「なぜ我々は働くのか」あなたにとっての答えは何ですか?【人を残すvol.73】

2021/04/14

経営者向けメールマガジン「人を残す」fromJAIC

「なぜ我々は働くのか」あなたにとっての答えは何ですか?

皆 様

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

前回、母の介護のことについて書きましたが、そこで触れたように

意識して笑顔で話しを聞くようにしています。

すると、ショートステイ先での出来事を嬉々として、話してきます。

繰り返し、聞くことも多いのですが。。。

その中で、母がショートステイ先で気を付けていることを教えてくれました。

ひとつ目は、サポートをしてくれる職員・スタッフだけではなく

同じ入居者の名前も覚えるようにしているとのこと。

ショートステイ先には、20名の入居者がいるそうですが

20名の名前は全部覚えたとのことです。

やるなー、お袋!

そして、もうひとつが、人を褒めること。

本人の話しを聞くと、顔!や服のことを褒めていることが多いようです。

また、うちの母曰く

70代の女性の方はお嫁さんのことをよく言わないけど、80歳以上の人は

みんなお嫁さんを褒めるそうです。

本当かな?

 

さて、今回は1冊の本を、ご紹介させていただきます。

4月の頭に、今年、大学を卒業し、新入社員になった方と会いました。

そこで、お祝いとして本を1冊プレゼントしました。

その本は、田坂広志さんが書かれた

「仕事の思想」(PHP研究所刊)

です。

田坂さんの本は素晴らしい本ばかりで、新刊がでると必ず

購入していますが、特に、この本は新たに社会人になった人に

お薦めしています。

弊社では、新入社員にお薦め書籍を提示していますが

その中の1冊でもあります。

本書のはじめで、田坂氏がこの本のテーマを書いています。

以下、引用します。(p8-9)

 

なぜ我々は働くのか。

その問いを、胸中に深く、問い続けることです。

しかし、この問いに対しては、誰も答えを教えてくれません。

もちろん、職場の先輩や上司に聞けば、

その人なりの答えを、教えてくれるかもしれません。

けれど、その答えは、あくまでも、

その先輩や上司にとっての答えであって、

私たち自身にとっての答えではないのです。

だから、この問いに対しては、

私たち自身の答えを、見出していかなければなりません。

私たち自身が、日々の仕事に取り組みながら、

「自分にとっての答え」を、見つけていかなければならないのです。

(田坂広志『仕事の思想』,PHP研究所,2003,p8-9)

 

皆さんにとって、「なぜ働くのか」の答えは何でしょうか?

このメルマガを書くにあたり、本書を再読しましたので

管理職・マネージャーの方にとって、参考となる

フレーズを抜粋します。(p170-191)

 

第7話 地位/部下の人生に責任を持つ覚悟 より

義務と責任が人間として成長させてくれる

一つの意味は、「仕事のリスク」に責任をもつことによって成長できる

もう一つの意味は、「部下の人生」に責任をもつことによって成長できる

「部下の人生」に責任を持つとは、「部下の成長」に責任を持つこと

「部下の成長」を支えるために、マネージャーに求められるものは、

自分自身が成長することに尽きる

自分自身が成長しているから、マネージャーの地位につくのではない

マネージャーの地位につくから、自分自身が成長していかなければならない

他人の人生に責任を持つものが、最も成長できる

(田坂広志『仕事の思想』,PHP研究所,2003,p170-191)

 

仕事を始めたばかりの方だけでなく、仕事を何年もしてきた方にとっても

参考になる捉え方、思索の視点が満載です。

本書は、田坂さんの体験談をベースに話が展開していくので、物語的で

大変読みやすいです。

お読みになったことがない方は、強く一読をお薦め致します。

また、お読みになったことがある方も、再度、手に取ってみては

いかがでしょうか。

「仕事の思想」 田坂広志著 PHP研究所 2003年 533円(税別)

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 取締役|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業。新卒で大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。専門は組織開発、戦略人事、教育体系の構築等

⼤カテゴリ:

関連タグ:

関連記事

企業の採用・教育に役立つノウハウ

採用・教育にお困りでしたらご相談ください

pagetop