名前【ザ・現場ギャップvol.151】

2021/05/26

名前

皆 様

お世話になっております。
株式会社ジェイックにて
取締役 教育事業部長を務めます
東宮美樹と申します。

雨の日が続き、先々週の日曜日には
近畿地方、東海地方での梅雨入り宣言が出されました。

近畿地方では、統計史上最も早い梅雨入りとなり
東海地方でも、統計史上二番目に早い梅雨入りとなったそうです。

今年は全国的に梅雨入りが早い年となりそうです。

雨が降ると、アスファルトと混じったような
独特の匂いがします。

実は、あの匂いには名前が付けられていると
ご存知でしたでしょうか。

あの匂いは

「ペトリコール」

と言い、ギリシャ語で

「石のエッセンス」

という意味だそうです。

言葉とは不思議なもので
それまで姿形を持たなかった事象や物事でも
名前を持つと、その輪郭が見え始めます。

例えば、最近は気温も上がりはじめ
日差しも暖かくなり
木々も緑々しくなってきましたが

「木漏れ日」

というこの言葉。

実は、日本特有の言葉で
海外ではうまく訳すことが出来ないそうです。

ですが、私たちは
「木漏れ日」と聞けば

あの木々の隙間からこぼれてくる日の光を想像し
緑や黄色が入り混じった葉っぱや
その葉っぱを揺らす風までもを
映像として頭の中に
浮かばせることが出来るでしょう。

また反対に、日本語ではうまく訳せない
海外の言葉も、世界にはたくさんあります。

スウェーデンでは

水面にうつった
道のように見える月明かり

のことを

「MANGATA(モーンガータ)」

と言うそうですが、もちろん日本語には
それを一言で表す言葉は存在しません。

こういった言葉は、それぞれの文化の中で
表現したいもの、大事にしたいものなどが
自然と作られていったのではないかと思います。

名前を持たせることで
共通のニュアンスや認識を共有できるようになります。

それは組織内においても同じで、
名前に限らず、大事にしたい価値観や考え方などは
企業における「理念」や「ミッション」のように

この組織がどこへ向かっているのか、
何を大事にしているのかを明文化している企業も
多いのではないかと思いますし

そうすることによって、そこで働くメンバーも
同じ方向に向かって突き進むことが
出来るのだと思います。

それだけ、言葉や名前には
特別な力があるのではないでしょうか。

伝わっていると思ったけど、伝わっていなかった。

このようなすれ違いを防ぐ為にも
日ごろから、価値観や認識の共有を
言葉でしっかりと行っていかなければなと
改めて思います。

今週はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いいたします。

著者情報

東宮 美樹

株式会社ジェイック 取締役

東宮 美樹

1974年生まれ 鹿児島県種子島出身。1997年筑波大学第一学群社会学類を卒業。新卒でハウス食品株式会社に入社。営業職として勤務した後、HR企業に転職。約3,000人の求職者のカウンセリングを体験。2006年にジェイック入社「研修講師」としてのキャリアをスタート。コーチング研修や「7つの習慣®」研修をはじめ、新人・若手研修から管理職のトレーニングまで幅広い研修に登壇。2014年には前例のない「リピート率100%」を達成。2015年に社員教育事業の事業責任者に就任。専門分野は新人と若手育成、モチベーション・エンゲージメント改善、女性活躍等

【著書、登壇セミナー】
・新入社員の特徴と育成ポイント
・ニューノーマルで迎える21卒に備える! 明暗分かれた20卒育成の成功/失敗談~
・コロナ禍で就職を決めた21卒の受け入れ&育成ポイント
・ゆとり世代の特徴と育成ポイント
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