新入社員がビジネスメールを作成する際に陥りがちな罠
新入社員が陥りがちな罠① 思いつくままに書いていって長文になってしまう
新入社員がやってしまいがちなメールミスに、「内容をしっかり伝えなくては」と思うあまり、説明が回りくどくなってしまったり、長文になってしまったりすることがあります。新入社員に悪気はありませんが、メールを受信した側からすると、「何を言っているのかよく分からない」となります。
ビジネスメールは、忙しい相手に対して、「端的に用件を伝える」ことが基本です。口頭での報連相等で話が長くなるタイプ、結論先行で言えないタイプほど、メールも長文で回りくどくなりがちです。
メールのほうが「書く」作業が入る分、結論先行や「報告が3点あります」といった箇条書きによる簡潔な表現はしやすいでしょう。見直して修正する癖を付けさせることで、口頭も含めた“相手が受け取りやすい報連相”を指導しましょう。
新入社員が陥りがちな罠② SNSのノリで書いてしまう
最近では、若者の情報伝達はLINEを主とするSNSが中心です。ビジネスでも、社内やパートナーとのコミュニケーションにLINE WOKRSやSlack、Chatworkなどのビジネスチャットを導入する企業は増えています。ビジネスチャットは宛先や余計な挨拶を省いて、テンポよく会話が進むのが利点です。
一方で、ビジネスチャットの感覚でビジネスメールを書いてしまうと、相手によっては「失礼」「礼儀知らず」と感じてしまうこともあり得ます。手紙 ⇒ メール ⇒ ビジネスチャットやSNS という順番で余計な装飾がなくなり、簡易化されてきました。
20代後半以降の層などは、メールの時代に入社した後にビジネスチャットやSNSをビジネスで使い始めた人が多く、ビジネスチャットやSNSで“マナーを崩す”感覚を知っています。ビジネスメールにおけるオフィシャルな言葉遣いの土台があるからこそ、ビジネスチャットやSNSにおいて、TPOをわきまえた適度なフランクさ、カジュアルさを出すことができるのです。
しかし、いまの若手はビジネスチャットやSNSの敬語や言い回しが当たり前のところから、“ビジネスメールの作法を身に付ける”感覚です。オフィシャルな言葉遣いという、まったく新しい知識を習得させる必要があります。相手との関係性を踏まえて、文面を使い分けられるように指導しましょう。
新入社員が陥りがちな罠③ 未読メールを溜めてしまう
会社によってはグループメールなどに入ると、メールの受信量が1日に数百通ということもあります。メールの受信数が1日3桁になってしまうような状況は会社としても改善が必要かもしれませんが、十分にあり得ます。
メールやビジネスチャットの受信量が多い場合には、未読メール等が溜まっていないかは定期的に確認したほうがよいでしょう。また、読んだメールの対応漏れが生じないようにするノウハウ(スターを付ける、ブックマークをする等)も大切です。顧客からのメール等を見落とせば大きなトラブルになりますので要注意です。






