3月1日時点の内定取得率51.7%(前年対比+4.0pt)【キャリタス調査】

更新:2026/03/12

作成:2026/03/10

古庄 拓

古庄 拓

株式会社ジェイック

3月1日時点の調査結果サムネ

株式会社キャリタスより2026年3月1日時点での就職意識や状況調査の結果が発表されました。
*2027年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)対象(調査期間:2026年3月1日〜5日、回答数:1,033人)

 

<目次>

3月1日時点の内定率51.7%と、広報解禁のタイミングで初の5割超

株式会社キャリタスの調査結果では3月1日で内定を得ている学生は全体の51.7%。前回の2月1日調査(46.6%)から5.1ポイント上昇し、回答者の半数以上が内定を手にしていることが分かりました。前年同期実績(47.7%)を4ポイント上回っており、3月1日という採用広報が解禁されるタイミングで内定率が5割を超えるのは初となっているとのことです。

 

この数年で早期化、とくにインターンシップからつながる選考の早期化は顕著となっています。今回調査では、内定を得た企業の7割近く(68.4%)が、インターンシップ等のプログラムに参加していたとのことで、3年生夏のインターンシップ⇒早期選考という流れが強固なもののとなっています。

 

1.3月1 日時点の内定状況

 

エントリー数は2年連続で低下傾向

採用活動が早期化する背景として、新卒採用における“売り手市場化”の加速があります。日本における大学生の卒業数は、少子化の一方で大学進学率の上昇もあり、現時点ではまだ大きな減少傾向に入っていません。一方で、高卒就職者は少子化×大学進学率の上昇によって急激に減少している現象があります。その結果として、高卒も含めた新卒、若年者採用の売り手市場化は明確に加速しています。

 

こうした傾向を受けて、就活生の“危機意識”等は低下しており、それが行動量にも表れています。今回の調査結果で、一人あたりのエントリー社数の平均は17.6社で、前年同期実績(19.5社)を1.9社下回る結果となっています。今後のエントリー予定社数も前年調査より減少(8.3社→7.5社)し、学生1人当たりの行動量は減少傾向にあります。

 

企業にとっては、インターンシップ等を含めた早期化への対応と、その中で「どう自社を認知してもらうか?」の工夫が求められる状況です。

 

2.エントリー状況

 

調査概要

調査対象:2027年3月に卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)
回答者数:1,033人(文系男子205人、文系女子486人、理系男子183人、理系女子159人)
調査方法:インターネット調査法
調査期間:2026年3月1日~5日
サンプリング:キャリタス就活学生モニター2027
調査実施:株式会社キャリタス/キャリタスリサーチ

参照先:https://www.career-tasu.co.jp/wp/wp-content/uploads/2026/03/202603_gaku_soku.pdf

著者情報

古庄 拓

株式会社ジェイック

古庄 拓

WEB業界・経営コンサルティング業界の採用支援からキャリアを開始。その後、マーケティング、自社採用、経営企画、社員研修の商品企画、採用後のオンボーディング支援、大学キャリアセンターとの連携、リーダー研修事業、新卒採用事業など、複数のサービスや事業の立上げを担当し、執行役員・取締役等を歴任後、現在に至る。

著書、登壇セミナー

・Inside Sales Conference「オンライン時代に売上を伸ばす。新規開拓を加速する体制づくり」など

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