新人の指導をしながら仕事で成果を上げる方法をご紹介します。これらのポイントを押さえて、新人育成をぜひ自身の成長につなげましょう。
【1】自分の知識を整理する
新人の育成は、自分が持っている知識の整理に役立ちます。なぜなら、新人の教育担当になることで、これまでの仕事の経験や知識を、客観的に見つめ直すきっかけになるからです。
新人は指導者の指示に従って動きます。自分のやり方を実践させ、それを観察することで、今までの仕事の手法を客観視できます。
自分が漠然と行っていたことを新入社員にやってもらうことで、「もっと効率的な方法があるのでは?」と業務改善の糸口をつかめることもあります。
ちょっとした意識を持つだけで、仕事の成果がまったく異なるものに変わっていくのです。
【2】世代の違う社員の考え方や視点を吸収する

仕事を覚えてそれなりに業務をこなせるようになると、自分を振り返る機会が減っていきます。他の社員から意見を聞く機会も極端に減ってしまうでしょう。
この状態が継続して思考が固定化されると、成長のスピードが鈍ってきます。しかし、新人の指導で世代の違う社員の考え方に触れることが、新しい視点を受け入れるきっかけとなることがあります。
また、世代を超えた柔軟な考え方を身に付けることで、業務を円滑に進めやすくなる点もメリットです。「世代が違うからこそ得られるものがある」という意識を持ち、新人の育成に向き合いましょう。
【3】指導者としての責任感を身に付ける
新人のミスは、指導者である者の責任でもあります。「これくらいはできるはず」という身勝手な価値観を、若手社員に押しつけてはいけません。
ミスをした新人を叱りつけるのではなく、ミスを繰り返さないための対策を本人に考えさせ、答えを導けるようにすることが指導者の役割です。
若手社員を温かく見守り、正しい方向へと導く過程で、自然と責任感が身に付くようになります。新人がたくましく成長していく姿は、指導者としての自信につながるでしょう。