優秀な若手が辞める会社の特徴
まずは優秀な若手が辞めやすい会社が持つ3つの特徴を確認しておきます。なお、ここでの若手は入社2~3年目を想定しています。
特徴① 能力を活かしきれていない
まずあるのが「優秀な若手を活かしきれていない」会社です。もちろん、いくら優秀でも、入社2、3年目の若手にいきなり重要な仕事を任せることは難しいでしょう。
しかし、同じ若手同士で特別扱いをするのは良くないといった考え方から、スキルや経験を問わず誰でもできる仕事ばかりさせていたら、優秀な若手のモチベーションは低下する一方です。
最近の若手は優秀層ほど、リーマンショックやコロナ禍を見ながら育ち、「会社は守ってくれない」「自分の能力だけが自分を守る材料になる」ことを自覚しています。また優秀であるほどインターネットでの情報収集や横のネットワークも持っています。そのなかで「この会社における成長可能性」に見切りをつけて転職してしまうのです。
特徴② 入社前後でギャップがある
入社前と入社後でギャップがある会社も要注意です。
例えば、就職活動では「君は幹部候補生だ」と言われたものの、入社したらそんな様子はまったく見られない。入社前はクリエイティブな仕事や素晴らしい資料を作成してお客様にプレゼンするなどかっこよく仕事する姿をイメージしていたのに、退屈な仕事ばかりさせられるとギャップを感じたり、だまされたと思ったりして、簡単に退職します。
上記による退職は比較的早期に発生する傾向が強いですが、例えば、入社前に「若くして昇進した」「入社数年で抜擢された」事例を打ち出して採用したが、会社のステージなどが変わるなかで、上のポジションが詰まって抜擢などの可能性が低いことがわかってくる、といったケースは入社2,3年目に生じがちです。
特徴③ 上司とのキャリアや成長に関するコミュニケーションが少ない
優秀な若手が辞める会社では、上司やマネジメント層の若手社員に対する現状認識が甘い、もしくは不足しがちです。
結果的に、若手の関心事などを無視して業務や成果のコミュニケーションが中心となり、本人のキャリアや成長展望に関する時間軸やスピード感を把握できずに、特徴①のような失望を生み出していきがちです。







