Q.貴社の沿革と事業内容について教えてください。
井無田様:弊社は2018年3月に設立し、2019年2月からサービス提供を開始しました。主力事業は、企業向けのデジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」の開発・提供です。
「テックタッチ」は既存の業務システムにナビゲーション機能を重ねることで、ユーザーが迷わず操作できるようにするソリューションシステムです。「次に何をすべきか」が画面上にガイドされる仕組みは、カーナビのようなイメージですね。
サービス開始からわずか1年で、トヨタ自動車、三菱UFJ銀行、あいおいニッセイ同和損保、損保ジャパンといった日本を代表する大手企業への導入が進みました。直近では、自治体や省庁にも導入いただき、国内外ユーザー数は間もなく800万人に達する見込みです。
私自身は金融業界からキャリアをスタート。6~7年ほど勤めた後、スマートフォン向けのアプリの開発会社へ転職し、事業の立ち上げ方や経営の基盤を学びました。その会社で、スマートフォンが急速に普及し、私たちの生活や価値観を大きく変えていく様を目の当たりにしました。
一方で、当時の日本企業では印鑑文化が主流だったり、操作しづらいシステムを使ったりしながら仕事を進めていました。私自身、金融時代に使っていた業務システムには使いづらさを感じていました。
「優れたテクノロジーが存在するのに、現場で活かされていないのはもったいない。であれば、自分たちで“使いこなせるテクノロジー”を届けよう」。そう考えたことが、起業の原点となりました。






