
リーダーシップ研修の効果性を高めるには、以下のグループワークを取り入れるのがおススメとなります。
ベストチーム
各チームを企業と位置づけ、業績や利益が高い「ベストチーム」を目指すゲームです。ベストチームでは、PM理論というマネジメント理論をベースとした全22種類の青色カード(行動カード)と、青色カードの収集で入手できる赤色カード(得点カード)を使います。青色カードは、以下の2種類に分かれます。
- 業績を上げる行動が書かれたカード(11種類)
- 関係を高める行動が書かれたカード(11種類)
ゲームでは、最初に配布された7枚の行動カードを見ながら、「どのカードをそろえるか?」や「ライバルチームとの交渉にどのカードを使うか?」を考えます。当初はカード枚数も少ないため、どのチームでも明確な戦略立案は難しい状態です。
しかし、メンバーとの情報共有や意見交換、役割分担をうまく行なうことで、獲得ポイントを確実に積み重ねられます。
ベストチームをグループワークに取り入れると、リーダーに求められるPM行動(Perfomance/Maintenance)のバランス、目標達成に向けた計画立案の重要性、Win‐Winの交渉をするために相手チームの要望に耳を傾けるコミュニケーション力や交渉力などが身に付きます。
コンセンサスゲーム
与えられた課題について、4~6名程度のメンバー全員で話し合い、合意形成(コンセンサス)をするゲームです。よく知られた以下のようなゲームも、コンセンサスゲームの一種です。
コンセンサスゲームを行なうと、複数人がいるなかでの合意形成するプロセスを学べます。また、相手からのコンセンサスをえるためにすべきこと、交渉スキル、コミュニケーション力の向上等が期待できます。
また、外部からのフィードバックなどを受けると、自分のコミュニケーションやリーダーシップスタイルを現状確認することもできます。
THE商社
THE商社は、3~6人ほどのチームを組み、ライバルチームと交渉や取引をしながら、自分のチーム(自社)を成長・拡大させていくゲームです。
計画・行動・決算の3つで1ターンとなり、合計4ターンでの最終利益を競い合います。
ゲームを通じて、Win-Winの関係を自発的に作る重要性を実感できます。また、チームの負債を残さないことを心がけることで、メンバー全員の主体性やリーダーシップも育まれやすくなります。
ビズストーム
参加者一人ひとりが社長になって企業を成長させていくビジネスゲームです。ビズストームの最大の特徴は、「顧客に価値を提供し、競合のなかから選んでもらう」というビジネスの原則を起点とし、経営戦略やマーケティングを重視している点です。
ビズストームでは、以下のようなビジネスの基本を理解することができます。
- 利益の仕組み
- 価格設定
- 経営資源の配分
- 価値創造
- 人材活用
など
また、ビズストームは、リーダーシップをとるうえで欠かせない戦略的思考の習慣づけにも効果的です。振り返りやフィードバックを通じて自分の考え方の癖に気付くことで、自律的に動けるようになったり、視野が広がったりするメリットもあります。
トナリノココロ
「承認」を至るところに散りばめた協力型のコミュニケーションゲームです。参加メンバーは、企業の「特命部」社員として全社の課題解決を目指していきます。
ゲームのプロセスを通じて、承認の重要性や「承認する/される」ためのポイントを身に付けられるのが、トナリノココロの最大の特徴です。
ゲーム内では「承認」をルール化しているため、一般的な研修では照れくさい気持ちを伝えるなどの活動で、研修内の人間関係や雰囲気をよくできる利点もあります。