腐ったリンゴ【ザ・現場ギャップvol.150】

2021/05/19

腐ったリンゴ

皆 様

お世話になっております。
株式会社ジェイックにて
取締役 教育事業部長を務めます
東宮美樹と申します。

英語には
「腐ったリンゴは隣のリンゴも腐らせる
(The rotten apple injures its neighbor)」
ということわざがあります。

この言葉は、腐っていくリンゴの様子から転じて
組織においても、悪影響を及ぼす要因があると
そこから、悪影響がどんどん広がっていってしまう
ということを指し示しています。

「腐ったリンゴ」という表現は
少し刺激の強い言葉ですが
少人数の社員が、組織全体の雰囲気や空気に
大きな影響力を及ぼしている、という事例は
組織をよく見られている人事の方からもよくお聞きします。

良い例で言えば、月末の
目標達成まであとわずかというときに
「あと少しだから、頑張ろう!」
と、組織に良い活気を生み出す方も
いらっしゃいます。

一方で、飲み会や喫煙所といった
少し気の緩みがちな場で
「ウチの会社は~…」
と、自分の愚痴や不平不満を
部下に漏らし、周囲のモチベーションを
下げてしまう方もいらっしゃいます。

また、要因が人間だけとは限りません。
事務所にゴミが落ちていても、
誰も拾わずに放置されていたら。
会社で決めたルールを破ったとしても
誰からも咎められることがなかったとしたら。
その経験をした社員は
「ああ、こんなもんでいいのか」
と感じて、次第に緩み始めてしまう
といったことも起き得ます。

貴社ではいかがでしょうか。
特に、社会経験が浅い新人や若手社員は
良くも悪くも、そのような影響を
受けやすい傾向にあります。
そうなってしまわないためにも
職場の雰囲気づくりが求められることは
わざわざ申し上げるまでもないことでしょう。

5月になり、新人の方が配属されたという企業様も
多くいらっしゃるかと思いますが
そのような新人の方たちに
悪い習慣が身についてしまわないよう
律するべきところは律するよう
気持ちを改める良いタイミングかもしれません。

今週はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いいたします。

著者情報

東宮 美樹

株式会社ジェイック 取締役

東宮 美樹

1974年生まれ 鹿児島県種子島出身。1997年筑波大学第一学群社会学類を卒業。新卒でハウス食品株式会社に入社。営業職として勤務した後、HR企業に転職。約3,000人の求職者のカウンセリングを体験。2006年にジェイック入社「研修講師」としてのキャリアをスタート。コーチング研修や「7つの習慣®」研修をはじめ、新人・若手研修から管理職のトレーニングまで幅広い研修に登壇。2014年には前例のない「リピート率100%」を達成。2015年に社員教育事業の事業責任者に就任。専門分野は新人と若手育成、モチベーション・エンゲージメント改善、女性活躍等

【著書、登壇セミナー】
・新入社員の特徴と育成ポイント
・ニューノーマルで迎える21卒に備える! 明暗分かれた20卒育成の成功/失敗談~
・コロナ禍で就職を決めた21卒の受け入れ&育成ポイント
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