ヘッドハンティングとは?
ヘッドハンティングとはどういうものか、まだ広く知られていないところもあります。ヘッドハンティングの概要や人材紹介との違いを解説します。
ヘッドハンティングの意味
ヘッドハンティングは、英語を直訳すると「首狩り」という少々物騒な意味になります。
ここでヘッドというのは、組織のトップや幹部クラスの人材、いわゆる「CxO(Chief x Officer)」と呼ばれる経営幹部、また特定のスキルを持った優秀な人材を指します。
こうしたハイクラスの人材をピンポイントに口説いて自社に引き入れる活動が、“首を狩る”ようだとして、ヘッドハンティングといいます。
ヘッドハンティングは欧米では一般的であり、他社から人材を引き抜いて自社のCXOに据えることは珍しくありません。
ヘッドハンティングの有名な事例として、たとえば、アップルの創業者、スティーブ・ジョブズが、当時ペプシコーラの副社長であったジョン・スカリーを引き抜いたケースがあります。
ジョブズの口説き文句、「あなたは、残りの人生も砂糖水を売ることに費やしたいのか、それとも世界を変えるようなチャンスが欲しいのか?」という言葉は非常に有名です。
ジョン・スカリーは、ヘッドハンティングを受け、後にアップルコンピューターの社長を務めることになりました。
ヘッドハンティングの種類
ヘッドハンティングは、自社の関係先や知り合いなどに声をかけるケースと、ヘッドハンティング会社に依頼するケースがあります。
自社で行えば費用は掛かりませんが、引き抜く会社との関係が悪くなったり、そう都合よく候補者が見当たらなかったりするケースも多いでしょう。
ヘッドハンティング業者に依頼すると、ある程度まとまった費用は掛かりますが、手間がかからず、よけいなリスクもありません。
ヘッドハンティングと人材紹介の違い
ヘッドハンティングと似た業態として、人材紹介業があります。2つの違いはどこにあるでしょう。
基本的にヘッドハンティングが対象としているのは、ハイクラスの人材のみです。
そして、現在、就業中で転職の意思がまだない状態から話をして、依頼先のポジションに移るように交渉・調整をしていくのがヘッドハンティングです。
これに対して、人材紹介は転職を考えている登録者の中から求人企業の条件にマッチする人材を見つけて紹介するサービスです。
扱う人材は第二新卒層などからキャリア層まで幅広くなります。
もちろん上位層の人を支援することもありますが、CXOクラスは自分の人脈等で転職することも多く、人材紹介会社に登録するケースは少ないでしょう。
なお、上記のような一般的な人財紹介を「登録型」、ヘッドハンティングを「サーチ型」とも呼びます。






