
清家様:不動産事業には、「顧客」「営業」「契約」に関する3つのカテゴリがあります。ここへ有効にDX化を進めていくことで、不動産取引における煩雑な手続きや業務への負担を半減しさせていくことができます。
まず「顧客」のカテゴリでは、手続きのオンライン化により見える化を進めて、スムーズな手続きを実現させていきたいと考えています。多くのお客様が悩まれている「面倒」「わからない」などの不安を、テクノロジーの力で解消することができるでしょう。
一方で「営業」カテゴリでは、DXを進めることで、担当者がもっとお客様と向き合うことにフォーカスできるようになってほしいと考えています。先述の通り、煩雑な事務作業に関してはテクノロジーに頼ることで改善することができますが、売買の意思決定などは顧客の感情に寄り添う部分が大きくなります。
まずは営業担当者がお客様へ最後の背中を押せるような信頼関係を持ち得ることが必須であり、ここではテクノロジーは、スムーズな意思決定を取るための手段の一つにすぎません。
そのため不動産領域において、業界全体としてDXが進みにくい背景があり、オンライン化率は1%程度と言われています(※)。我々が専門的な知識があることを伝えつつ、契約等におけるプロセスの部分で積極的にテクノロジー化を進めていきたいと考えています。
(※)「2021年10月期のRENOSYマーケットプレイスのオンライン取引比率からオンライン取引を経た売上高を算出し、首都圏の中古マンション50㎡以上のSAM(6.9兆円)で除して換算」
当社は 2021 年に GA technologies(以下、GA)と経営統合したことで、DXをより推進できるようになりました。GA からテクノロジー人材を受け入れ、PDM を中心にエンジニアとマーケターの混成チームを編成し、生産性を高めています。中長期的にはパートナーズ単体でも同様の開発体制を築くため、新卒採用者を含めた人材育成を進行中です。
DXによって生み出した時間と知見を、お客さまと向き合う「人の価値」に再投資し、資産運用の新しいスタンダードを創っていきます。