
島様:前職で倒産の危機を間近に見ていたので、組織の大きくなることが怖いときもありました。
そのため、当初は小さくて強い会社を求めていたのですが、今は自分の思う「社会の役に立つ」会社になるためには、ある程度大きくした方がいいと思えるようになりました。
大家族主義での組織体制を基本とすることに変わりはありませんが、例えば当社が動いたときに広島市が良くなるとか、県が良くなるように、ある程度のところまでスケールしていきたいと考えています。
さらに、あくまで理想ですが、組織の管理コストゼロにしたいとずっと考えてきました。今後組織をスケールしていくうえで、管理コストは必然的に増えていくでしょう。
しかしできればコストはかからず、自律的集団のままスケールしていきたい。それをいかに家族主義の中で実現させていくかがテーマです。
マネジメント関しては意図的に緩くしているところがあり、そこは他社と違う点といえるでしょう。自律して動くためには何が必要か、上司が管理しなくてもいい判断ができるということになります。
そのため新入社員のときから経営に関する勉強の機会を与え、利益・コスト構造などしっかり理解し、判断できる人間を育てていきたい。そこで初めて、自分で思ったことを上司に聞くことなく行動できる組織となるでしょう。
その延長上に、管理コストゼロという理想に近づくことができます。
余談ですが、当社の社名はいろんな人の知恵を集める「ミックスナレッジ」という言葉と、当社が細胞(セル)や遺伝子を扱う仕事をしていることに由来しています。
細胞が分割して成長するように、同じ思いを持った人間が集い、知恵を集められたら素敵な会社になるのではないかと願いを込め、造語で「ミクセル」となりました。
今後もいい細胞分裂して、いい組織づくりに努めていきたいと思います。