている人もいます。「退職・転職が悪い」という時代ではありませんが、離職への抵抗が薄い場合、たとえば、企業や上司への不満や仕事で壁にぶつかったときなどに、再び転職の決断をして辞めてしまう可能性もあるでしょう。

 

先述の熱意・意欲にもつながることですが、第二新卒の選考では、前職の離職理由(転職理由)をしっかり掘り下げることが大切になります。

 

 

採用競合が多い

前述したように初期教育をしなくていい、企業に馴染みやすい、すぐ入社してくれるといった特徴から、第二新卒は中途ポテンシャル採用のターゲットになりやすく、近年では大手企業による第二新卒採用の実施も増えています。

 

同じ中途のポテンシャル採用である既卒採用などと比べて採用難易度は高くなりがちです。

 

 

異業種・異職種だと見極めが難しい

一般の中途採用にもいえることですが、ポテンシャル採用である第二新卒採用の場合、「小売業で接客していた若手が未経験可のITエンジニア募集に応募してきた」といったように異業種・異職種からの応募も多くなります。

 

上記のようなケースになると、正社員経験があるとはいえ、前職での成長や活躍のポイントと採用職種での成長・活躍のポイントが大きく異なっており、見極めの難易度は上がってくるでしょう。

 

前職が異業種・異職種の場合、ポテンシャル採用の色合いが強い既卒者の採用や新卒の採用と近い感覚になってきます。ただし、上記のような場合も、きちんと採用ポジションにおける成長・活躍のポイントを明確にしたうえで、コンピテンシー面接を実施できれば、ある程度の見極めは可能です。

JAICの第二新卒採用サービス

HRドクターを運営する株式会社ジェイックでは、第二新卒を対象とする採用サービスを提供しています。累計のサービス利用企業は30,000社を超えているサービスです。若手のポテンシャル採用を考えている場合は、ぜひ検討してみてください。

 

 

就職カレッジ

就職カレッジは、研修をやりきった第二新卒や既卒と出会えるイベント融合型の人材紹介サービスです。ジェイック側で求人票の作成から企業紹介、面接調整、クロージングまで代行するため、極端にいえば「面接して合否を決める」だけで良いのが大きな特徴です。

 

内定承諾率は78.3%、定着率は95.8%となっており、入社後の定着/活躍の支援も提供されています。

 

 

女子カレッジ

実践型の「テレアポ研修」をやりきった第二新卒などの女性人材をオンラインで一気に紹介し、入社後の定着~活躍までを継続支援するサービスです。

 

オンライン上の面接会スタイルになっており、たった半日で約20名の女性セールス志望者と会うことができるうえに、1週間前後で面接~決定までを行なえる仕組みになっています。こちらも入社後のフォロー研修などがついており、定着・活躍に関する情報提供や相談も可能です。

まとめ

第二新卒は、正社員として就職したあとに、1~3年で離職した若者の総称です。第二新卒の採用には、以下のメリットがあります。

  • すぐに入社してくれる
  • 初期教育の手間を省ける
  • 新卒よりも見極めやすい
  • 社風に馴染みやすい
  • 熱意や意欲が高い

 

ただし、第二新卒の採用を検討する場合、以下のようなポイントは考慮して採用活動や選考を行なうことが大切です。

  • 離職への抵抗が薄い可能性がある
  • 採用競合が多い
  • 異業種・異職種だと見極めが難しい

 

HRドクターを運営する株式会社ジェイックでは、既卒や第二新卒などを採用できる「就職カレッジ」と「女子カレッジ」というイベント融合型の人材紹介サービスを提供しています。

 

若手のポテンシャル採用をお考えであれば、ぜひ以下の資料をダウンロードしてご確認ください。


著者情報

古庄 拓

株式会社ジェイック取締役

古庄 拓

WEB業界・経営コンサルティング業界の採用支援からキャリアを開始。その後、マーケティング、自社採用、経営企画、社員研修の商品企画、採用後のオンボーディング支援、大学キャリアセンターとの連携、リーダー研修事業、新卒採用事業など、複数のサービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。専門は新卒および中途採用、マーケティング、学習理論

著書、登壇セミナー

・Inside Sales Conference「オンライン時代に売上を伸ばす。新規開拓を加速する体制づくり」など

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