- 人間関係のトラブル
- ハラスメント
- 過重労働
- 仕事の失敗や重い責任の発生
職場でのメンタルヘルス不調の原因となるのは、次のようなことです。
人間関係のトラブル
人間関係は、職場の心理的快適さに影響する要素として最も大きなものです。人間関係のトラブルが原因で、メンタルヘルス不調に陥ってしまう労働者もかなり多くいます。なお、職場の人間関係のなかでも、上司と部下の関係が良好であるか否かが働きやすさに大きな影響を与えます。
ハラスメント
職場でのハラスメントによって、メンタルヘルス不調になる労働者も多いです。職場で起こるハラスメントとしてはパワーハラスメント(パワハラ)、セクシュアルハラスメント(セクハラ)、マタニティハラスメント(マタハラ)、また、カスタマーハラスメント(カスハラ)などが主なものです。
2022年4月にはパワーハラスメントの防止措置法である、パワハラ防止法(正式名称:改正労働施策総合推進法)の対象が、中小企業へと広がりました。職場でのハラスメントによるメンタルヘルスの不調、精神疾患の発症は、企業にとって大きなリスクとなり得ます。
過重労働
過重労働も、メンタルヘルス不調の典型的な原因の一つです。特に、長時間労働に伴って労働者が十分な睡眠時間を確保できなくなることは、メンタルヘルス不調の大きな要因となります。
事業者には、労働者が心身ともに健康を維持できる睡眠時間を確保可能するなどの労務管理が求められています。働き方改革が進んだ中で、勤怠管理に関する世間の目は非常に厳しくなっていますので、過重労働によるメンタルヘルス不調の発生は企業イメージの悪化等にもつながるリスクがあります。
仕事の失敗や重い責任の発生
業務上の失敗や重い責任の発生も、大きなストレスがかかるため、メンタルヘルス不調の原因となります。ビジネスパーソンは責任を背負ったり、失敗を経験したりする中で成長する側面があることも事実です。ただし、若手や中間管理職に重すぎる責任がかからないようにしたり、ストレス耐性や負荷状況に応じてフォローを徹底したりすることが大切です。