入社2年目社員の状況とは?
そもそも入社2年目の社員はどんな状況や心理状態にあるのでしょうか。まずはリーダーシップということは置いておいて、調査等も踏まえて、2年目社員の状況を紹介します。
入社2年目の本音「すでに辞めたい」
ソニー生命が行なった「社会人1年目と2年目の意識調査」によると、「就職した企業でどのくらいの間、働いていたいと思うか」という問いに対して、1年目社員は「定年まで働きたい」が最も多く31.6%となっている反面、2年目社員は「すでに辞めたい」が最も多い23.4%という結果になっています。
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出典)
ソニー生命保険株式会社「社会人1年目と2年目の意識調査」より引用
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000187.000003638.html
表を見ると、転職が一般化したとはいえ、入社したときは「定年までこの会社で働こう」と思っていた層が、実際に1年働いてみると「すでに辞めたい」「1~2、3年で辞めよう」と、その会社で働き続ける意欲を失ってしまっていることがわかります。
入社1年目は研修等も多く、すべてが学びの機会となるので適度な緊張感もあり、周囲からのフォローも手厚いので充実感を得やすい状況です。しかし、2年目になると、周囲の期待が「もう2年目だしな」とぐっと高まることで「仕事で指摘される」「フォローされなくなる」「2年目だから出来て当たり前」といった状況や反応が増えてきます。
入社2年目は成長への分岐点
社会人2年目というのは、後輩ができて身が引き締まったり、モチベーションが上がったりする層もいれば、上記のような理由で悩む層もいるという時期です。まずこの時点で、「同期」のなかでも意識の差、成長の差が付き始めます。
また、入社2年目は、会社のこと、仕事のこと、周囲との人間関係など、1年目は考える余裕もなかったことが徐々に見えてきたり考えたりする余裕も出てきます。考えると「自分の仕事の能力は足りているのか」「他社の2年目と比べて自分はどうなのか」「今後のキャリアはどうなるのか」とさまざまな悩みも出てきます。
前述した「入社前の想像とのギャップ」や「2年目になってケアされなくなった」「周囲からの期待値が高まった」等による悩みやモチベーションダウンも同様です。これらの悩みをうまく解消して成長に迎える層と、その場で立ち止まってしまい悩み続ける層でも、成長に大きな差がついてきます。
日本のビジネス社会では、「入社3年で一人前になる」という風潮が強いですが、3年で一人前になれるかどうかは、じつは2年目にかかっているのです。伸びている層をさらに伸ばす、悩みを抱えている層をフォローして成長軌道に乗せる、両面において、2年目社員に対する企業側のフォローが重要です。






