自ら考え行動する社員を育成する方法
HRドクターを運営する株式会社ジェイックは、企業向けに社員研修を提供しています。すると、多くの経営層から「社員に自ら考えて行動してほしい」「うちの社員は受け身で……」というご相談をよく頂きます。そもそも、自ら考えて行動する社員とはどのような社員でしょうか。そして、どうやって育てられるでしょうか。本章では、自ら考え行動する若手社員を育成するための基本を確認します。
「自ら考え行動する」社員とは?
「自ら考え行動する」社員とはどういう人を指すのでしょうか。まずイメージされるのは「自発的に発言したり、主体的に行動したりできる人」です。このような積極性は、経営層が望む「自ら考え行動する」の要素の一つです。
しかし、組織が求める「自ら考え行動する」とは、空気を読まずに発言したり、自分勝手に行動したりすることとは異なります。つまり、積極性と同時に「組織全体を見て考えて行動できる」視座の高さや協調も重要な要素です。
「自ら考え行動する」社員を育てる方法
「自ら考え行動する」社員を育てるにはどうすればよいでしょうか。最も重要なことは、「考えさせる」クセをつけることです。特に、インターネットで検索するのが当たり前の環境で育ったデジタルネイティブ世代は自らの頭で考える経験が少なく、すぐに答えを求める傾向があります。
しかし、ビジネスにおける意思決定や施策はインターネットで検索しても答えはなく、そもそも正解がないことも多いです。したがって、常日頃から「考えさせる」ことで、“自らの頭で考える習慣”を身につけさせることが大事なポイントです。
最近の若手は無駄なことをせずに効率的にしたいと考える傾向も強くあります。効率を求めるという思考も否定されるものではありません。しかし、一歩間違えると、効率的なやり方ばかりを求めて行動しないという傾向にもつながります。
考える習慣を若手社員が身に付けたら、次はどう行動するかを考えさせるようにしましょう。彼らは効率的にゴールにたどり着きたいという気持ちは強いですが、決して自分が考えて行動したことが形になることがイヤなわけではありません。
「自ら考え行動する」社員を育成するためには、まずは「考える」→「行動する」というパターンを習慣化させることが最も基本となるポイントです。






